すたいるのOBS情報メモブログ

OBS Studioに関する情報を主に投稿 / 何か困ったことがあればXのDMまで連絡ください。

OBS Studio に関するメモ

OBS Studioに関する情報メモを書いてる記事。
※「OBS Studioに関する個人的メモ」を移転しました。(現在は閲覧不可)
記事投稿日 2021年10月6日、最終投稿更新日 2023年12月11日 13時10分頃

かなり文字数が多いのでブラウザの検索機能をお使いください。
将来的に記事を分けて投稿したいと思っています。(現在作業中)
記事が見にくくて申し訳ありません。

ブラウザ検索ショートカット
Windows : Ctrl + F
macOS : Command + F

この記事は下記環境を使用しています。
Linuxは使っていないのでメモしてません。
特定のデバイスがないと表示されないソースもメモしてません。

Windowsの場合
OBS Studio 30.0.2 (それ以下のバージョン、開発版も含まれます)
OS : Windows 11 Pro 64bit (23H2)
CPU : Core i7 11700k
RAM : 32GB
GPU : GTX 1660 Ti (GeForce 546.29 ドライバー使用)
一部情報は前のパソコンで3770k/16GB/GTX 680 です。

Macの場合
OBS Studio 27.2.4 (それ以下のバージョンも含まれます)
macOS OS X High Sierra 10.13 (最新のmacOSは検証していません)
iMac (MC309J/A) (2011年モデル)
Core i5 2.5GHz/4GB/500GB/AMD Radeon HD 6750M 512MB
※新しいMac欲しい…

※記事に情報を掲載するにあたり細心の注意を払っておりますが、それらの情報の正確性、有用性、安全性について、また最新であるか、あるいはご利用の目的にそったものであるかについて保証出来ません。


何かあった際の連絡先

もしOBSで何かお困りごとがあれば Discord か X に連絡してください。
無料で自分が分かる範囲でOBSに関してサポートします。
基本1日以内に返信しますが、遅かったら体調崩してます。
他の連絡手段がいい場合はコメントで提案をお願いします。

Discord : _csjp
X (Twitter) : @style1925 (フォローしたらDM送信できます)
※もしフォローしてもDMが送信できない場合はリプライでお知らせください。

★連絡する際に書いてほしいこと
・発生している状況
・試したこと
・OBSのログファイルURL
※ヘルプ → ログファイル → 現在のログファイルをアップロード でURLが発行可
・OBSのクラッシュログ (発生してる場合は)

初めに

OBS について

ビデオコンテンツのキャプチャ、合成、エンコーディング、配信、録画を効率的に行うために設計されたオープンソースソフトウェアです。
OBSは GPLv2ライセンス のもとで配布されています。
このライセンスの概要は、OBSは誰でも、どんな理由でも、自由に使えるというものです。
他の開発者は GPLv2ライセンス に定められたガイドラインに従う限り、OBSのコードを自分のプロジェクトで使用することができます。
OBSには透かしやその他の制限はなく、制限なしで商用利用できます。

OBS は誰が開発してるの?

世界中のボランティア貢献者が自由時間に開発に貢献しています。
フルタイムの開発者は2名しかいません。(2022年時点での情報)
Lain (フルタイムの開発主任兼プロジェクトメンテナー)
・Dillon (この記事でフルタイム開発者と発表)
開発された内容の取り込みに関しては、OBS Projectのメンバーによって実行されます。

OBS は誰が作り始めたの?

OBSは「Lain Bailey」という方が作り始めました。
※2023年5月20日に名前を「Hugh Bailey ("Jim")」から「Lain Bailey」に変更されました。

2012年09月01日に Reddit へ下記投稿がされてスタートしました。
I made a streaming application so I could stream startcraft. Now it's open source and free for everyone : starcraft
2022年にOBSは10周年を迎えました!

OBS の日本語訳は誰がしてるの?

OBS Studioの翻訳は Crowdin でボランティアがしています。
ボランティアがしているので誰でも翻訳に貢献することができます。
もしOBSの日本語翻訳に興味がある人は下記ページを読んで参加してください!
How To Contribute Translations For OBS · obsproject/obs-studio Wiki · GitHub

ちなみにここ数年の日本語訳はほぼ私がしています。翻訳貢献してくれる人増えてほしい…

OBS ロゴの意味は?

ロゴの三つ巴(Tomoe)に特別な意味はなく、OBSを作り始めたLain(旧名 : Jim)が気に入ったので使っただけのアイコンのようです。

情報元
warchamp7 comments on Does the OBS logo have meaning or it's just a custom design?
Meaning of the OBS Logo? | OBS Forums

OBS Studio と OBS Classic って何が違うの?

「OBS Studio」は「OBS Classic」を1から書き換えたバージョンです。
※書き換えに伴い「OBS Classic」の開発は停止されました。
元のOBSと違い「Windows/macOS/Linux」のマルチプラットフォームに対応しています。
OBS Classicにあった機能の一部が未実装ですが、多くの機能をサポートしています。
今からOBSを導入する人は「OBS Studio」をおすすめします。

OBS Studio に移行したい!

Streamlabs Desktop、XSplit、OBS Classic から OBS Studioに移行したい場合はシーンデータはコンバート(変換)することができます!
バージョン25.0からはコンバート出来る機能がOBS本体に追加されました。
インポートに関しては下記記事で解説しています。
style1925.hateblo.jp
インポートが実装される前はコンバート出来るサイトもありました。

OBS Studio がダウンロード出来ない

※2018年08月末以降はCDNを利用するように変更されダウンロードが高速化しました。
一部環境(回線の相性)では問題が出る場合があります。(失敗/遅いなど)
発生した場合は、下記解決案をお試し下さい。
もし試しても解決しない場合は、お使いの環境が悪いです。

1、ブラウザを変更する。(例 : Edge → Chrome に変更など)

2、時間を変えてダウンロードする。(回線業者によっては速度が遅い)

3、torrent を使いダウンロードする。 (ダウンロードページに記載があり)

OBS Studio はどのバージョンを使うのがいい?

筆者的には、最新版を使用するのおすすめします。
極論ですが、どのバージョンを利用してもバグ/不具合はあります。
もし最新版で発生するなら GitHubで報告 しましょう。
誰かが報告しなかったら修正されません。

OBS Studio の動作に問題が発生している場合の対処法

自分が今まで収集した情報を書いています。
あなたの設定次第でOBS Studioは軽くしたり、重くしたりできます。

おかしい/動作しない/フリーズ/重い/かくつく/カクカク/処理落ち

いくつか原因が考えられます。
思いつく限りまとめてるのでそれぞれの項目をチェックしてみてください。
エンコード時に処理が間に合っていない場合はこんな文字列が出たりすることもあります。

★バージョン 28以降「エンコードが高負荷です! 映像設定を下げるかより高速なエンコードプリセットを使用することを検討してください。」
★バージョン23.1以降(27.2.4まで)「エンコードが高負荷です! 映像設定を下げるかより高速のエンコードプリセットの使用を検討してください。」
★バージョン20.0以降(23.0まで)「エンコードが高負荷です! 映像設定を下げるかより高速のエンコードプリセットの使用を検討してください。」
★バージョン0.13.1以降(22.0.3まで)「エンコードが高負荷です! ビデオ設定を下げるかより高速のエンコードプリセットの使用を検討してください。」

まずはじめにすること

パソコンスペックを確認する

スペック不足の場合は処理落ちします。
コンピューター上で同時に動作している他のアプリケーションを減らして負荷を検証してみてください。
もし他のアプリケーションを終了して快適に配信出来るのであれば設定ミスかスペック不足です。

OBSのシステム要求を満たしてるか確認してみてください。
OBS Studio システム要求【2023年】 - すたいるのOBS情報メモブログ

インストール先を確認する

OBSをHDD(ハードディスク)にインストールしている場合はSSD(ソリッドステートドライブ)にOBSをインストールしなおして動作が改善するかお試しください。
HDDはアクセス速度が遅いので動作に問題が出る可能性があります。

データの読み込み先を確認する

以下のソースで読み込み先が「ネットワーク/NASドライブ/遅いドライブ」だったりする場合はOBSがフリーズすることがあります。
ファイルをローカル(OBSと同じドライブ)に移動するか、該当ソースを削除してください。
問題のあるところからのファイルを含めると内部の遅延が増えて問題を引き起こしたりする可能性があります。

・テキストソース
・メディアソース
・画像

OSの更新がないか確認する

OSの更新をしてみて改善するかお試しください。
もし駄目な場合は、ロールバックしてみるのもしてみてください。

ドライバーの更新がないか確認する

Windows環境では特にドライバー側の更新がないか確認してください。

■グラボのドライバー更新方法 (NVIDIAのみ掲載)
★注意事項
バイス マネージャー」で「ドライバーの更新」を試そうとする人が居ますが、最新版のドライバーはこの方法ではインストールされません。
必ず下記方法で更新をしてください。

GeForce Experienceがパソコンに入ってる場合
ログインして、ドライバータブよりダウンロードして更新してください。
この方法でうまく更新が出来ない場合は、1つ下のNVIDIA公式サイトよりドライバーをダウンロードしてインストールをしてください。
※更新後は必ずパソコンを再起動してください。

GeForce Experienceがパソコンに入ってない場合
NVIDIA公式サイト からドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
この方法でも上手くいかない場合は「DDU ドライバー 再インストール」と検索してその手順でドライバーをクリーンインストールしてください。
※更新後は必ずパソコンを再起動してください。

セキュリティソフトを導入してる場合

セキュリティソフトが問題を引き起こしている可能性があります。
保護を一時的に無効化にして問題が発生しないかチェックしてください。
一時的に無効にしてもダメな場合は、セキュリティソフトをアンインストールして問題が発生しないかもチェックしてみてください。

アプリケーション競合の場合

いくつかのサードパーティ製アプリケーションはOBS Studioの動作を妨げる可能性があります。
下記ページ(英語)に書かれてるアプリケーションは問題が発生した場合、無効にするか削除する事を検討してください。
obsproject.com

パソコンの負荷を確認

Windows環境の場合
タスクマネージャーで使用率を確認してみてください。
ただしGPU(グラボ)の使用率はタスクマネージャーでは低く表示されるので別ツールで見るのをおすすめします。
例えば「GPU-Z」というソフトを使い「Sensors」タブにある「GPU Load」を確認してみてください。

Mac環境の場合
アクティビティモニターで使用率を確認してみてください。

セーフモードを利用してみる

バージョン 30.0 で実装されました。

セーフモードは、サードパーティプラグインスクリプト、WebSocketが無効でOBSを起動することができます。
もしセーフモードでOBSの動作が問題ない場合は、導入したプラグイン/スクリプトに問題があります。

セーフモードの確認ウィンドウ及び検出を無効にしたい場合は --disable-shutdown-check を起動パラメータに設定してください。
起動パラメータに関しては下記記事で解説しています。
【2023年版】OBS Studio 起動パラメータ - すたいるの情報メモブログ

OBS Studio の統計を確認してみる

配信 または 録画 をしながら下記ウィンドウを開いて負荷を確認します。
「メニューバー → 表示 → 統計」を開く。(19.0以降利用可能)
OBSにドッキングしたい場合は「メニューバー → ドック → 統計」

各項目に関しては 統計ウィンドウ をご覧ください。

OBS Studio のログファイルを分析してみる

OBSのログファイルを分析するツールが公式より提供されています。
ログに問題が記録されている場合、解決方法を教えてくれます。
お困りの場合は一度お試しください。(結果ページは英語で表示されます。)
※ログファイルがOBS Projectが管理するサーバー上にアップロードされます。

1、「ヘルプ → ログファイル → 現在のログファイルをアップロード」する。

2、ポップアップでアップロードが完了したことが出るので「分析」をクリック

3、ブラウザでログファイルを分析した結果が出るので、問題点を改善する。

起動などが出来ずログファイルをアップロード出来ない場合
ログファイルを直接アップロードして診断してみてください。
Analyzer | OBS

ログファイル位置
macOS : /Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/obs-studio/logs
Win : C:\Users(ユーザー名)\AppData\Roaming\obs-studio\logs

OBS Studio のバージョンを確認してみる

OBS Studio のバージョンが古い場合

一度最新版に更新してみてください。
更新後は一度パソコンを再起動してみるのをおすすめします。

OBS Studio のバージョンアップで発生した場合

再インストール または バージョンを戻す などしてみてください。

バージョンアップの豆知識

最新バージョンがリリースされても少し待ってからバージョンアップをやるのがおすすめです。
リリース直後は何かと問題が発生しやすいです。
1ヶ月~2ヶ月ぐらい待っても修正バージョンがリリースされてなければ更新をお考えください。

再インストール/バージョンを戻す場合

一度OBSをアンインストールしてみることをおすすめします。
Windows版はアンインストール時に設定削除のチェックがあるので間違えて付けないように気をつけてください。
プラグインを導入している場合は特にバージョンアップで不具合が発生しやすいです。
そういうのもあるので、一度アンインストールしてクリーンな状態にして問題が発生するか確認してみてください。

再インストールしても駄目な場合は一度設定を全てリセットして1から構築するのも1つの手です。(最終手段)

★バージョン 29.1.3をダウンロードしたい場合
Release OBS Studio 29.1.3 · obsproject/obs-studio · GitHub

★バージョン 29.0.2をダウンロードしたい場合
Release OBS Studio 29.0.2 · obsproject/obs-studio · GitHub

★バージョン 28.1.2をダウンロードしたい場合
Release OBS Studio 28.1.2 · obsproject/obs-studio · GitHub

★バージョン 28.0.3をダウンロードしたい場合
Release OBS Studio 28.0.3 · obsproject/obs-studio · GitHub

★バージョン 27.2.4をダウンロードしたい場合
Release OBS Studio 27.2.4 · obsproject/obs-studio · GitHub

★バージョン 27.1.3をダウンロードしたい場合
Release OBS Studio 27.1.3 · obsproject/obs-studio · GitHub

もしも不具合の場合

不具合報告」をしてください。
GitHubのアカウントが必要です。

特定のソースの不具合メモ

各項目に詳しく書いてます。
ここは簡易で記載しています。

アプリケーション音声キャプチャ

定期的に音声にノイズが発生します。
詳しくはこちらのページに記載しています。

画面キャプチャ

画面の切り替えができない環境があります。
詳しくはこちらのページに記載しています。

特定バージョンの不具合メモ

そのバージョンで発生した不具合をメモしています。
全ての不具合をメモしているわけではありません。
あとで過去バージョンの不具合も書くつもり。

プラグインなど導入してる場合はそれが原因で発生することがあります。
必ずアップデート前にプラグインを更新または最新版に対応してるか確認するようにしましょう。

バージョン 30.0.1

Mac環境
OBSがクラッシュする可能性があります。
バージョン 30.0.1へアップデートしてクラッシュ問題が発生した人はバージョン 30.0にするかバージョン 30.0.2へ更新してください。
Open Broadcaster Software | OBS
※バージョン 30.0.2 で修正

バージョン 30.0

・録画の最多重化
最多重化した場合に、次のファイルを追加する ... が表示されない模様
OBSを再起動またはドラッグアンドドロップ(管理者権限で起動してない場合)では追加できます。
情報元 : Cannot remux more files after finishing a remux task until restarting OBS · Issue #9878 · obsproject/obs-studio · GitHub

・シェーダーキャッシュ (Windows)
対応している環境なのに、下記エラーが表示されてOBSが起動しない
「Failed to Initialize video. Your GPU May not be supported, or your graphics drivers may need to be updated.」
※バージョン 30.0.1 で修正

対処法
1、Windowsキー + Rキーを押す
2、ファイル名を指定して実行が出るので下記を入力してOKを押す
shell:Common AppData
3、obs-studioフォルダを開く
4、shader-cacheを削除する
5、OBSを起動してみる

情報元 : OBS Studio cannot start on version 30.0 · Issue #9869 · obsproject/obs-studio · GitHub

バージョン 29.1.2

・設定 → 配信
「サービス」で「すべて表示...」した場合に選択したサービスは「カスタム」と表示されサーバーは空白で表示される。
※バージョン 29.1.3 で修正

配信開始ができない場合
バージョン 29.1.1 または バージョン 29.0.2 へ戻してください。

この問題に関して
Select service that needs to be "Show All", and it will not be displayed after saving. · Issue #9000 · obsproject/obs-studio · GitHub

バージョン 29.1.1

・シーンコレクション変更時

Source Cleanup Error
There was a problem while changing scene collections and some sources could not be unloaded. This issue is typically caused by plugins that are not releasing resources properly. Please ensure that any plugins you are using are up to date.
OBS Studio will now exit to prevent any potential data corruption.

上記エラーはサードパーティ製のプラグインが原因で発生します。
ただし以下の2つの設定をした場合はサードパーティプラグイン関係なしにエラーで落ちます。
※以下2つの不具合の場合は、バージョン 29.1.2 で修正

・仮想カメラでソース指定して仮想カメラ開始してシーンコレクションを変更
・この投稿にあるようなシーン構成をしている場合 (以下そのシーン構成)

  • scene 'シーン':
    • source: 'マイク' (scene)
    • source: '音声入力キャプチャ 2' (wasapi_input_capture)
  • scene 'マイク':
    • source: 'マイク 1' (wasapi_input_capture)
    • source: 'マイク 2' (wasapi_input_capture)
  • scene 'シーン 2':
    • source: '音声入力キャプチャ' (wasapi_input_capture)

バージョン 29.1

報告されてる不具合をまとめています。
29.1から発生してない場合はこの記事から削除します。

AMDエンコーダ
HDRで録画した場合の動画をYouTubeにアップロードしてもHDRが検出されないようです。
もしお困りの人はバージョン 29.0.2 にバージョンを戻してください。
情報元 : AMF Encoder HDR metadata missing / no longer detected by youtube after 29.1.0 · Issue #9195 · obsproject/obs-studio · GitHub

・ウィンドウキャプチャ (Windows)
ウィンドウキャプチャの選択肢がない場合に互換性情報が表示される。
表示された際にウィンドウキャプチャのプロパティがばぐります。
※バージョン 29.1.3 で修正

トランジション スティンガー
シーン切り替え時にクラッシュすることがあります。
29.1.1 まではバージョン 29.0.2 へ戻すか、29.1からの新機能「ビデオをRAMにプリロードする」にチェックをつけてください。
※バージョン 29.1.2 で修正

Macのエンコーダ
キーフレーム間隔がおかしくなってる模様。
配信などした際にキーフレーム間隔のエラーが出るかもしれません。
※バージョン 29.1.2 で修正

・「設定 → 配信」で「Restream」
Macのみ
アカウント接続するとクラッシュ

情報元
Crash when authenticating with streaming services · Issue #8836 · obsproject/obs-studio · GitHub
※バージョン 29.1.1 で修正

・「映像キャプチャデバイス」で「Elgato Game Capture HD」が動作しない。
原因 : 29.1で実装されたdllブロックが原因
※バージョン 29.1.1 で修正
※もしバージョン 29.1.1 で問題がある場合は 29.0.2 へ戻してください。

バージョン 27.2.0 / 27.2.1 を使ってる場合

両方のバージョンにはいくつかの問題があります。
2022年3月3日にリリースされた 27.2.3 か最新版をお試しください。
macOSユーザーは2022年3月2日にリリースされた 27.2.2
ダメな場合は1つ前の安定バージョン 27.1.3 もお試しください。

バージョン 0.16.0の場合

OBS Studioの位置が起動ごとにリセットされる不具合がありました。
バージョン 0.16.1以降では保存されるようになり、バージョン 0.16.2以降は画面外に置いても保存されるようになりました。

OBS Studio にプラグインを導入してる場合

プラグインをアンインストールしてみる

プラグインは色々OBSを便利には出来ますが、サードパーティー製のプラグインは問題を引き起こすことが多いです。
一度完全にプラグインを削除して動作に問題がないか確認してください。
特にOBSをアップデートした場合はプラグインのアップデートがないか確認してください。(アップデート後に対応してない場合が多い)
プラグイン側のアップデートを確認するのが面倒な人はプラグインの導入することをおすすめしません。

Logicool G HUBをインストールしてる場合

Logicool G HUB」をインストールしてる場合、OBSのプラグインフォルダに「logi_obs_plugin_x64.dll」が勝手にインストールされます。
OBSのプラグインフォルダから「logi_obs_plugin_x64.dll」を削除しても「Logicool G HUB」が起動する度にインストールされます。

下記報告にあるような問題(OBSを終了する際にクラッシュ、数時間後にクラッシュ)などが発生することがあったようです。
Logicool G HUBをインストールしてる人はお気をつけください。
OBS crashes when closing while streaming · Issue #8300 · obsproject/obs-studio · GitHub
OBS crashes every time they record video for more than 2 hours · Issue #8967 · obsproject/obs-studio · GitHub

プラグインアンインストール方法
※G HUBにあるOBSアクションが使えなくなります。
1、OBSを終了する
2、「C:\ProgramData\LGHUB\depots\数字\applet_obs」にある「logi_obs_plugin_x64.dll」を削除する
3、OBSプラグインフォルダにある「logi_obs_plugin_x64.dll」を削除する
4、OBSを起動する
※「Logicool G HUB」がアップデートされたらまた勝手にインストールされるので、手順1から毎回やり直す必要があります。

OBS Studio の不具合の場合

確認方法

不具合報告 がないか確認
確認しても見当たらない不具合の場合は報告してください。
誰かが報告しないと不具合は修正されません。

OBS Studio の設定がおかしくなってる場合

テスト方法

普通はしないですが、設定ファイルが壊れて動作不良を起こす場合があります。
一度設定フォルダ(obs-studio)を名前変更(obs-studio2などに)して問題が解消するかをお確かめください。
もし新しい設定データで発生しない場合は、設定に問題が出ています。
※場合によっては、一部ファイル削除で治ります。

テスト手順

Windowsの場合

1、OBS Studioを終了する (OBS Studioが実行されていないことを確認)
2、Windowsキー + Rキーを押す。
3、「ファイル名を指定して実行」に下記文字を入力して「OK」を押す。
%appdata%
4、obs-studio フォルダを obs-studio2 などに変更する。
5、OBS Studioを起動する。
6、動作を確認する。
7、問題があった場合 → 元のデータに問題があります。
7、問題がなかった場合 → OBS Studioを終了して新たに生成された obs-studio フォルダは削除して名前変更したフォルダを obs-studio に戻してください。

Macの場合

Finderからの開き方
1、OBS Studioを終了する (OBS Studioが実行されていないことを確認)
2、Finderを開く (顔のマーク)
3、Finder上で「Shift」+「Command」+「G」を押す
(またはFinder画面を開いた状態で「メニューバー > 移動 > フォルダへ移動…」をクリック)
4、出てきた「フォルダの場所を入力:」ポップアップに下記文字を入力する。
~/Library/Applecation Support
5、obs-studio フォルダを obs-studio2 などに変更する。
6、OBS Studioを起動する。
7、動作を確認する。
8、問題があった場合 → 元のデータに問題があります。
8、問題がなかった場合 → OBS Studioを終了して新たに生成された obs-studio フォルダは削除して名前変更したフォルダを obs-studio に戻してください。

OBS Studio の設定が大丈夫か確認する

フィルタ

NVIDIA ノイズ除去 / NVIDIA ルームエコー除去(ノイズ抑制)はGPUを使用するので削除してください。
他にもStreamFXを使用してる場合は削除してください。

設定 → 出力

エンコーダ

エンコーダをハードウェアエンコーダに変更する。
例えば、NVENC、AMD HW、アップル VT H264 ハードウェアエンコーダなど。
もしエンコーダが x264 になってたらCPUで処理をするのでCPUの性能が悪い場合は重いです。

プリセット

もし初期値から変更してる場合は戻してください。
NVENCの場合 : p5
x264の場合 : veryfast

設定 → 映像

出力 (スケーリング) 解像度

解像度を下げてみる。
例えば 1920x1080 にしてたら 1280x720 など

FPS

FPSを下げてみる。
例えば 60 にしてたら 30 にしてみる。

OBS Studio に追加してるソースの設定変更

シーン(ソース)が複雑化してる場合

バージョン 29.1以下では下記3つの問題が発生します。
プラグインなどの互換性が問題なければ29.1へのアップデートをおすすめします。
※問題 #6081 に提供されているシーンコレクションを利用して検証

不具合に関しての情報は下記ページ
Settings loading slowly on massive scene collections · Issue #6081 · obsproject/obs-studio · GitHub

OBSの終了が遅い

かなり前のバージョンからシーン/ソースが大量(複雑化)している人はOBSを終了時にOBSがフリーズします。
待っていれば終了する場合もありますが、そうじゃない場合もあります。

シーンコレクションの切り替えが遅い

シーン/ソースが大量(複雑化)している人はシーンコレクションを切り替えようとした際にOBSがフリーズします。
待ってればフリーズが解消する場合と、そうじゃない場合があります。
※過去バージョンで切り替え時にフリーズする事があったので。(またはプラグインを導入してると発生する事もあるかも。)

設定画面を開くのが遅い

バージョン 27.2以降シーン/ソースが大量(複雑化)している人は設定画面を開こうとした際にOBSがフリーズする現象が発生します。(設定が開くまでかなり遅い)
ソースの数を減らすと改善するので、設定画面が開かれるのが遅くて困ってる人はお試しください。

ソースに関する問題がある場合

ソースによっては同じシーンに配置すると干渉する場合があります。
※もし問題が発生してる人は、該当ソース削除もしくはシーンコレクションを新たに作成して問題が発生するか確認して下さい。
「シーンコレクション」は「メニューバー」から「新規作成」及び「切り替え」ができます。

同じソースを複数追加する場合

「新規作成」で作成しないように。(負荷が増えます。)
使いまわしが出来るので追加時に「既存を追加」を選択して追加してください。

★同じソースに別々に「フィルタ」を設定したい場合
ソースを「グループ化」して「グループ」に「フィルタ」を設定すると別々に設定ができます。
※もしくはソースをクローンしてくれるプラグインを使うのも手ですが、プラグイン導入が面倒な場合は上記方法をお使いください。

★Tips
使いまわし用に、1つ「シーン」を作成してそれを「ソース」の「シーン」として追加するのも便利です。
※例えばコメント欄、Discordオーバーレイを「シーン」として作成しておくなど。

他の事に関しては目次の「ソース」から
下記ソースはクラッシュ、フリーズが発生することがあります。
映像キャプチャデバイス
画像

複数のゲームキャプチャ

複数のゲームキャプチャは必要なく、互いに干渉する場合があります。
レンダリングラグが発生する場合があります。
すべてのゲームで同じゲームキャプチャを使用できます。
ゲームを頻繁に変更する場合は、キーを押して選択できる「ホットキーモード」を試してください。

画面キャプチャとゲームキャプチャ

同じシーンに配置すると互いに干渉するようです。(ログアナライザーの結果によると)

レンダリングラグを減らす場合

ウィンドウキャプチャ

Windows版で検証 (他のOSは検証してません。)

沢山追加してる場合は、最小限に減らしてしてください。
もしくは使用してない場合は、目マークでオフにするなどして負荷軽減をしてください。

ゲームキャプチャ

「モード」を「特定のウィンドウをキャプチャ」にしている場合
上記状態で「ゲームキャプチャ」を複数追加してる場合は、必ず使用していない「ゲームキャプチャ」の目マークをオフにしてください。
オフにせずオンにしていると、ゲームをキャプチャしにいこうとするのでラグ(映像が一定間隔でカクカク/コマ落ち)が発生します。
または「ゲームキャプチャ」の数を減らしてください。
※ホットキーでゲームキャプチャをするモードが便利です。(1つのゲームキャプチャで済みます。)

テキストソース

「ファイルからの読み取り」を使用してる場合
ネットワークドライブのテキストを使用していてそのテキストファイルが利用できなくなった場合(例えば、削除、接続が出来ないなど)下記問題が発生します。

※OBS側の統計ウィンドウに表示される数字が真っ赤(エラーレベルのパラメータ色)になります。
・「FPS」値が下がる。
・「フレームをレンダリングする平均時間」が上がる。
・「レンダリングラグが原因で逃したフレーム」が増える。
最悪の場合、OBSがフリーズしておかしくなります。
ネットワーク経由でのテキストファイル読み込みは控える方がいいです。

画像

設計上の欠陥によりネットワークドライブから読み込むと問題があるようです。
Using an Image Source with a file from a network drive results in missing frames · Issue #7756 · obsproject/obs-studio · GitHub

OBSのCPU使用率を減らす場合

カスタムブラウザドック

たくさん追加すると重たくなります。
便利ですが、追加しすぎないようにしましょう。

ブラウザドックに関する解説は下記ページにて
【OBS Studio】 カスタムブラウザドック について - すたいるのOBS情報メモブログ

ウィンドウキャプチャ (macOS)

Mac版「ウィンドウキャプチャ」はCPUをかなり使用します。
macOS 13 Ventura以降をお使いの方はバージョン 28.0以降に追加された「macOS スクリーンキャプチャ」を使用してください。
macOS 13 Venturaに出来ない人は、ウィンドウキャプチャの数を減らしてください。

ブラウザ

表示するページによってはCPU使用率が高いです。

★ブラウザソースの設定に関して
「設定 → 詳細設定 → ソース」にある「ブラウザソースのハードウェアアクセラレーションを有効にする」に関して

もし意図的にチェックを外してる場合は、チェックをしてみてください。
チェックをすることでブラウザソースの処理を CPU 依存にせず、グラフィックボード(GPU)にも処理を分散させることでパフォーマンスを向上してくれます。
※一部環境でブラウザソースが映らない場合のみチェックを外してください。

★CPU使用率がおかしい場合
もしブラウザソースのプロセス(obs-browser-page)が異常にCPU使用率を使用してる場合は、キャッシュ削除をしてみてください。
削除方法は別途記事で解説しています。
【OBS Studio】 ブラウザソース について - すたいるのOBS情報メモブログ

メディアソース

バージョン28.0以降の翻訳
「利用可能な場合はハードウェアデコードを使用する」
バージョン27.2.4までの翻訳
「可能な場合ハードウェアデコードを使用」

★有効にすると
有効にするとメディアソースをGPUに適切なハードウェアデコーダが組み込まれている場合に特定のファイルタイプに対してハードウェアデコードを実行するようになります。

★メリット
重たい動画の場合は、CPU使用率を減らして再生できます。

★デメリット
そこまで重たくない動画の場合は、あまり効果はないかもしれません。
グラボを使用(GPUメモリなど)するので、グラボが貧弱な場合は有効にせずCPU処理をおすすめします。
Macの場合はOBS終了時にクラッシュするかもしれません。(下記参照)
Enabling Hardware Decoding Causes Media Source to Freeze and Crash OBS on Exit (Intel Mac) · Issue #7958 · obsproject/obs-studio · GitHub

映像キャプチャデバイス

Windowsで検証 (他のOSは試してません。)

CPU使用率が上がります。

・キャプチャボードを使ってる場合
プロパティをスクロールして「利用可能な場合はハードウェアデコードを使用する」にチェックをお試しください。

・Vtube Studioを映像キャプチャデバイスで使用してる場合
OBSのCPU使用率が高くなります。
負荷が気になる場合は、最近実装されたSpout2方法(OBSにプラグインの導入が必要)でのキャプチャをお試しください。
Recording Streaming with OBS · DenchiSoft/VTubeStudio Wiki · GitHub

Spout2をOBSへ導入方法が分かりやすい記事があったので紹介
OBSにVTube Studioのアバターを背景透過してUI表示なしで表示する方法|Metanolia

簡易の導入手順 (上の記事様を参考にした方が分かりやすいです)
OBSを終了 → Spout2プラグインをインストール → OBS起動 → Vtube Studio起動 → Vtube StudioでSpout2を有効化 → OBSでSpout2をソース追加

OBSのメモリ使用率を減らす場合

「ブラウザ」「メディアソース」「映像キャプチャデバイス」「画像」は、下記設定を有効にするとOBSのメモリ使用率を減らす(下げる)ことが可能です。
チェックをつけることで、ソースが非アクティブになった際に該当ソースを読み込まなくなります。
読み込まなくなるので、再度読み込んだ際(表示)した際に遅延が発生する場合があります。
遅延が発生する場合があるので、もし有効にしてみて表示が変だと思った場合はチェックを外してください。

ブラウザ

バージョン28.0以降の翻訳
「表示されてないときに、ソースをシャットダウンする」
バージョン27.2.4までの翻訳
「表示されてないときに、ソースをシャットダウン」

有効にすると非アクティブになったときに該当のブラウザソースのプロセスを終了します。
他のシーンで使用しない場合に有効にすると負荷を減らすことが可能です。

メディアソース

バージョン28.0以降の翻訳
「非アクティブ時にファイルを閉じる」
バージョン27.2.4までの翻訳
「アクティブでないときにファイルを閉じる」

有効にすると非アクティブになったときに該当のメディアソースで開いてるファイルを閉じます。

★メリット
ソースが非アクティブのときにファイルを変更することができます。

★デメリット
ソースが再度アクティブになる際に再生までに遅延が発生することがあります。

映像キャプチャデバイス

バージョン28.0以降の翻訳
「表示されていないときは無効にする」
バージョン27.2.4までの翻訳
「表示中でない場合非アクティブ化する」

有効にすると非アクティブになったときに該当の映像キャプチャデバイスを無効にすることが可能です。

次の2つの目的の場合に役立ちます。
1、多くのデバイスがシステムに接続され、別々のシーンで使用されているが、一度に 1つのデバイスのみをアクティブにしたい場合
2、デスクトップへの音声出力に依存しているユーザーが、デバイスが表示されていないときに (そのデバイスを無効にすることで) そのオーディオを無効にできるように。

画像

バージョン28.0以降の翻訳
「表示されていないときに画像を読み込まない」
バージョン27.2.4までの翻訳
「表示中でない画像は読み込まない」

有効にすると非アクティブになったときに該当の画像がVRAM(ビデオメモリ)からアンロードされます。

★このオプションが有効の場合
画像がどこにも表示されていないときに画像がアンロードされ再度表示されたときに再読み込みされVRAM(ビデオメモリ)で使用されるメモリ画像の量が削減されます。
ただし「表示/非表示」にする際にFPS(フレームレート)が少し低下するので注意。

★このオプションが無効の場合
表示されているかどうかに関係なく常にVRAM(ビデオメモリ)にロードされます。

カスタムブラウザドック

表示したページがおかしい場合

下記ページで解説しています。
【OBS Studio】 カスタムブラウザドック について - すたいるのOBS情報メモブログ

配信が 0kb/s になる場合

配信中にOBSウィンドウの下にあるステータス部分が「0kb/s (0kbps)」になる場合、いくつか原因が考えられます。
下記に掲載してないことで発生する場合は、お使いの回線またはパソコン側に問題がある可能性があります。

Windows側の設定が原因の場合

「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング (HAGS)」をオン(ON)にしてると発生する場合があるようです。

オフにする方法は ここをクリック

情報元
Stream abruptly stops (bitrate is 0 kb/s) and OBS crashes (Hardware-Accelerated GPU Scheduling is enabled) · Issue #8746 · obsproject/obs-studio · GitHub

ゲームに切り替えると発生する場合

サードパーティのネットワーク最適化ソフトウェアが原因です。
ウイルス対策製品やその他の製品に含まれていることがあります。

情報元
Bitrate drop to 0 when i try to play any Online games | OBS Forums

プラグインを導入してる場合

Aitum Vertical plugin(縦型動画用のシーンとソースが追加されるプラグイン)はこのような問題を引き起こすことがあるようです。
0 kb/s and stream not broadcasting | OBS Forums

配信が不安定 (接続関連)

編集中

バージョン 30.0にしてから発生する (YouTubeのみ)

もしバージョン 30.0にしてからYouTubeに配信をしていて「ドロップしたフレーム」が増える場合
詳細設定の「IP ファミリー」で「IPv4 のみ」をお試しください。
バージョン 30.0より、IPv6IPv4両方使える場合にIPv6が優先されるようになりました。
もしかしたらお使いの回線のIPv6速度が安定してない可能性があります。
変更してみて安定するかお試しください。

公式が出してるトラブルシューティング

OBS公式が用意してるトラブルシューティング(英語ページ)をみてください。
Stream Connection Troubleshooting | OBS

・大前提
基本的に安定してる回線であれば発生しません。
特に特定の時間帯(例えば夜など)にだけ発生する場合は、回線側が悪いので回線(プロバイダー)を変更するのを検討してください。
回線業者次第ですが、PPPoE接続の場合は夜の時間帯は特に安定しません。(IPoE接続にしたら私の環境では解決しました。)
発生頻度が毎回ではなく数ヶ月に1度とかの場合は、どうしようもないです。(インターネットはずっと安定して接続できるわけではないので)

・LANケーブルに問題がある場合
LANケーブルが破損してないか確認してみてください。

・パソコンの更新(アップデート)をした
更新でネットワーク周りに問題が発生している可能性があります。
ロールバックしてみて改善するかお試しください。

・最近まで大丈夫だったのにおかしくなった
※パソコン側のアップデートなどは関係ない場合
回線業者によっては1日xxGBをアップロード(上り回線)使用すると~日制限をするというのがあったりします。
それになってしまうと今まで大丈夫であっても配信が快適に出来なくなることがあります。

配信が切断される (NICが悪い場合)

一部のLANに問題があります。
下記はIntelの場合ですが、他にもあるかもしれません。

Intel I225-Vの場合

ファームウェアをアップデートしないと問題があるようです。
obsproject.com

Intel I226-Vの場合

最近のLGA1700マザーボード(Z790やB760)で発生することがあるようです。
2つ目のLANポートを採用してるマザーであればそちらに接続すれば回避できますが、ない場合はどうしようもないと思います。
www.nichepcgamer.com

緩和策が出てたので追記。
www.nichepcgamer.com

配信は問題無くて録画に問題がある場合

いくつか原因が考えられます。

パソコンスペックが悪い場合

配信、録画を同時にすると負荷が増えるので、負荷が高い可能性があります。

録画設定がおかしい場合

配信と録画で出力設定を変更している場合、録画設定が変だと問題が発生する可能性があります。

メディアプレイヤーが悪い場合

メディアプレイヤー(メディア プレーヤー)が原因で動画がカクカクする事があります。
特にWindowsだと「メディア プレーヤー」で再生するとカクカクします。
他のプレイヤーに変更して問題がないかお確かめください。
VLC media player がおすすめです。

HDDを記録先にしてる場合

HDDは書き込み速度が遅いです。
下記問題が発生する可能性が高いです。
・カクカク、コマ落ち
・録画停止処理中... が終わらない

SSDに保存先を変更してみてください。

録画ファイルがシークできない場合

Fragmented MP4/MOVで録画した場合、シークバー(飛ばすこと)を動かすことが出来ない場合があります。

2つ解決方法があります。
どっちでも大丈夫です。

メディアプレイヤーを変更

メディアプレイヤーが原因でシークバーが動かせない場合があります。
主に下記再生ソフトで発生します。
・映画 & テレビ (映画&テレビ)
・メディア プレーヤー

他のプレイヤーに変更してお確かめください。
VLC media player がおすすめです。

最多重化する

OBSに実装されている最多重化機能を利用して再生できるようにできます。
※この方法を利用した場合、トラックに設定した名前が失われる可能性があります。

手順
1、メニューバーを見る
「ファイル、編集、表示、ドック、プロファイル、シーンコレクション、ツール、ヘルプがある所を見る」
2、ファイルを選択
3、録画の最多重化をクリック
4、シーク出来ないファイルをドラックまたは...より参照して右下の「最多重化」を押す
5、再生できるか確認する

OS固有の問題

macOSの場合

バージョン 28.0以降でmacOS 13 Venturaに最適化されました。

macOS 13 Ventura 以降

バージョン 28.0以降に追加された「macOS スクリーンキャプチャ」を使用してください。
「ウィンドウキャプチャ」はおすすめしません。

macOS 13 Ventura 未満

「ウィンドウキャプチャ」を増やしすぎないでください。
パフォーマンスが非常に悪く、追加しすぎるとOBSのCPU使用率がかなり高くなります。
macOS 13 Ventura以降にアップデート出来る場合は、アップデートを検討してください。

Windowsの場合

何やってもだめな場合

OSのクリーンインストールをおすすめします。

システム ファイル チェッカー ツールをやってみる

システム ファイル チェッカー ツールを使用して不足または破損しているシステム ファイルを修復する - Microsoft サポート

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
sfc /scannow
両方をしてみてください。

OBS Studioを更新しているか

更新をしてない場合、Windowsの更新でOBSの動作がおかしくなることがあります。
なるべくOBSは最新版をお使いください。

例えばゲームキャプチャをした際にゲーム側のFPSが低下したりすることが発生したりします。
※バージョン 21.1.0の場合、自動更新が壊れてるので「公式サイト」にアクセスして手動で更新!

64bit版を使用しているか

基本的 64bit版 の方を使用することをおすすめします。
バージョン 28.0以降は 64bit版 のみの提供になりました。
一部 32bit しかドライバーを提供してないデバイス(例えばアマレコ v3.10)を「映像キャプチャデバイス」で使用したい場合のみ 32bit版 をお使いください。
(パソコンが 32bit の場合は 64bit版 は利用出来ないので注意してください。)

★64bit版の利点
・OBSが使用できるメモリの量が増えます。(ソースが増えても安心!)
※画像スライドショーは、別のメモリ制限があるのでお気をつけを。

OBS Studio を使うとブルスクが出る場合

お使いのパソコンに問題があります。
例えば、ドライバーの不良またはハードウェアの問題(例えばGPU/RAM)などがあると発生します。
ドライバーの再インストール、メモリテスト、ハードウェアのチェックをしてください。
またブルスク(ブルースクリーン)には「停止コード」があるのでそれを調べて何が原因かお確かめください。
※停止コードが見れない場合はブルースクリーンになった原因を解析してくれるソフト「BlueScreenView」があります。

OBS Studio を管理者権限で起動してるか

OBS Studio 24.0.3 以降には95%以上のGPU使用率(例えばApexとか)によって引き起こされるフレームレートの問題を軽減できる修正が含まれています。
※詳細に関しては下記記事をご覧ください。(英語ページ)
OBS Studio 24.0.3 GPU Priority Fix Testing | OBS Forums
※管理者権限でOBS Studioを起動した場合、ドラッグアンドドロップによるファイル追加が出来なくなります。使っている方は気を付けてください。

★メリット
GPUを95%以上使うアプリケーション(Apexなど)を配信する際のかくつきを抑えられる。

※OBS Studio 24.0.3 以降には95%以上のGPU使用率(例えばApexとか)によって引き起こされるフレームレートの問題を軽減できる修正が含まれています。
※詳細に関しては下記記事をご覧ください。(英語ページ)
OBS Studio 24.0.3 GPU Priority Fix Testing | OBS Forums

★制限事項 (デメリット?)
ドラッグアンドドロップによるソース追加が出来なくなります。

公式サイト配布版の場合

1、OBS Studioを終了する
2、OBS Studioのショートカットを右クリックして「プロパティ」を選択
3、「互換性」タブを開き「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェック
4、「OK」をクリックして閉じる
5、OBS Studioを起動する
6、「ユーザー アカウント制御」が出るので「はい」を押す

Steam版の場合

1、Steamの「ライブラリ」を開く
2、OBS Studioを右クリックして「管理 → ローカルファイル閲覧」を選択
3、「C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\OBS Studio」が開かれる
4、「bin」フォルダを開き「64bit」フォルダを開く
5、「obs64.exe」を右クリックして「プロパティ」を選択
6、「互換性」タブを開き「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェック
7、「OK」をクリックして閉じる
8、OBS Studioを起動する
9、「ユーザー アカウント制御」が出るので「はい」を押す

Windows Update してからおかしい場合

音声モニタリングが聞こえない場合

Windows Updateなどをしたあとに、音声モニタリングが聞こえないことがあります。
「設定 → 音声」の「詳細設定」にある「モニタリングデバイス」を確認してください。
※いつも音を聞いてるデバイスが変わらない場合は「既定」から変更しないことをおすすめします。

原因 : デバイスのIDが更新により変更される為

互換モードを変更してOBSを起動してる場合

互換モードで OBS を実行することで apphelp.dll でクラッシュが発生することがあるようです。
OBS 自体に互換モードは利用しないようにしてください。

OBS stuck on crash loop upon boot (Windows) · Issue #7977 · obsproject/obs-studio · GitHub

Windows 11 や 10を使用してる場合

Windows 10 May 2020 Update (バージョン 2004) 以降で利用できるようになった「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング (HAGS)」をON(オン)にしていると問題が発生することがあります。

★発生する問題に関して
・OBS がフリーズ
・配信が 0kb/s になる
・画面が 黒く なって 点滅
・アプリケーションのグラフィックス ハードウェアへのアクセスはブロックされました。 と表示される

Windows 11からは初期値でON(オン)なので、OBSの動作不調でお悩みの方はOFF(オフ)に変更するのをお試しください。
※OBSの 公式Wiki ではOFF(オフ)が推奨されています。

★設定画面をうまく開けない場合
1、ここ をクリックして設定を開く
2、「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング (HAGS)」をオフ(OFF)にする。
3、パソコンを再起動する。

★無効にする手順 (Windows 11の場合)
1、デスクトップの何もない所で右クリック
2、「ディスプレイ設定」を押す
3、「設定アプリ」が開かれる。(システム > ディスプレイ)
4、スクロールして「グラフィック」を押す
5、「既定のグラフィックス設定を変更する」を押す (システム > ディスプレイ > グラフィック)
6、「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング」をオフ(OFF)にする。 ※Windows 11では初期から有効になっています。
7、パソコンを再起動する。
8、OBSを起動する。

★無効にする手順 (Windows 10の場合)
1、デスクトップの何もない所で右クリック
2、「ディスプレイ設定」を押す
3、「設定アプリ」が開かれる。(ディスプレイ)
4、スクロールして「グラフィックの設定」を押す
5、「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング」をオフ(OFF)にする。 ※Windows 10では初期は無効になっています。
6、パソコンを再起動する。
7、OBSを起動する。

NVIDIA ノイズ除去(ノイズ抑制)を使ってる場合

※RTX世代のGPUを持ってませんが、調べた情報です。(間違ってたらごめんなさい。)

NVIDIA ノイズ除去 / NVIDIA ルームエコー除去(ノイズ抑制)」を使用すると動作が安定しなくなることがあるようです。

★発生する症状
・OBSが固まる (フリーズ)
・画面が黒くなって点滅したりする(チカチカ/フラッシュ)

★原因
Windows側の設定で「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング (HAGS)」を使用している。

★解決策の情報元
NVIDIA Audio Effects SDK Freeze in OBS | OBS Forums

★解決方法 (最新)
バージョン 29.1.2 ではOBSのフリーズとドライバーのクラッシュが発生しないように修正が入ったようです。
もしバージョン 29.1.2 へ更新できない場合や、問題が発生した場合は1つ下の解決方法をお試しください。

★解決方法 (古いバージョンのOBSを利用してる場合)
NVIDIA ノイズ除去 / NVIDIA ルームエコー除去(ノイズ抑制)を使用したい場合
Windows側の設定で「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング」OFF(オフ)にしてみてください。
無効にする手順は1つ上をご覧ください。
※オフにしても安定しない場合は、不具合報告してみてください。

NVIDIA ノイズ除去 / NVIDIA ルームエコー除去(ノイズ抑制)を使用しなくてもいい場合
ノイズ抑制を「NVIDIA ノイズ除去 / NVIDIA ルームエコー除去」から別のもの(RNNoise、Speex)に変更してください。

Avast/AVG アンチウイルスを利用している場合

Avast/AVG アンチウイルスのゲームモードはOBSで問題を引き起こすことがあるようです。
これを有効にすると基本的にOBSが動作不能になります。
オプションでゲームモードを無効にするか、Avast/AVG アンチウイルスを完全にアンインストールしてください。
Windows側のゲームモードについてはバージョン1903(1809?)以降を利用している場合は、最適化が入った為有効(オン)にすることをおすすめします。

Nvidiaのグラフィックボードを利用している場合

Share(Shadowplay)が有効の場合は、無効をお試しください。

★無効手順
1、GeForce Experience起動

2、右上の「歯車」を押す (ユーザー名の左側)

3、「全般」にある「ゲーム内のオーバーレイ」を「オフ(灰色)」にする。

4、ゲーム及びOBS Studioを起動していたら再起動を行う。

複数ディスプレイを使ってる場合 (マルチモニター環境)

OBS Studio(またはブラウザなど)をサブ画面に配置した際に、メイン画面がカクつく(フレーム落ち)またはゲーム内のFPSが低下することがあります。

★発生する原因
1、メインモニター(プライマリディスプレイ)とサブモニターのHz(リフレッシュレート)が違う。
(例 : メイン 240/165/144/120Hz、サブ 60Hzなどを指します。)

対処法 (推奨 / 2020年08月以降)
Windows 10のバージョンを2004以降に更新する。
2004には複数モニターの問題修正があります。

対処法 (更新が出来ない場合/改善しない場合)
1、OBS Studioのプレビューをオフにする (プレビュー画面を右クリックしてON/OFF)

2、OBS Studioを最小化させる。
※ブラウザソースの「OBSで音声を制御する」を利用してる場合、音が変になる場合があるので最小化する際はお気をつけを。

3、そもそもサブ画面にOBS Studio(それ以外のアプリ)を置かずメイン画面に置く。

4、非推奨のレンダラー「OpenGL」を利用していたら「Direct3D 11」に戻す。
もしお困りの方が居たら、上記方法をお試し下さい。

検索ワード : マルチディスプレイ / マルチモニター / デュアルディスプレイ / トリプルモニター

レンダラー (Windows限定)

通常変更することは無いのですが"悪いガイド"などを見て変更した方向けに。
「設定 → 詳細設定」の「レンダラー」がDirect3D 11」になってるかを確認する。
OpenGLは「画面キャプチャ」「ゲームキャプチャ」などを使用した際にゲーム側のFPSが低下(パフォーマンス低下)するなどの問題があります。絶対に変更しないでください。
検索ワード : 重い / カクカク / 処理落ち / コマ落ち / FPS低下 / 軽い設定 / 軽くする / 低スペ / 負荷 / カクつく

デスクトップ音声が反応しない (Windows)

バージョン 27.2.0の場合

不具合によりWindows 8.1環境はデスクトップ音声(音声出力キャプチャ)が動作しない不具合があります。
バージョン 27.1.3にバージョンダウンするか、バージョン 27.2.1(修正版)以降にアップデートにしてください。
Windows 8.1環境はバージョン 27.2.4 まで利用可能です。

「音量ミキサー」でOBSの音量を確認

OBSの音量が下がってないか確認してください。
ここの音量が小さいとOBSから出力される音が小さいなどの問題が発生します。

サウンドドライバーが悪い場合

再インストールしてください。

5.1ch/7.1ch

一部デバイスは音が反応しない(拾えない)ことがあるようです。
2chにすると治るらしいのでお試しください。

Razer Kraken 7.1 chorome

64bit版OBSを使うか、msconfigのスタートアップで「Kraken Launcher」を無効にしてみると良いらしい。(持ってないので詳細は不明)
もし音が入らないデバイスをお持ちの方が居たらコメントで教えて下さい。

Windows のプライバシー設定が原因の場合

マイク

Windows側の「設定」→「プライバシー」→「マイク」→「アプリがマイクにアクセス出来るようにする」をONにする。(OFFの場合、マイク音が乗りません)

ウェブカメラ/キャプチャボードなど

Windows側の「設定」→「プライバシ」→「カメラ」で「アプリからのアクセス」に「許可(ON)」してください。(OFFの場合、デバイスが表示されません)

Windows を大型アップデートした場合

Windowsの大型アップデート後は問題が発生することがあります。

音声デバイス関連

Windowsの更新でドライバーが入れ替わると音声ミキサーの音声ゲージが反応が無い(動かない/音がでない)ことがあります。
OBS側の「設定 → 音声」を確認してデバイスが選択されているか確認してください。

ドライバー関連

最新のOSバージョンに沿ったドライバーがリリースされている可能性があります。
メーカーサイトにアクセスして更新がないかチェックしてください。
更新してないせいでOBSの動作に問題が出る可能性があります。
特にビデオドライバー(グラボ)は更新をしてください。
OBS StudioのFPSが低下 , ゲームのFPSが低下することがあります。

Windows 10 April 2018 Update (1803)

2018年05月01日記載
必ず バージョン 21.1.2 以降のOBS Studioに更新してください。
バージョン 21.1.2 以前の場合、DirectX 9採用ゲームを「ゲームキャプチャ」した際にパフォーマンスが低下(ゲーム側のフレームレート/FPSが低下)する問題があります。
(注 : 21.1.0の場合は自動アップデートが不具合により自動更新が出来ないので公式サイトよりインストーラーをダウンロードして上書きインストールをしてください)
※Direct X9採用ゲーム例 : Counter-strike: Global Offensive(CS:GO) , League of Legends(LOL) , Rocket League . The Witcher , Bioshock 1 and 2など

Windows 10 2004以降

Windows 10 May 2020 Update以降で利用できるようになった「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング」をON(オン)に変更していると動作に問題が出るようです。
ON(オン)にしていた場合はOFF(オフ)にしてみてください。
※詳細に関しては下記記事をご覧ください。
Wiki - How To Disable Windows 10 Hardware GPU Scheduler | OBS


OBS Studio 本体仕様

設定ファイル/ログファイルの場所

設定ファイル

macOS : /Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/obs-studio
Win : C:\Users(ユーザー名)\AppData\Roaming\obs-studio
上記フォルダに保存されます。
全てバックアップしたい場合は、上記フォルダをコピーして下さい。

設定フォルダを開きたい場合

OBS内のメニューバー「ファイル → 設定フォルダを表示」

フォルダ内部に関して

下記ファイル、フォルダで構成されています。
これ以外のファイル、フォルダは初期では存在しません。
※下記はWindows環境でのメモなので、Mac/Linuxでは若干異なります。

basic

profilesフォルダ と scenesフォルダがあります。
「プロファイル」と「シーンコレクション」が保存されています。

・profiles (プロファイル)
・scenes (シーンコレクション)

バージョン 29.1からの変更点
プロファイルは全ての設定が保存されるようになりました。(今までは設定を変更したところのみ保存されていた。)
シーンコレクションの内部ではシーン/ソースなどにUUIDが設定されるようになりました。

crashes

Windowsのみ
クラッシュログ(.txt)が保存されています。(最大10個)
OBSがクラッシュする場合はログを見ると原因が分かるかもしれません。
上から3行目(Fault address)と9行目(Thread)の所を見ると良いです。

logs

ログ(.txt)が保存されています。(最大10個)
何か問題が起こる場合はログで問題が発生した際に何か記録されてないか見てみると原因が分かるかもしれません。

plugin_confg

一部プラグインのファイルが保存されています。
・decklink-output-ui
Blackmagic デバイス

・obs-browser
ブラウザソースのファイルがあります。
キャッシュデータがたまるので、肥大化する事があります。
削除方法は別途記事で解説しています。
【OBS Studio】 ブラウザソース について - すたいるのOBS情報メモブログ

rtmp-services
「設定 → 配信」のサービスデータ
定期的に更新されます。

・text-freetype2
「テキスト (FreeType 2)」のフォントデータ

・win-capture
バージョン 22.0.3まで : キャッシュされたオフセットが保存 (バージョン 23.0.0で廃止)
バージョン 23.0.0 ~ バージョン 29.0.2 まで : フォルダ内部は空
バージョン 29.1以降 : 互換性情報(ウィンドウキャプチャ/ゲームキャプチャ)のデータ

profiler_data

パフォーマンスデータが保存されています。(最大10個)
見ることは通常ないです。
起動時に古いものは自動的に削除されます。

updates

OBSを更新するためのファイルが保存されています。

・branches.json
バージョン 29.0以降のみ
Beta版の有無が記載されています。

・manifest.json
OBSのアップデートする際に新規追加、削除などのファイルが書かれています。

・updater.exe
Windowsのみ
OBS更新プログラムです。

・whatsnew.json
ポップアップで表示される新着情報の内容が書かれたファイルです。

global.ini

UIの位置、ドック位置、選択してるプロファイル/シーンコレクション、一部設定などが保存されています。
記載内容がどの設定に該当するかは今後まとめます。

バージョン 29.1からの変更点
全ての設定が保存されるようになりました。(今までは変更した部分のみ保存されてた)

safe_mode

バージョン 30.0から追加

セーフモードを発動させるか判別する為に生成されます。
起動時に毎回作成されて、正常終了すると削除されます。

セーフモードの確認ウィンドウ及び検出を無効にしたい場合は --disable-shutdown-check を起動パラメータに設定してください。
起動パラメータに関しては下記記事で解説しています。
【2023年版】OBS Studio 起動パラメータ - すたいるの情報メモブログ

設定を全て初期化(シーン/ソース含む)したい場合

上記で開いた「obs-studio」フォルダを削除してください。

Windowsアンインストーラーは設定を消すオプション「User Settings」がありますが、22.0.2~23.0.2のバージョンの間にインストールした場合、不具合によりこのオプションが動作しないので手動で削除する必要があります。

ログファイル

macOS : /Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/obs-studio/logs
Windows : C:\Users(ユーザー名)\AppData\Roaming\obs-studio\logs

保存されるログは最大10個 (Classicだと20)
※10個以上になると古いログは起動時に自動的に削除
※稀に11個以上になってる時もあります。

今現在起動してるOBSのログファイルを開きたい場合
「ヘルプ」→「ログファイル」→「現在のログを表示」をクリック

負荷に関して

CPU使用率

常時数%あります。(OBS Classicは待機中は0%)

GPU使用率

環境に左右されますが、初期では25MBぐらいグラフィックメモリが使用されていました。
ここからソースを増やすと徐々にグラフィックメモリの使用率が上がるのでスペック次第ではグラフィックメモリが足らなくなりOBSの動作などに影響が出るかもしれません。
ソースの追加/削除を繰り返した場合は、一度OBS Studioの再起動をおすすめします。
軽くするなどの設定変更改善案は上にある「OBS Studioが重い!」の部分をご覧下さい。
但しそういうので影響があるならパソコンのスペック不足なので買い替えを検討して下さい。

プレビュー画面

プレビューはあくまでもプレビューです。
出力される映像の品質は、エンコード(変換)の設定によって決まります。
※解像度、FPS値、ビットレート数値、プリセットなど。

OBS Classicと異なり、常時プレビューが表示されます。(配信プレビューもしくは配信開始をしないと追加したソース映像が見れなかったOBS Classicより大変便利になってます。)

プレビューがフリーズする

プレビューが固まってフリーズしてる場合
動画撮影ソフトなどがOBSのウィンドウをフック(キャプチャ)してその動画撮影ソフトが終了した瞬間にOBSのプレビュー画面がフリーズします。
※Bandicamで「ゲーム録画モード」でOBSがキャプチャされた際に発生しました。
※Bandicam側でプロセスブロックリストに obs64.exe を追加するか、OBSを起動してる際はBandicamを起動しないようにしてください。
※バージョン 29.1 beta2以降はOBSでブロックリストに追加されました。

プレビューが暗い

OBSをHDR設定をしてる以外で、暗い場合

下記設定がある環境はオフをお試しください。(未検証)
1、デスクトップの何もない所を右クリックして「ディスプレイ設定」を押す
2、「ディスプレイの詳細設定」を開く
3、「アプリの色を自動的に管理する」をオフにする。

プレビューに映らなくて、プロパティには映る

下記手順をお試しください。
1、映像が表示されているプロパティを「OK」を押して閉じる。
2、ソース欄で該当ソースを右クリック
3、変換 → 変換をリセット or 画面に合わせる
4、プレビューに映るか確認
※上手くいかない場合は、一度ソースを削除して再度追加してみてください。
※バージョン 29.1.2 以降ではこの症状は発生しないかもです。(修正コミット)

オーディオの詳細プロパティ

名称

バイスの名称が表示されます。

状態

音声ソースが現在動作してるか表示します。(アクティブ / 非アクティブ)

音量

入力音量を db (デシベル) で定義します。
約 -96dB は無⾳になります。

音量の表示単位を db (デシベル) から % (パーセント) に変更するには音量ヘッダーの横にあるチェックボックスを有効にしてください。

モノラル

片方からしか音声が聞こえない場合に、強制的にモノラルにしたい場合に便利です。

バランス

ステレオ出力のみ使用できます。
チャンネルバランス、右(R) / 左(L) チャンネル間のボリュームを変更できます。
ゲージの真ん中をダブルクリックすると初期値にリセットできます。

同期オフセット

ミリ秒単位で調整できます。

例えばマイク音声が遅い場合は、同期オフセットを負の値にします。
もし音声が映像より先になる場合は、同期オフセットを正の値にします。

同期オフセットはエンコード時に適用されるので「音声モニタリング」は同期オフセットの値を使用しません。

音声モニタリング

「設定 → 音声」にある「モニタリングデバイス」で指定したデバイスへ音声を出力します。
あとで詳しく書く

トラック

配信では主にトラック1が使用されます。
あとで詳しく書く

統計ウィンドウ

警告レベルのパラメータは黄橙色です。
エラーレベルのパラメータは赤色です。
リセットボタンを押すと、現在の統計をリセットできます。

CPU使用率

OBS本体のみのCPU使用率です。
エンコード、ブラウザソースなどのCPU使用率は含まれていません。

数値はかなり不正確です。
Windowsでは、タスクマネージャーで使用率を見る事をおすすめします。
Macの場合は、アクティビティモニターで使用率を見る事をおすすめします。

この問題に関する不具合報告
CPU usage in Stats tab inaccurate and consistently underreported. · Issue #6525 · obsproject/obs-studio · GitHub

ディスク空き容量

「設定 → 出力」で指定した保存先の空き容量。

ディスクが一杯になるまで (約)

「設定 → 出力」で指定した保存先に保存した場合にあと何時間何分で一杯になるかを計算してくれます。

メモリ使用量

OBSのメモリ使用量を表示します。

数値はかなり不正確です。
Windowsでは、タスクマネージャーで使用率を見る事をおすすめします。
Macの場合は、アクティビティモニターで使用率を見る事をおすすめします。

FPS

「設定 → 映像」で設定したFPS値が表示されます。
設定値より下がってる場合は(設定 → 映像)でFPSを下げてください。(例 60→30)
FPSを下げても改善しない場合は「出力 (スケーリング) 解像度」を下げて下さい。

フレームをレンダリングする平均時間

平均時間を表示しています。
20msなどのように高くならない限り気にする必要はないです。

レンダリングラグが原因で逃したフレーム

GPU負荷が高くなった場合にフレームの欠落が発生した際に数値が増えます。
・一瞬増える数値は気にする必要は無いです。

★数値が増える場合 ・レンダリングが間に合っていません。
※特にNVENCを実行している場合はGPU負荷が高いとフレームが失われます。(カクカクする)

★改善策
・原因のソースを探す or 減らす。
・ゲーム内のFPS制限 / Vsyncを有効にする。
・管理者権限で実行する。

エンコードのラグが原因でスキップされたフレーム

この数値が増えていく場合、エンコード、または保存先への書き込みが間に合ってません。

・設定 → 出力で「エンコーダ」を変更
※x264(CPU処理)を利用していたらハードウェア(GPU)エンコードに変更

・設定 → 出力で「プリセット」を変更
低負荷のプリセットに変更する。

・設定 > 映像で「解像度」と「FPS」を下げる。
※映像は「出力 (スケーリング) 解像度」FPSは「60 だったら 30」に下げる

・開いてるアプリケーションの数を減らす
※設定が高い場合は下げてみてください。

・HDDに保存してる場合はSSDにする。
※書き込み速度がHDDは遅いので録画がカクカクしたりするのが発生しやすいです。

ドロップフレーム (ネットワーク)

・有線LANを使う。
無線LANは不安定
・かなり増えた場合回線(上り)が悪い
ビットレート下げて改善しない場合は回線変更を検討する。
・右下の接続安定性インジケータが緑色/黄色/赤色と変動する
Windows環境をお使い人は「設定 → 詳細設定」にある「新しいネットワークコードを有効にする」を有効にしてみて改善するかお試しください。(ゲームのping変動が激しい場合はその下の「低遅延モード」にチェックをする)

音声モニタリング

メディアソースのモニタリングが停止する

アルバムアートワーク(画像)付きのmp3/m4aなどをメディアソースで追加して音声モニタリングするとモニタリングが機能しなくなることがあるようです。

情報元
Bug Report - No output to audio monitoring device on MP3 media file with cover | OBS Forums
OBS have to toggle monitor off then on at each startup | OBS Forums

スクリーンショット

png形式

基本的に png 形式で保存されます。

設定例
カラーフォーマット : NV12 (8ビット, 4:2:0 , 2 planes)
色空間 : Rec.709
色範囲 : リミテッド
SDR ホワイトレベル : 300 nits
HDR 公称ピークレベル : 1000 nits

jxr で保存されて悩んでる人は1つ下をご覧ください。

jxr形式

HDR設定」をしている場合のみ jxr 形式で保存されます。

設定例
カラーフォーマット : P010 (10ビット, 4:2:0, 2 planes)
色空間 : Rec. 2100 (PQ)
色範囲 : リミテッド
SDR ホワイトレベル : 300 nits
HDR 公称ピークレベル : 1000 nits

シーン切り替え時

音声(BGM)のフェードイン・フェードアウト

確かメディアソースの場合はフェードイン、フェードアウトします。
ただし「音声モニタリング」で、モニタリングした場合はフェードイン、フェードアウトせずにぶつ切りになります。
※うろ覚えなので、あとで情報元を書く。

音声エンコーダに関して

音質が悪いと感じる場合 (Windows)

Windows環境の場合は、iTunesをインストールしてください。
インストールすると「CoreAudio」エンコーダに変更されます。
※インストール先は初期値(C:\Program Files\iTunes)から変更しないでください。(変更するとCoreAudioが表示されません。)
Macの場合は最初からCoreAudioが使用されます。

iTunesダウンロードリンクに関しては「音声ビットレートに関して (Windows版)」に詳しく書いてます。

CoreAudio AACエンコーダに関して

CoreAudio AACエンコーダはバージョン 0.11.0 (2015年7月リリース) から追加されました。
Release OBS Multiplatform 0.11.0 · obsproject/obs-studio · GitHub
Macの場合は最初からCoreAudio AACが使用されています。

バージョン 29.1 以降

「CoreAudio AAC」と「FFmpeg AAC」を好きなように選択することが可能になりました。
※「出力モード」が「詳細」のみ選択可 (基本の場合はCoreAudio AACがあればそちらを優先)

バージョン 29.0.2 まで

「CoreAudio AAC」に変更されると「FFmpeg AAC」は利用できません。

FFmpeg AACエンコーダに関して

バージョン 29.1以降

FFmpeg AAC」エンコーダが高品質な twoloop に変更されました。
Revert "obs-ffmpeg: Use FFmpeg's "fast" AAC encoder by default" · obsproject/obs-studio@baddacc · GitHub

バージョン 21.1.0~29.0.2まで

FFmpeg AAC」エンコーダは fast を利用していました。
obs-ffmpeg: Use FFmpeg's "fast" AAC encoder by default · obsproject/obs-studio@aa58b9c · GitHub

音声ビットレートに関して

プラットフォームによって選択できる音声ビットレート値が変わります。

CoreAudio利用の際に「設定 → 音声」で「チャンネル」を「モノラル」にしてる場合
音声ビットレート : 288、320は利用出来ません。
FFmpeg エンコーダ」では利用ができます。

サラウンドシステム実装以降の音声ビットレートメモ (2018年02月26日 追記)
320kbps以降は全てFFmpeg利用「352、384、416、448、480、512、544、576、608、640、672、704、736、768、800、832、864、896、928、960、992、1024」

音声ビットレートに関して (macOS版)

全て「CoreAudio」になり、音声ビットレート56kbps以下は「HE-AAC v2」になる。

音声ビットレートに関して (Windows版)

iTunes(厳密には違う)の有無で音声ビットレートが変わります。
インストールしている場合には「CoreAudio」と呼ばれる物が使用できます。
導入してない場合はFFmpegのエンコーダになります。
注 : ストア版(Windows 10)のiTunesでは有効になりません。通常版が必要です。

iTunesダウンロードリンク
Windows 64bit環境

iTunesの注意点 (2020年10月07日頃加筆)
注1 : iTunes 12.10.9.3 以降を新規インストールした場合
CoreAudioを利用したい場合は、バージョン26.0.2以降を利用する必要があります。
(iTunes 12.10.9.3でインストーラーの仕様が変更された。12.10.8.5は仕様変更前)

注2: OBS Studio 26.0.1に関して
CoreAudioに関する修正がありましたが、不具合でCoreAudioが使えないのでCoreAudioを使いたい場合はバージョン 26.0.2以降にアップデートしてください。

注3 : iTunesをインストールしたくない場合
5chのこの投稿が参考になります。
※難しいと感じる場合はiTunesのインストールをおすすめします。

必要なDLLメモ
※あとで詳しく書くつもり
ASL.dll
CoreAudioToolbox.dll
CoreFoundation.dll
icudt62.dll
libdispatch.dll
libicuin.dll
libicuuc.dll
objc.dll

導入してない場合の音声ビットレート一覧 (FFmpeg AAC)
※ステレオで確認。(他のに変更すると若干違います。)
「64、96、128、160、192、224、256、288、320」
※バージョン 17.0以下 (バージョン 0.16.6以下でiTunesをインストールしてない場合)
音声ビットレート : 32kbpsは音質がひどくなるので注意。
このバージョンを使ってる人はもう居ないと思いますが、音声が歪んでると言われた場合は確認してみてください。(アップデートしよう)

検索ワード : 声がおかしい / 音がおかしい / 音質 / 酷い / 劣化 / ノイズ / 32kbps / 音声酷い

導入した場合の音声ビットレート一覧 (CoreAudio AAC)
※ステレオで確認。(他のに変更すると若干違います。)
「32、40、48、56、64、72、80、96、112、128、144、160、192、224、256、288、320」
HE-AAC / LC(v1)になる音声ビットレート
「32、40、48、56、64、80」
AAC LCになる音声ビットレート
「72、96、112、128、144、160、192、224、256、288、320」
HE-AAC / LC(v1)の場合、Twitterに投稿出来ないようです。

インストールしてない場合は、ログファイルにこのようなメッセージ (0.15.3より)

[CoreAudio encoder]: CoreAudio AAC encoder not installed on the system or couldn't be loaded

インストールしてる場合は、ログファイルにこのようなメッセージ (0.15.3より)

[CoreAudio encoder]: Adding CoreAudio AAC encoder

ポータブルモード (多重起動)

OBS Studioをメインの設定とは別設定で起動することができます。
多重起動(複数起動)して別設定、別バージョンでOBS Studioを使いたい場合にお使いください。
例えば、OBSでOBSをキャプチャしたりする際には便利です。
Windows版の方法のみ紹介します。
注 : 一部ソースは片方のOBSにしか表示されないです。
注 : バージョン 29.1以降Windowsでは「C:\ProgramData\obs-studio」にインストールされる一部プラグイン(obs-multi-rtmp、StreamDeck、StreamFXなど)がポータブルモードでロードされなくなりました。
UI: Don't load global plugins in portable mode; Minor portable mode fixes by gxalpha · Pull Request #8079 · obsproject/obs-studio · GitHub

通常版

起動時のコマンドライン引数の場合

1、Zip版をダウンロード
2、解凍(展開)する。
3、フォルダを開く
4、binフォルダを開く
5、「obs64.exe」を右クリックしてショートカットを作成
6、作成したショートカットの「リンク先」に「--portable」または「-p」とつける。
例 : "D:\OBS Studio\bin\64bit\obs64.exe" -p

フォルダにファイルを作成する場合

1、Zip版をダウンロード
2、解凍(展開)する。
3、フォルダを開く
4、bin、data、obs-pluginフォルダのある場所に下記ファイルを作成する。
※どれでも大丈夫です。
portable_mode
obs_portable_mode
portable_mode.txt
obs_portable_mode.txt
5、binフォルダを開き「obs64.exe」を実行する。
6、必要に応じてショートカットを作成する。

Steam版

起動オプションを使用することで可能です。

・利用した場合の設定ファイル場所
「C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\OBS Studio\config\obs-studio」
・利用しない場合の設定ファイル場所
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\obs-studio」

・設定方法
「ライブラリ → OBS Studio → プロパティ → 一般」から設定可能。

起動オプションに下記を追加する。
--portable

バージョン 28.0以降

プラグイン関連

バージョン 28.0以降は、OBSのUIに使われてるQtのバージョンが更新されたのでいくつかのプラグインは更新をする必要があります。

互換性を確認する (公式ページ)

下記ページで互換性を確認出来るので見てみてください。
OBS Studio 28 Plugin Compatibility | OBS

obs-ndi

Releases · obs-ndi/obs-ndi · GitHub

StreamFX

2023年3月28日 8時頃追記
2019年にGPLv3ライセンスでない貢献があった模様。
StreamFXのビルドとソースコードは一時的に利用できなくなり作者さんが遡ってファイルを削除してライセンスの問題を修正しようとしているようです。

★影響を受けたバージョン
・これまでにリリースされたv0.12.xのすべて。
・v0.11.xの全リリース。
・v0.10.xの全リリース。
・v0.9.xの全リリース。
・v0.8.0ベータ1までのv0.8.xの全リリース。

少し前の情報 (現時点ではダウンロードできないので)
バージョン 29.0向けのプレリリース版SteremFXを使うには、作成者のサポーター(パトロン/Mid Supporter以上?)になる必要があるようです。
Releases · Xaymar/obs-StreamFX · GitHub

★StreamFX フォーク
フォークして無料で配布している人がいます。
StreamFXの機能そのままで使用したい人はお試しください。
FreeFX - StreamFX Fork | OBS Forums

★StreamFX 代替案
個別で対応したい場合は下記方法もあります。
・ぼかし
GitHub - FiniteSingularity/obs-composite-blur: A comprehensive blur plugin for OBS that provides several different blur algorithms, and proper compositing.

・3D変換
様々なプラグインを作成してるExeldroさんが作成したようです。
3D Effect | OBS Forums

・ソースミラー
様々なプラグインを作成してるExeldroさんが作成したようです。
Source Clone | OBS Forums


メニュー

ファイル

録画を表示

録画の保存先を表示します。
「設定 → 出力」で保存先を変更できます。

録画の再多重化

録画したデータを再エンコードせずに変換できます。
flv , mkvなどで出力してしまったのをmp4に変換出来る。

設定

設定画面を開きます。

設定フォルダを表示

OBSの設定が保存されているディレクトリを表示します。
このフォルダをバックアップすると全てのシーン、ソース、設定を復元することができます。

プロファイルフォルダーを表示

現在選択しているプロファイルのディレクトリを表示します。

常に手前に表示

※バージョン 28.0 以降は「表示」メニューに移動しました。

OBSのウィンドウを常に手前に表示させます。

初期値(デフォルト) : 無効

終了

OBSを終了します。

編集

元に戻す

シーン、ソースなどの変更を元に戻せます。

やり直す

元に戻した動作をやり直し(取り消し)できます。

コピー

ソースをコピーします。

貼り付け (参照)

ソースを貼り貼り付けします。
違いに関しては下記ページにて
style1925.hateblo.jp

貼り付け (複製)

ソースを貼り付けします。
違いに関しては下記ページにて
style1925.hateblo.jp

フィルタをコピー

ソースに設定したフィルタをコピーします。
※27.2.4までは「フィルタをコピーする」と言う翻訳でした。

フィルタを貼り付け

ソースに設定したフィルタを貼り付けします。
※27.2.4までは「フィルタを貼り付ける」と言う翻訳でした。

変換

変換ウィンドウを開きます。

順序

ソースの順番を変更できます。

プレビュースケーリング

プレビューのスケーリングを変更できます。

スケーリングの変更をしたあとにできること
移動したい場合 : スペースキーを押しながらマウスクリックしてドラック
拡大/縮小したい場合 : スペースキーを押しながらマウスホイール操作

「ウィンドウサイズにスケーリング表示」が初期値です。
「基本 (キャンバス)」に変更すると「設定 → 映像」にある「基本 (キャンバス) 解像度」にプレビューが変更されます。
「出力 (スケーリング)」に変更すると「設定 → 映像」にある「出力 (スケーリング) 解像度」にプレビューが変更されます。

プレビューをロック

プレビューをロックします。

初期値(デフォルト) : 無効
※27.2.4までは「ロックプレビュー」と言う翻訳でした。

※0.16.0以前は、ソースが選択されている状態でロックをした後にキーボードの方向キーで動かすとソースが動いてしまうバグがあります。(マウス操作は動かない)

オーディオの詳細プロパティ

音量調整、モノラルへ変更、バランス調整(L/R)、同期オフセット、音声モニタリング、トラック

各項目に関しては オーディオの詳細プロパティ をご覧ください。

表示

UIをリセット

バージョン28.0から追加
表示で非表示にさせたUIをリセットすることができます。
※ただしドックもリセットされる。

全画面インターフェース

OBSを全画面で表示します。
WindowsではF11を押すと切り替えできます。

シーン リストモード

バージョン 30.0 で追加
今まではシーンドックでしか出来なかった表示方法の切り替え(リスト と グリッド)をここでも出来るようになりました。

ドック ツールバー

※バージョン 30.0より「シーン/ソース リストボタン」から名称が変更されました。
シーンドック、ソースドックにある「追加/削除/プロパティ/上へ移動/下へ移動」ボタンを非表示できます。

初期値(デフォルト) : 有効

ソース ツールバー

プレビュー下にあるツールバーを非表示にできます。

初期値(デフォルト) : 有効

ソース アイコン

ソースドックに追加したソースのアイコンを非表示にできます。

ステータスバー

OBS下部にある「オーバーロード通知、LIVE時間、REC時間、CPU使用率、FPS表示」を非表示にできます。

初期値(デフォルト) : 有効

統計

OBSの統計を表示します。

マルチビュー (全画面)

あとで説明書く

マルチビュー (ウィンドウ)

あとで説明書く

常に手前に表示

OBSのウィンドウを常に手前に表示させます。

初期値(デフォルト) : 無効
※28.0 以降は「ファイル」メニューから移動

ドック

27.2.0から表示メニューのサブメニューから、メニューバーのトップレベルメニューに変更されました。
位置が変わっただけで、出来ることは同じです。

ドックをロック

バージョン28.0から追加
ドック(UI)をロックします。
※バージョン27.2.4までは「UIをロック」でした。

フルハイト ドック

バージョン 30.0から追加
有効にするとチャットなどのドックがOBSウィンドウの高さ全体を占めることができます。

ドックをリセット

バージョン28.0から追加
ドック(UI)の位置を初期値に戻します。
※バージョン27.2.4までは「UIをリセット」でした。

カスタムブラウザドック

ブラウザドックを追加できます。
詳しい使い方、困った時の対処法は下記ページで解説しています。
style1925.hateblo.jp

シーン

シーンドックを削除することができます。

ソース

ソースドックを削除することができます。

音声ミキサー

音声ミキサードックを削除することができます。

シーントランジション

シーントランジションドックを削除することができます。

コントロール

コントロールドックを削除することができます。

統計

ドッキング可能な統計ウィンドウを開くことができます。

プロファイル

以下の設定が保存されています。
・設定 → 配信
・設定 → 出力 (配信・録画設定)
・設定 → 映像
・設定 → ホットキー (一部)
(シーン/ソース/ミキサーは保存されません)

以下メモ
バージョン 17.0よりインポート/エクスポートが実装 (※OBS Classicのプロファイルとは互換性がないので注意)
OBS Classicと違いプロファイル名のフォルダが書き出される。(読み込む場合はそのフォルダを読み込む)
※バージョン 17.0.1以前までは、詳細モードを利用時に生成されるファイル「streamEncoder.json」と「recordEncoder.json」がインポート/エクスポートの対象外(不具合)になる為注意して下さい。

シーンコレクション

バージョン25.0からはコンバート出来る機能がOBS本体に追加されました。
style1925.hateblo.jp

以下の設定が保存されています。
・シーン
・ソース
・音声設定

以下メモ
バージョン 17.0以降よりインポート/エクスポートが実装
よっぽどのことが無いと消えることはありませんが、何かあった時のために「シーンコレクション」をエクスポートしてあなたのシーン構成データをバックアップをすることをおすすめします!

バージョン 27.0 からは JSON は縮小された「コンパクト」な形式で保存されます。
libobs: Save obs_data json in compact form · obsproject/obs-studio@0dc1e01 · GitHub
※バージョン 29.1でソースを名前で並べ替えて綺麗にエクスポート出来るようになりました。

ツール

自動構成ウィザード

バージョン 19.0より追加
お使いのコンピュータのスペックとインターネット速度に基づいて最適な設定を提案してくれる機能。
この設定を元に考えるのも1つの手です。

字幕 (実験的)

Captions (Experimental)
バージョン 17.0より実験的に追加
現状英語とかでしか使えないです。(日本語はダメ)
Youtube(埋め込み 608/708)/Twitchなどで使える。

自動シーンスイッチャー

//今度説明書く。

出力タイマー

Output Timer
バージョン 0.16.3より追加された機能
指定時間に出力を停止出来る。
設定をすると何もウィンドウが出ずに出力が自動で停止する。

スクリプト

バージョン 21.0より追加された機能。
テキストソースなどで時計表示ができます。(サンプル)

WebSocket サーバー設定

バージョン 28.0から実装された機能
バージョン 29.1 で翻訳が変更 (以前 : obs-websocket設定)

以下の機能が可能になります。
同じローカル ネットワーク上の電話またはタブレットから OBS をリモート コントロール
サードパーティ製プログラムによるシーン切り替えの自動化 (例: オートパイロット、フットペダルなど)

ヘルプ

ヘルプポータル

OBS公式のヘルプページ(英語)が開きます。

ウェブサイト

OBS公式サイトが開きます。
https://obsproject.com

Discordサーバーに参加

OBS公式Discordサーバーへ参加できます。
https://discord.gg/obsproject

ログファイル

OBSのログファイルを開いたり、分析の為にアップロードできます。

★過去の翻訳
最新のログファイルをアップロード : 前回起動時のログファイルのアップロードです。

クラッシュレポート

OBSのクラッシュレポートを開いたり、アップロードできます。

ファイルの整合性を確認

OBSのインストールファイルの整合性を確認できます。
アップデートが近い場合はここを押しても何も反応しなくなります。
※Steam版ではこの機能は無効になっています。

更新を確認

OBSの更新を確認できます。
アップデートが近い場合はここを押しても何も反応しなくなります。
旧バージョン 21.1.0 の場合は更新が壊れてるので公式サイトより最新版をダウンロードしてインストールしてください。

※バージョン 18.0 以降でWindows向けに更新機能が実装
※バージョン 28.0からmacOSは、更新確認場所が変更。
※Steam版ではこの機能は無効になっています。

セーフモードで再起動

※バージョン 30.0で実装

サードパーティプラグインスクリプト、WebSocketが無効でOBSが起動します。
OBSの動作がおかしい場合に問題切り分けでお使いください。

セーフモードの確認ウィンドウ及び検出を無効にしたい場合は --disable-shutdown-check を起動パラメータに設定してください。
起動パラメータに関しては下記記事で解説しています。
【2023年版】OBS Studio 起動パラメータ - すたいるの情報メモブログ

新着情報

※バージョン 29.1で実装

そのバージョンで何が実装されたのか書かれた新着情報を開くことができます。
以前までは初回起動時または更新後にしか表示されませんでした。

UI: Add Help menu action to show What's New dialog by derrod · Pull Request #8470 · obsproject/obs-studio · GitHub

リリースノート

※バージョン 30.0 で実装

現在お使いのバージョンのリリースノート(GitHubページ)を開くことができます。

OBS Studioについて

Aboutメニューが表示されます。

下記が書かれています。
Lainを支援してる人 (パトロン)
・開発に貢献してる人
・翻訳に貢献してる人
・ライセンス


映像フィルタ

プレビューとフィルタのプロパティで色が違う

一度フィルタを追加しようとしているソースを削除して、再度ソースを追加してからフィルタ追加をお試しください。
試しても改善しない場合は不具合の可能性もあるので、バグ報告をしてください。

音声フィルタ

VST 2.x プラグイン

プラグインインターフェイスを開く が表示されない

VSTプラグインを選択してない状態のときは(※ {Please select a plug-in} と表示)「プラグインインターフェイスを開く」は表示されません。
Macの場合はOBSが「arm64/Apple Silicon」と「x86_64/Intel」のどちらを実行してるかによって表示されないことがあります。
x86_64/Intel」を実行すると大丈夫だったりします。
Steam版の場合は「--intel」パラメータを「起動オプション」に追加してください。

情報元 : 'Open [VST] Plugin Interface' Button doesn't show up when OBS is installed under 'Applications' but does when installed via Steam · Issue #7617 · obsproject/obs-studio · GitHub

表示されたVSTウィンドウに白い部分がある

Windowsの場合、DPI設定(拡大/縮小)が100%以外の場合に発生します。
将来的にリリースされるバージョン (30.0.1 もしくは 31.0) でこの問題は解決する予定です。

ノイズ抑制

RNNoise

高い声/叫び声が途切れる

RNNoiseは高い声/叫び声が抑制されて途切れることが多いです。
特に女性の叫び声はかき消されるので、声が消えて悩んでる人は「方式」を「Speex」にするか、ノイズ抑制を削除してください。

NVIDIA ノイズ除去

バージョン 29.0以降

表示されるメッセージ (バージョン 29.0)
「WARNING: Please upgrade both NVIDIA Video & Audio SDK. Your current version of Audio SDK is outdated.」

表示されるメッセージ (バージョン 29.0.1以降)
「警告: NVIDIA ビデオ & オーディオ SDK の両方をアップグレードしてください。 現在の オーディオ SDK のバージョンは古くなっています。」

NVIDIA ノイズ除去 / NVIDIA ルームエコー除去を利用しててこのメッセージが出てる場合は下記より「オーディオ エフェクト」の最新版をダウンロードしてインストールをしてください。
NVIDIA Broadcast ダウンロード リソース - NVIDIA

バグ/不具合情報

バージョン 29.0.1

アップワードコンプレッサー

特定の状況下でアップワードコンプレッサーを使用するソースの音声が停止(聞こえなくなる)される不具合があります。
※この不具合はバージョン 29.0.2 で修正されました。

バージョン 29.0.0

ノイズ抑制

SDKがインストールされていない(またはインストール出来ない環境)に、NVIDIA オーディオ SDKが古いと表示される不具合があります。
表示されるメッセージ「WARNING: Please upgrade both NVIDIA Video & Audio SDK. Your current version of Audio SDK is outdated.」
※この不具合はバージョン 29.0.1 で修正されました。

もしNVIDIA ノイズ除去 / NVIDIA ルームエコー除去を利用しててこのメッセージが出てる場合は下記より「オーディオ エフェクト」の最新版をダウンロードしてインストールをしてください。
NVIDIA Broadcast ダウンロード リソース - NVIDIA

エキスパンダー、アップワードコンプレッサー

音声が歪んでしまう
※この不具合はバージョン 29.0.1 で修正されました。

エキスパンダー

プリセットを「エキスパンダー」から「ゲート」にしてもプロパティが更新されない。
※この不具合はバージョン 29.1で修正。


音声ミキサー関連

音声ミキサーに関する技術詳細

いずれは日本語化したいですが、公式サイトにあるので一旦それを貼り付け。
Audio Mixer Guide | OBS
Audio Mixer Technical Details | OBS

音声ミキサーに音量ゲージが表示されない

VLC ビデオソース」「アプリケーション音声キャプチャ」「メディアソース」など
スタジオモードを有効にしてる間に追加した場合は表示されません。
真ん中の「トランジション」を押すか、スタジオモードに入る前に追加してください。

ミキサー音量バンド「緑、黄、赤」の配置具合が違うと感じる場合

音声メーターの種類を変更すると表示が変わります。
「設定 → 音声」にある「ピークメーターの種類」を「サンプル ピーク」に戻してください。

「サンプル ピーク」の場合

緑色 : -60dB ~ -20dB
黄色 : -20dB ~ -9dB
赤色 : -9dB ~ 0dB

「トゥルーピーク (CPU使用率高い)」の場合

※バージョン 29.0までは「真のピーク (CPU使用率高い)」という翻訳でした。
緑色 : -60dB ~ -13dB
黄色 : -13dB ~ -2dB
赤色 : -2dB ~ 0dB


シーン

シーン部分の仕様

・同じシーンに「画面キャプチャ」と「ゲームキャプチャ」があると干渉するらしい。(ログアナライザーの結果によると)
※パフォーマンスが低下するので、互いに違うシーンに配置することが推奨されている。

・複製
シーンを複製しても、ソースは複製元を参照します。
全く違うソースにはならないので片方で変更するともう片方に反映されるので注意してください。

OBS Classicにはない仕様

・再起動後は、終了前に選択されていたシーンが選択される。
・並び替えをしたい場合、マウスでドラッグ/ボタンを押して移動する。
※または、右クリックをして「順序」を選択して移動する。


ソース

ソース部分の仕様

ソースの名前

ソースは全てのシーンで共有するので同じには出来ません。

HTMLタグ

ソースにはHTMLタグを使用することが可能です。
昔にポスト(ツイート)したのを貼り付け。(あとでわかりやすく書く)

同じソースを別のシーンに追加したい場合

どちらかの方法を使用してください。

・ソースを新規作成する際のウィンドウで「既存を追加」を選択
・ソースを右クリックして「コピー」をして貼り付けたいシーンで「貼り付け」をする。

追加時にソースを非表示にしたい場合

バージョン 28.0以降「ソースが表示された状態で作成」のチェックを外す。
バージョン 27.2.4まで「ソース表示」のチェックを外す。

ソースの名前を長くしてしまって消せない

「削除の確認」画面が出た際に「Enter キー」を押すと消せます。

並び替えをしたい場合

マウスでドラッグして移動する。(OBS Classicにはない)
※またはショートカット、右クリックをして「順序」を選択して移動する。

プロパティを開くたびに巨大化する

原因

複数ディスプレイがあり、片方のディスプレイでOSのスケーリングを100%から変更(例えば125%など)しているとプロパティが巨大化する不具合があります。
影響バージョン 28.0~29.0.2 まで

これに関しての不具合報告
Property Window Scaling · Issue #7399 · obsproject/obs-studio · GitHub

対処法

現時点では2つあります。
※バージョン 29.1ではこの問題は修正される可能性があります。

・古いOBSを使用する。
バージョン 27.2.4 は大丈夫だと思います。

・スケーリングの値を変更する
両方のディスプレイのスケーリングの値を合わせる。

ソースに表示されているマウスカーソルを消したい!

Windowsの場合

対応しているソースであれば、プロパティにある「カーソルをキャプチャする」のチェックを外して下さい。
※ウィンドウキャプチャ、画面キャプチャ、ゲームキャプチャなど
※Window Graphics Captureの場合は、OBS Studio 26.0以降でWindows 10 バージョン2004以降だとカーソルを消すことが可能です。(バージョン2004未満の場合はカーソルを消すオプションは表示されません)

macOSの場合

・バージョン 28.0以降
macOSスクリーンキャプチャ」が実装されたので、対応macOS環境であればカーソルを消すことが可能です。

・バージョン 27.2.4まで (または下記ソースを使用した場合)
「ウィンドウキャプチャ」「サイフォンクライアント」のソースにはマウスカーソルキャプチャ機能は未実装です。

VLC ビデオソース

バージョン 0.15.0より実装
「メディアソース」と違いファイルを複数追加(指定)して再生することができます。
ループ/シャッフル 機能に対応しています。(プレイリスト再生)
※再生中にファイルを新規追加した場合、再生が最初からになります。(仕様)

YoutubeのURLを入力するとYouTubeの動画も流せたりします。(流せなくなった模様)
※動画によっては再生できるかも…?

VLC ビデオソースを使うには

※使うにはお使いのパソコンに「VLC media player」が導入されてる必要があります。

手順
1、VLC公式サイトを開く
Official download of VLC media player, the best Open Source player - VideoLAN

2、ダウンロード VLCを押してダウンロードする。

3、手順 2 でダウンロードしたVLCをインストールする。

4、インストールが終わったらOBSを起動する。

★インストール時の注意点
・必ず気をつけること
「OBS Studio」は終了してからインストールしてください。

Windowsの場合
OBS Studio が 64bit か 32bit どちらを利用してるか確認してください。
間違えた方を導入するとOBS側に「VLC ビデオソース」は表示されません。
64bitの場合は「vlc-×.×.××-win64.exe」32bitの場合は「vlc-×.×.××-win32.exe」
※×はバージョン番号

VLC側に更新があった場合
必ず「OBS Studio」は終了してから更新してください。
※OBSがVLCのファイルを読み込むので更新が出来ません。

macOSでOBS Studio 21.0以前をお使いの場合
2.2.8 が必要 (最近のバージョンの場合は、VLCは最新版をお使い下さい。)

プロパティ解説

プレイリストをループ再生

プレイリストに追加したファイルをループ再生するかの設定
チェックを外すと再生が終わると停止します。

プレイリストをシャッフルする

プレイリストに追加したファイルをランダム再生するか、リスト順にするか

表示の動作

選択肢に書かれてる通り

プレイリスト

再生するファイルを追加する所

ネットワークキャッシュ

ネットワークベースのメディアファイルのキャッシュの期間をミリ秒単位で指定できます。

音声トラック

再生するトラックを指定できます。

字幕を有効にする

字幕を表示するかどうかを指定できます。

字幕トラック

「字幕を有効にする」がチェックされている場合、どの字幕トラックを表示するか指定できます。

VLC ビデオソースで読み込めるファイル一覧

オーディオ : .3ga / .669 / .a52 / .aac / .ac3 / .adt / .adts / .aif / .aifc / .aiff / .amb / .amr / .aob / .ape / .au / .awb / .caf / .dts / .flac / .it / .kar / .m4a / .m4b / .m4p / .m5p / .mid / .mka / .mlp / .mod / .mpa / .mp1 / .mp2 / .mp3 / .mpc / .mpga / .mus / .oga / .ogg / .oma / .opus / .qcp / .ra / .rmi / .s3m / .sid / .spx / .tak / .thd / .tta / .voc / .vqf / .w64 / .wav / .wma / .wv / .xa / .xm
ビデオ : .3g2 / .3gp / .3gp2 / .3gpp / .amv / .asf / .avi / .bik / .bin / .crf / .divx / .drc / .dv / .evo / .f4v / .flv / .gvi / .gxf / .iso / .m1v / .m2v / .m2t / .m2ts / .m4v / .mkv/ .mov / .mp2 / .mp2v / .mp4 / .mp4v/ .mpe / .mpeg / .mpeg1 / .mpeg2 / .mpeg4 / .mpg / .mpv2 / .mts / .mtv / .mxf / .mxg / .nsv / .nuv / .ogg / .ogm / .ogv / .ogx / .ps / .rec / .rm /.rmvb / .rpl / .thp / .tod / .ts / .tts / .txd / .vob / .vro / .webm / .wm / .wmv / .wtv / .xesc
プレイリスト : .asx / .b4s / .cue / .ifo / .m3u / .m3u8 / .pls / .ram / .rar / .sdp / .vlc / .xspf / .wax / .wvx / .zip / .conf

macOS スクリーンキャプチャ

バージョン 28.0から実装されました。

バージョン 30.0

OBSをキャプチャから非表示にする
画面キャプチャをした際に合わせ鏡(ループ表示)になるのを防げるようになりました。

プロパティ解説 (外部ページ)

現在試せるMacを持ってないので、下記情報(英語)をご覧ください。
obsproject.com

macOS 音声キャプチャ

バージョン 30.0から実装されました。
現在Macを所持してないので、情報のみ。
アプリケーション音声キャプチャなどの機能が使用可能。
この機能のPR : mac-capture: Add macOS Audio Capture by jcm93 · Pull Request #8778 · obsproject/obs-studio · GitHub

アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)

バージョン 28.0からWindows版に実装されました。
Windows 10 バージョン 2004 (20H1 / 19041)以降で使用することが可能です。
Windows 10 バージョン 2004は2020年5月27日にリリースされました。
※他のOS(Mac/Linux)には表示されません。(選択肢に出ない)

アプリケーションの音声のみをキャプチャすることができます。
映像はキャプチャすることができないので、他のキャプチャと併用してください。 (ウィンドウキャプチャ、ゲームキャプチャ、画面キャプチャなど)

バージョン 30.0

ソース名のベータ版表記が無い件に関して

バージョン 30.0で「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」から「アプリケーション音声キャプチャ」に変更されています。
ベータが一時的に外された際に翻訳が更新され、その後戻りましたが翻訳更新がされませんでした。
バージョン 30.0.1で翻訳が更新されたので「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」に戻りました。

なんでこうなったか。(日本時間表記)
・2023年11月12日
翻訳が更新されずバージョン 30.0 がリリースされる。

・2023年10月29日
crowdinに翻訳が来たので「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」として保存

・2023年10月29日
ソース名から (BETA) を取り除く変更が戻される
※修正が機能する人としない人が居たため。
Revert "win-wasapi: Remove 'BETA' from Application Audio Capture name" · obsproject/obs-studio@ed2ade2 · GitHub

・2023年10月10日
最新の翻訳が取り込まれる
Update translations from Crowdin · obsproject/obs-studio@0d450a3 · GitHub

・2023年10月09日
crowdinに翻訳が来たので「アプリケーション音声キャプチャ」として保存

・2023年10月09日
ソース名から (BETA) を取り除く変更が取り込まれる
win-wasapi: Remove 'BETA' from Application Audio Capture name · obsproject/obs-studio@36ea03d · GitHub

・2023年10月08日
ソース名から (BETA) を取り除く変更が提出される
win-wasapi: Remove 'BETA' from Application Audio Capture name by derrod · Pull Request #9676 · obsproject/obs-studio · GitHub

・2023年10月08日
アプリケーション音声キャプチャの修正が入る
win-wasapi: Use provided timestamp for application audio capture · obsproject/obs-studio@82f51f2 · GitHub

不具合情報

最新情報

・2023年11月12日
バージョン 30.0 が正式リリースされました。
まだノイズ問題は解決していません。
ソース名の変更に関する情報は1つ上で解説しています。

・2023年11月10日 10時頃 加筆
現時点ではこの問題に対する回避策や解決策はない模様です。
また問題が発生する人はRytoEXさんが書いてる内容の提供をしてあげてください。
情報元 : [Application Audio Capture (beta)] Sound becomes noisy after a long time · Issue #8064 · obsproject/obs-studio · GitHub

・2023年10月24日 加筆
ノイズ問題の修正に関して追記がありました。
バージョン 30.0 RC1で実装された変更は一部の人には有効ですが、有効じゃない人もいるようです。
情報元 : https://github.com/obsproject/obs-studio/issues/8064#issuecomment-1776311179

・2023年10月8日 加筆
ノイズ問題を修正するかもしれない変更が実装されました。
バージョン 30.0 でこの変更がテスト可能です。

定期的にキャプチャした音声にノイズが発生する

「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」は定期的に音声に1分ほどノイズが発生する不具合があります。
検索用ワード : プツプツ、ぷつぷつ、ブツブツ、ぶつぶつ、ジリジリ、ガビガビ、ビリビリ、バリバリ、音バグ、自然に直る、一定時間
ノイズが発生するのでソース名に「(ベータ版)」とついています。
ベータとした際のコメントは下記をご覧ください。
win-wasapi: Add support for capturing a process by jpark37 · Pull Request #5218 · obsproject/obs-studio · GitHub

ちなみに「win-capture-audio (Application Audio Output Capture)」プラグインも定期的にノイズが発生する不具合があります。
現状「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」及び「win-capture-audio (Application Audio Output Capture)」で発生する音声ノイズは現状回避する事は出来ません。
もしノイズを回避したい場合は、上記ソースでの音声キャプチャ方法を諦めて「デスクトップ音声」を使用してください。

公式実装のノイズ、音声遅延に関する不具合情報

報告者がビデオを提供してるので、自分の症状と同じか確認してください。
[Application Audio Capture (beta)] Sound becomes noisy after a long time · Issue #8064 · obsproject/obs-studio · GitHub
[Application Audio Capture (beta)] Audio starts to be behind the video with time · Issue #8086 · obsproject/obs-studio · GitHub

プラグイン「win-capture-audio」の不具合情報

報告者がビデオを提供してるので、自分の症状と同じか確認してください。
Audio crackling/popping stutter under load · Issue #31 · bozbez/win-capture-audio · GitHub
Robotic/distorted audio · Issue #140 · bozbez/win-capture-audio · GitHub

macOS向けのメモ

バージョン 28.0から「macOSスクリーンキャプチャ」と呼ばれるソースが実装されました。
macOS 13以降であれば音が簡単にキャプチャすることができるようになりました。
さらにバージョン 30.0から「アプリケーション音声キャプチャ」と同等の機能「macOS 音声キャプチャ」が追加されました。

公式実装 と プラグイン実装 の違い

公式実装は jpark37 さんが作成しました。
プラグイン実装は bozbez さんが作成しました。
OBS 実装とプラグイン 実装が異なる為、プラグインで利用可能だった機能が公式版にはなかったりします。(この情報に関する情報元)

プロパティ解説

ウィンドウ

サウンドを取得するウィンドウまたはアプリケーションの名前を指定します。

ウィンドウの一致優先順位

・ウィンドウのタイトルに一致する必要があります
ウィンドウのタイトルに一致、ウィンドウタイトルが変わらないアプリケーションにおすすめ。

・タイトルに一致、そうでなければ同じ種類のウィンドウを見つける
ウィンドウタイトルに一致するか、ウィンドウクラス名に一致する場合におすすめ。
ウィンドウクラス名が一致すれば、異なる実行ファイルであってもキャプチャされてしまうので注意が必要。

・タイトルに一致、そうでなければ同じ実行可能ファイルのウィンドウを見つける
ウィンドウのタイトルに一致するか、実行ファイル名が一致する場合におすすめ。
※例えばDiscordとかはこれで指定するといちいち指定し直さなくていいです。

プラグイン「win-capture-audio」を導入してる場合の注意点

「アプリケーション音声キャプチャ」と「win-capture-audio(プラグイン)」を同時に使用しようとすると片方にしか音が入らなかったりします。
同時に使用出来ないようなのでお気をつけください。

デスクトップ音声を無効にした場合

個別にキャプチャが出来るので、デスクトップ音声を無効にした場合にブラウザソースで追加したアラートを配信/録画などに流したい場合

手順
1、設定したいブラウザソースのプロパティを開く
2、「OBSで音声を制御する」にチェック
3、プロパティを閉じる。(一度ここで音声が聞こえなくなります。)
4、OBSの本体画面「音声ミキサー」を右クリックして「オーディオの詳細プロパティ」を開く
5、音声モニタリングを「モニターと出力」にする。

音のキャプチャに問題がある場合

「スピーカー または ヘッドフォンのプロパティ」→「詳細」タブの「信号の拡張機能」で「オーディオ拡張機能を有効にする」のチェックを外してみてください。

Discordをキャプチャする際の注意点

普通に「ウィンドウ」で「Discord」を指定してもキャプチャすることができますが、Discordを再起動すると毎回キャプチャを再設定する必要があります。
少し工夫するだけで再設定する必要がなくなります。

方法
プロパティにある「ウィンドウの一致優先順位」「タイトルに一致、そうでなければ同じ実行可能ファイルのウィンドウを見つける」に変更する

VALORANTのVC(野良の声)をキャプチャするには

※対処法を使用しなくても「VALORANT-Win64-Shipping.exe」だけでVC(ボイスチャット)音声がキャプチャできるようになってました。もしボイスチャットの出力デバイスを変更してる場合は「Default System Device」に戻してください。

★過去情報 (今後削除します)
VALORANTはゲーム本体とVC(ボイスチャット)でプロセスが異なります。
ゲーム本体 : VALORANT-Win64-Shipping.exe
VC(ボイスチャット) : RiotClientServices.exe (ウィンドウ無し)
異なる影響で「アプリケーション音声キャプチャ」でVALORANT(VALORANT-Win64-Shipping.exe)を指定してもVC音声(野良の声)をキャプチャすることは出来ません。
また「RiotClientServices.exe」は「ウィンドウ」がないので「アプリケーション音声キャプチャ」の「ウィンドウ選択肢」には表示されません。
「アプリケーション音声キャプチャ」でのキャプチャを諦めて「デスクトップ音声」を使うことをおすすめします。
もし「デスクトップ音声」を使用したくない場合は、下記2つの対処法どちらかをお試しください。

対処法 1

win-capture-audio(プラグイン)を利用する
プラグインは2022年7月29日にリリースされたv2.2.3-beta以降全く更新されていないので、予期せぬ不具合が発生する可能性があります。
プラグインはノイズ問題が解決されていないので定期的にノイズが発生します。

下記知恵袋で回答しましたが、win-capture-audio(プラグイン)でRiotclientservices.exeを指定するとキャプチャが可能です。
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

対処法 2

仮想オーディオデバイスを使用する。

VB-CABLE」などを使用すれば「アプリケーション音声キャプチャ」でゲーム音声をキャプチャしつつ、VC(ボイスチャット)をキャプチャ可能です。
方法を簡単に記載してます。同様の内容を公式サイト(英語)のKnowledge Baseでも見ることができます。
Application Audio Capture Guide | OBS
※In-Game Voice Chat部分。

★必要なもの
VB-CABLE VB-Audio Virtual Apps

★設定
Windows
※もし下記設定が嫌な場合は、OBS側で「CABLE Output (VB-CABLE Virtual Cable)」を音声モニタリング(モニターと出力)にすると同じことができます。
1、Windowsキー + Rキーを押す
2、「ファイル名を指定して実行」に下記を入力してOKを押す
mmsys.cpl
3、「サウンド」設定が開く
4、「録音」タブを開き「CABLE Output」のプロパティを開く
5、「聴く」タブで「このデバイスを聴く」にチェック
※必要に応じてご自身の再生デバイスを選択してください
6、「サウンド」プロパティは「OK」で閉じる

・VALORANT側
1、VALORANTを起動する
2、「Esc」を押して「設定」を開く
3、「オーディオ」を開く
4、「出力デバイス」を「CABLE Input (VB-CABLE Virtual Cable)」に変更
5、「設定を閉じる」をクリックして設定を保存

・OBS側
ゲーム音声
1、「アプリケーション音声キャプチャ」を追加する
2、ウィンドウで「VALORANT-Win64-Shipping.exe」を選択
3、プロパティをOKを押して閉じる

VC音声(野良の声)
1、 「音声入力キャプチャ」を追加する
2、「デバイス」で「CABLE Output (VB-CABLE Virtual Cable)」を選択
3、プロパティをOKを押して閉じる

ウィンドウキャプチャ (macOS)

macOS版のウィンドウキャプチャ仕様

Appleが準備したAPIの影響で、パフォーマンスが非常に悪くウィンドウキャプチャを増やしすぎるとCPU使用率が高くなって重くなります。
※画面キャプチャで「クロップ」で「ウィドウにあわせる」にした方がCPU使用率が低いです。
macOS 13 Venturaをお使いの場合は、バージョン 28.0以降に更新して「macOSスクリーンキャプチャ」を使用してください。

プロパティ解説

ウィンドウ

キャプチャするウィンドウを指定します。

空の名前のウィンドウを表示

※名前が空のウィンドウを表示する
名前のないウィンドウを表示する際に使用します。

ウィンドウの影を表示

ウィンドウの影を表示する際に使用します。

こんな時は

League of Legends(LOL)

LoL配信をする際の、ソース順番に関して / 自動切り替えに関して
かなり昔に検証したので、現在は間違えてる可能性があります。
予めご了承ください。

macOS 13 Ventura以降
macOSスクリーンキャプチャ (バージョン 28.0以降)
※未検証

macOS 10.14以降
・画面キャプチャ (ロビー、ゲーム)
※未検証

macOS 10.13までの方
・サイフォンクライアント (10.13まで)
・ウィンドウキャプチャ (LOL ロビークライアント)

★ロビー
ウィンドウキャプチャで「空の名前のウィンドウを表示」にチェックをしてから「[League of Legends]」を選択する。※チェックしないと表示されません。

★ゲーム本体 (10.14 mojave以降)
Appleがサイフォンを使えなくしたので「画面キャプチャ」で対処してください。

★ゲーム本体 (10.13 High Sierraまで)
「サイフォンクライアント」 旧名称: ゲームキャプチャ(サイフォン)を使います。
「インジェクト」にチェックをつけ「[League of Legends]」を選択
※他にも com~という選択肢が出ることがありますが、何もついていないのを選択します。
「ソース」で「[League of Legends] InjectedSyphon」を選択
※選択肢が見えない場合はキーボードの↓キーを押す。(テーマ変更してると特に)

ウィンドウキャプチャ (Windows)

「レイヤードウィンドウキャプチャ」は現時点では未実装 (画面キャプチャで対処)

プロパティ解説

ウィンドウ

キャプチャするウィンドウを指定します。
キャプチャしたいウィンドウを最小化していると、選択肢に出ません。
最小化を解除してから、プロパティを開いてください。
また最小化中はキャプチャした映像が止まります。

Windows 10のアプリ (電卓など)
バージョン 25.0以降でウィンドウキャプチャ出来るようになりました。
※Window 10 1903以降のみ

キャプチャ方法

使用するキャプチャ方法を指定できます。

初期値(デフォルト) : 自動

自動

ウィンドウに応じて自動選択アルゴリズムを利用します。
真っ暗で映らない場合は方法を自動から変更してみてください。

BitBlt (Windows 7 以降)

bitbltは画面表示に用いられるビットマップイメージをメインメモリからグラフィックスメモリへと転送する機能。
(ここらへんは詳しくないので、あとで調べてちゃんと書きます。)
キャプチャするウィンドウが黒くなったりすることがあります。

Windows 10 (1903以降)

Microsoft の新しい API を使用します。
bitbltでキャプチャ出来ない場合にお使いください。

・キャプチャした際に出る黄色の枠線
Windows 11では消すことができます。
Windows 10では消せません。

・マウスカーソルを消すオプション
OBS Studio 26.0以降で利用できます。
Windows 10 2004以降のみ

ウィンドウの一致優先順位

・ウィンドウのタイトルに一致する必要があります
ウィンドウのタイトルに一致、ウィンドウタイトルが変わらないアプリケーションにおすすめ。

・タイトルに一致、そうでなければ同じ種類のウィンドウを見つける
ウィンドウタイトルに一致するか、ウィンドウクラス名に一致する場合におすすめ。
ウィンドウクラス名が一致すれば、異なる実行ファイルであってもキャプチャされてしまうので注意が必要。

・タイトルに一致、そうでなければ同じ実行可能ファイルのウィンドウを見つける
ウィンドウのタイトルに一致するか、実行ファイル名が一致する場合におすすめ。

カーソルをキャプチャする

マウスポインタをキャプチャするか選択できます。
キャプチャしたくない場合はチェックを外してください。

初期値(デフォルト) : 有効

マルチアダプターの互換性

キャプチャ方法が「BitBlt (Windows 7 以降)」の場合に表示されます。

チェックすると、 2つ以上のビデオカードがインストールされているシステムに対して互換モードを使用します。
マルチアダプター互換性オプションを有効にすると、VRAM から RAM への転送(アップロード/ダウンロード)がされるので、キャプチャのパフォーマンスがわずかに低下する可能性があります。
通常の方法でキャプチャが出来ない場合にのみ使用してください。

クライアント領域

キャプチャ方法が「Windows 10 (1903以降)」の場合に表示されます。
タイトルバー、ツールバー、ステータスバー、スクロールバーを除くウィンドウの内側の領域
チェックを外すとキャプチャ範囲が変わります。

初期値(デフォルト) : 有効

SDRを強制する

HDR設定を利用してる場合にSDRを強制したい場合に使用します。
HDR環境がないので、もしかしたら間違えてるかもしれません。

この機能に関する詳細
libobs-winrt,win-capture: Allow forcing SDR by jpark37 · Pull Request #7290 · obsproject/obs-studio · GitHub

こんな時は

ノートパソコンの人

ノートパソコン(ラップトップ)をお使いの方は、場合によってはOBS Studioの動作GPU(グラフィックボード)を変更する必要があります。
Wiki - Laptop Troubleshooting | OBS (英語ページ)

ウィンドウキャプチャしたら、他のウィンドウが被る

Windows 7時点でのメモ。(それ以降でかぶる場合は分かりません。)
Windows 7の場合、Aeroの有無でウィンドウが被ることがあります。(8.1/10では発生しない)
ウィンドウキャプチャでウィンドウが被ってお悩みの人は、確認をしてみてください。
Aeroを有効にしている場合 : ウィンドウが重なっても他のウィンドウが映らない。
Aeroを無効にしている場合 : ウィンドウが重なると映る(被る)。(仕様なので諦めて下さい)
※但しWindows 7はAeroが有効の場合、画面キャプチャをすると動作FPSが低下します。
検索ワード : ウィンドウキャプチャ / 被る / 重なると映る / 裏のウィンドウ / 他のウィンドウ / 合わせ鏡

ウィンドウ(選択肢)に出てこない

下記のことをすると選択肢にでません。
・最小化してる(ウィンドウが見える状態にしてください)
・フルスクリーンにしてる(ウィンドウモードにしてください。)

ウィンドウ(選択肢)に何も出ない

バージョン 17.0でWindows 7環境の方は問題があったようです。
バージョン 18.0で修正されました。更新必須。
※バグに関してのJimからのメッセージ (英語ページ)
特にKaspersky(カスペルスキー)の場合はOBS Studioを除外設定にする必要があるようです。
他のウイルスソフトの場合も選択肢がない場合は除外設定をお試し下さい。(Avast/AVGなど)
もしうまくいかない際は、セキュリティソフトを一時的にアンインストールしてみて下さい。
検索ワード : ウィンドウキャプチャ / ウィンドウ / 選択肢 / 出ない / 選択出来ない

キャプチャ出来ない場合

キャプチャしたいアプリ側を「互換モード/Windows 7など」で起動をお試しください。
※間違ってもOBS側は互換モードで起動しないように。

ウィンドウキャプチャした映像が動かず静止画

対応してない場合は、映像が静止画になります。
ただし、対応している物で出来ない場合は下記の部分に該当してないかを確認してください。
・複数モニターがあり、グラフィックボードとオンボードにモニターを接続している。
(上記の場合は、対応しているウィンドウであっても静止画になるのでグラフィックボード側にモニターを全て接続するように変更してください。)

Shadowverse(シャドバ)が映らない

ウィンドウキャプチャが出来ない場合は、ゲームキャプチャを利用してください。
ノートパソコン(デュアルGPU)の人は、上に書いてある注意点をお読みください。
※DMM版でゲームキャプチャを使用する場合は、OBS Studioを管理者権限で起動する必要があります。(DMMゲームが管理者権限でゲームを起動する為、権限上キャプチャが出来なくなるので。)

Skypeが映らない

25.0以降では新しいキャプチャ方式が実装されたので、Window 10 1903以降であればウィンドウキャプチャができます。
ダメな場合はSkypeのショートカットに「--disable-gpu --disable-gpu-compositing」をつけて起動するとキャプチャできます。※パフォーマンスに影響が出る可能性があるので注意

アマレコが真っ暗・映らない

Windows 7環境の場合、Aeroを無効に変更して下さい。(有効の場合は取り込めない)
Windows 8.1/10環境の場合、アマレコの設定で EVR優先 にすると映るらしいです。
もし駄目な場合で、アマレコをOBSで使用したい場合は「ウィンドウキャプチャ」を使うのではなく「映像キャプチャデバイス」を使ってください。

League of Legends (LOL) のロビーキャプチャ

LoL配信をする際の、ソース順番に関して / 自動切り替えに関して
・ゲームキャプチャ (LOL ゲーム内)
・ウィンドウキャプチャ (LOL ロビークライアント)

★ロビー (新クライアント)
ウィンドウキャプチャで「LeagueClientUx.exe」を選択

★ゲーム本体
ゲームキャプチャで「League of Legends.exe」を選択

サイフォンクライアント

macOSのみ実装。
旧名称 : ゲームキャプチャ (サイフォン)
※バージョン 23.0で名称変更

あとで詳しく書くつもり。
macOS 10.14 mojave以降はAppleが使えなくしたので動作しません。
「画面キャプチャ」か「ウィンドウキャプチャ」を使って対処してください。
macOS 13 Venturaを使用出来る人はバージョン28.0以降で実装された「macOSスクリーンキャプチャ」を利用してください。
最近の事情は分からないので、mac購入したら検証したい。

ゲームキャプチャ

Windowsのみ実装されています。
※映像がプレビューに表示されるまで数秒掛かります。待ちましょう。

プロパティ解説

モード

ドロップダウンリストから選択できる 3つ のモードがあります。
ゲームキャプチャがキャプチャするビデオゲームアプリケーションを見つける方法を決定します。

フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ

プライマリモニターでフルスクリーンで実行されているゲームを自動的に検出してキャプチャします。
ゲームをフルスクリーンでプレイする場合は、このオプションを使うと便利です。
注 : alt+tab を使用すると、フルスクリーンアプリケーションが最小化されるためキャプチャが停止する場合があります。

特定のウィンドウをキャプチャ

選択したウィンドウをキャプチャします。
これはゲーム以外のキャプチャには適していません。
映らない場合は、ウィンドウキャプチャを使用してください。

★ウィンドウ一致優先順位
・ウィンドウのタイトルに一致する必要があります
ウィンドウのタイトルに一致、ウィンドウタイトルが変わらないアプリケーションにおすすめ。

・タイトルに一致、そうでなければ同じ種類のウィンドウを見つける
ウィンドウタイトルに一致するか、ウィンドウクラス名に一致する場合におすすめ。
ウィンドウクラス名が一致すれば、異なる実行ファイルであってもキャプチャされてしまうので注意が必要。

・タイトルに一致、そうでなければ同じ実行可能ファイルのウィンドウを見つける
ウィンドウのタイトルに一致するか、実行ファイル名が一致する場合におすすめ。

ホットキーで全面のウィンドウをキャプチャ

キーボードのホットキー (OBS 設定 → ホットキーで設定可) を使用して最前面のゲーム ウィンドウをキャプチャします。
このオプションは、ゲームを頻繁に変更する場合に役立ちます。
キャプチャするゲームを変更する為にゲームキャプチャのプロパティを開く必要がない

「キャプチャを無効化」ホットキーが押されるまで、ウィンドウが記憶されます。

SLI/Crossfire キャプチャモード (遅い)

キャプチャ方法を共有テクスチャキャプチャからメモリキャプチャに変更します。
メモリキャプチャは、共有テクスチャキャプチャよりも効率が悪いため、このオプションは他にオプションがない場合にのみ有効にする必要があります。
このオプションは、システムで複数のグラフィックカード (GPU) を使用している場合にゲームキャプチャに関する解決策が他にない場合にのみ使用してください。
フレームがメモリにコピーされる為、場合によっては「ゲームFPSの低下や予期せぬ不具合」が発生します。

初期値(デフォルト) : 無効

透過を許可

チェックすると、アルファチャンネルを適用できます。

初期値(デフォルト) : 無効

キャプチャのフレームレートを制限する

OBS Studio が使用するように設定されているよりも高いフレーム レートでのキャプチャを阻止します。

・設定がオフの場合
OBS は OBS フレームレートの (最大) 2倍でゲームをキャプチャします。
例: OBS 60fps だと ゲーム 120fps でキャプチャ

・設定がオンの場合
OBS は OBS フレームレートでゲームをキャプチャします。
例: OBS 60fpsだと ゲーム 60fpsでキャプチャ

これはゲームのフレーム レートをロックするのではなく、OBS がゲームから新しいフレームを受信する頻度をロックします。

初期値(デフォルト) : 無効

カーソルをキャプチャする

マウスポインタをキャプチャするか選択できます。
キャプチャしたくない場合はチェックを外してください。

初期値(デフォルト) : 有効

アンチチート互換性フックを使用する

このオプションは、チート対策システムが有効になっているゲームを対象としています。  これにより OBS が不正なアプリケーションとして検出されるのを防ぐことができます。  

オンにすると、通常とは異なる方法でキャプチャしようとします。
特定のゲームでフックエラーが発生した場合は「アンチチート互換性フックを使用する」を有効にしてみてください。
逆にキャプチャ出来ない際にオフにするのも有効的です。(ストリートファイターとか?)

初期値(デフォルト) : 有効

サードパーティ製のオーバーレイ (Steamなど) をキャプチャする

文字通り、チェックするとオーバーレイ (Steam/Discordなど) を含めてキャプチャされます。

初期値(デフォルト) : 無効

フック速度

プロセスをフックしようとする速度を指定します。
新しく作成されたウィンドウをキャプチャしようとしたとき (古いウィンドウが無効になった場合) OBS Studioに表示される速度です。
通常が推奨され、早くすることは推奨されません。(予期せぬことが発生する場合があります。)

詳細は実装時のコメントを
win-capture: Add option to adjust hook rate for game capture by tompeeters368 · Pull Request #1479 · obsproject/obs-studio · GitHub

★利用可能なオプションの違い
・低速
間隔を最大 4秒 に設定します。

・通常 (推奨)
間隔を最大 2秒 に設定します。

・高速
間隔を最大 1秒 に設定します。

・最速
間隔を 0.2 秒 に設定します。

初期値(デフォルト) : 通常 (推奨)

RGB10A2 色空間

ゲームキャプチャ字のソースの色空間を指定します。
HDR ゲームを配信する際に使う設定です。
詳細は実装時のコメントを
win-capture: Add HDR support to Game Capture by jpark37 · Pull Request #6249 · obsproject/obs-studio · GitHub

初期値(デフォルト) : sRGB

こんな時は

ノートパソコンの人 (注意点)

ノートパソコン(ラップトップ)をお使いの方は、場合によってはOBS Studioの動作GPU(グラフィックボード)を変更する必要があります。
Wiki - Laptop Troubleshooting | OBS (英語ページ)

同じゲームキャプチャをもう一つ取り込みたい

ソース追加時にある「既存を追加」を選択して追加します。
新しいバージョンの場合は、ソースをコピーして貼り付けでも大丈夫です。
「新規作成」で複数追加して同じウィンドウ(プロセス)を指定すると映らないことが出てくるのでおすすめしません。

(バージョン 17.0 ではバグでフリーズがありました。17.0.1以降で修正)

オーバーレイが映っちゃう

プロパティにある設定を有効にすると映ります。(初期設定だとオフ)

バージョン 28.0以降の翻訳 「サードパーティ製のオーバーレイ (steamなど) をキャプチャする」
バージョン 27.2.4までの翻訳「(steamなどの) サードパーティ製のオーバーレイをキャプチャする」

今まで映っていたのにゲームキャプチャが映らない

対処法を4つ紹介します。

1、同じウィンドウ(プロセス)を指定してるゲームキャプチャがあれば削除。
2、OBS Studioとゲーム側の両方の再起動。
3、手順2を試しても駄目だったらパソコンを再起動。
4、OBS Studioを管理者権限で起動してみる。

ゲームキャプチャでゲームが映らない! (取り込めない)

下記対処法を試してもダメな場合は「ウィンドウキャプチャ」か「画面キャプチャ」を使って対処してください。

1、複数OBSを起動している (またはStreamlabs OBSを起動している)
1つしかキャプチャが出来ないので、複数起動している場合は終了してください。

2、グラフィックドライバーを更新
稀にドライバーが問題で取り込めないことがあります。
※一度削除してからインストールがベスト

3、ゲーム側が管理者権限で起動をしている場合
必ずOBS Studioも管理者権限で起動をして下さい。 ※権限の問題で取り込めません。

4、他のキャプチャソフトを起動してる場合
競合してゲームキャプチャ出来なくなるので、終了してください。
例えばBandiCamとかでキャプチャしているとキャプチャできなくなります。
VALORANTがキャプチャ出来ない症状があったので記載

5、MSI Afterburner や RivaTunerを導入してる場合
競合してゲームキャプチャが失敗するので、必ず終了してください。

使用したままキャプチャする方法
※だめな場合もあると思うので、その時は終了してください。
・ゲーム と OBSは終了する。
・タスクバーから ▲ でRivaTunerのアイコンをクリック
・「RivaTuner」の設定が開くので「Setup」をクリック
・「RivaTunerStatisticsServer properties」が開かれる
・「General」をスクロールして「Use Microsoft Detours API Hooking」にチェックをする。
・「OK」を押して閉じる。
・ゲーム と OBS を起動してゲームキャプチャを試す。

6、「ゲームキャプチャ」の「モード」を変更してない場合 (0.15.3以降の仕様)
モードに関して

・フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ
全面にあるフルスクリーンゲームをフックします。

・特定のウィンドウをキャプチャ
ゲームを指定してフックします。

・ホットキーで全面のウィンドウをキャプチャ
ホットキー設定をしてゲームをフックしたい時にホットキーを押します。

※自分でビルドした場合は「ゲームキャプチャ」のファイルが署名されてないので、オンラインゲームなどをキャプチャしようとしても「検知落ち(検知除外されていない)」もしくは「キャプチャ出来ない」問題が発生します。
検索ワード : ネトゲ / ネットゲーム / 真っ暗 / 映らない / ゲームキャプチャ / 取り込み / 管理者権限

ゲームキャプチャしたゲームが真っ赤(赤い) (PUBG/Fortniteなど)

「設定 → 詳細設定」で「レンダラー」を「OpenGL」に変更していませんか?
レンダラー「OpenGL」はWindows環境では推奨されない為 (OBS Studio 18.0.2以降非表示に変更されました) 初期の「Direct3D 11」に戻してください。
また、真っ赤にPUBGが表示される以外にも暗く表示される場合は「ゲームキャプチャ」オプションにある「透過を許可」のチェックを外してください。
※悪い”ガイド”に従って「詳細設定 の レンダラー」を変更しないで下さい。

ゲームキャプチャしたMinecraftスクリーンショット(SS)が真っ黒

1、1つ上に記載してる"悪いガイド"に従って「Direcrt3D 11」から「OpenGL」にしている場合は戻してください。
2、ゲームキャプチャのプロパティで「SLI/Crossfire キャプチャモード (遅い)」にチェックをつけた場合は外してください。

ゲームキャプチャした「osu! / Minecraft」が重い (FPS低下)

NvidiaのShere(旧 ShadowPlay)を最新版にアップデートしてみてください。
アップデートしても重い場合は「ゲーム内のオーバーレイ」をOFFにしてください。

一部ゲームの仕様

League of Legends(LoL)の新クライアント
ウィンドウキャプチャが必要
※詳しくは当記事のウィンドウキャプチャ部分をご覧下さい。
※旧クライアントはDirectX 9だったが、新クライアントは違う為取り込めない

Windows 10のストアアプリなど

バージョン 17.0(0.17.0)より、下記アプリなどはゲームキャプチャで取り込めるようになりました。
アプリ例 : Minecraft Windows 10 Edition

OBS Studio 25.0.8以降でインストーラー版を使用している場合は必要ありませんが、Zip版をお使いの方は下記を参考に追加の権限を手動で付与する必要があります。
【OBS Studio/対処法】 Minecraft for Windows がゲームキャプチャできない場合 - すたいるのOBS情報メモブログ

メモ関連

ゲームキャプチャ部分の仕様変更 (バージョン 0.15.3以降)

バージョン 0.15.2まではチェックボックスを外さないとキャプチャを切り替えれなかった。
バージョン 0.15.3より選択肢に変更され特定のゲームウィンドウをキャプチャしたい場合は「特定のウィンドウキャプチャ」を選択してゲームを選べば映る。

ゲームキャプチャブラックリストプロセス一覧

※プロセスに注入することでの問題防ぎの為

explorer / steam / battle.net / galaxyclient / skype / uplay / origin / devenv / taskmgr / chrome / discord / firefox / systemsettings / applicationframehost / cmd / shellexperiencehost / winstore.app / searchui / lockapp / windowsinternal.composableshell.experiences.textinput.inputapp (2022/02/03現在)
※初期はLOLの旧ロビークライアントもブロックされてたが、外された。2016/08/06

気になる人はソースコード見た方がはやいかも。
obs-studio/plugins/win-capture/game-capture.c at master · obsproject/obs-studio · GitHub

OBS Studioをビルドしたけど、ゲームキャプチャが出来ない

あなたがビルドして生成したOBS Studioは、何bitですか? (64bit版 or 32bit版)
ゲームキャプチャは、キャプチャしようとしているゲームと同じbit数のゲームキャプチャの必須ファイルがないとキャプチャ出来ません。(仕様)
新たにビルドをして不足してる必須ファイルをコピーしてみて下さい。
または公式OBSをダウンロードして「data\obs-plugins\win-capture」にある必須ファイルをコピーして解決させる方法もあります。

ログファイルにこのようなエラーが出てる場合は、上記症状に該当します。

[game-capture: 'ゲームキャプチャ'] Game capture inject helper not found. This is most likely due to security software. Please make sure that the OBS installation folder is excluded/ignored in the settings of the security software you are using.

シーン

すでにある「シーン」をそのまま追加出来る機能。
例えば、コメント表示などの「ブラウザソース」を1つのソースにまとめておいてそれを「シーン」として追加するとソース部分の表示がスッキリします。
かなりおすすめ!

テキスト (FreeType 2)

Windows版は新しいテキストが実装された為、非推奨ソースに変更。

プロパティ解説

フォント

フォントを選択できます。
Macの場合は最初に選択されているフォントが日本語フォントではないので、文字が文字化け(四角文字)して表示されます。

★初期フォントに関して
Windowsの場合 : Arial
macの場合 : Helvetica
Linuxの場合 : Sans Serif

テキスト

表示したいテキストを入力します。

ファイルからの読み取り

少し下にある「テキストファイル (UTF-8 または UTF-16)」で指定したテキストファイルから読み込みをします。

アンチエイリアスを有効にする

初期値(デフォルト) : 有効
チェックするとテキストのエッジが滑らかになります。

チャットログモード

チャットログ行数で指定した行を表示します。
初期値(デフォルト) : 6

色1

グラデーションの上部の色とアルファチャネル値を指定します。
初期値(デフォルト) : #ffffff

色2

グラデーションの下部の色とアルファ チャネル値を指定します。
初期値(デフォルト) : #ffffff

輪郭

チェックすると文字の周りに黒の輪郭が設定されます。
初期値(デフォルト) : オフ

影をつける

各文字の右下に黒いドロップシャドウでレンダリングされる影が設定されます。
初期値(デフォルト) : オフ

カスタムテキスト幅

テキストの幅をピクセル単位で設定できます。
初期値(デフォルト) : 0 (制限無し)
最大値 : 4096

折り返し表示

カスタムテキスト幅で設定した数値で折り返し表示します。

テキスト (GDI+)

※バージョン 0.16.0よりWindows版限定で実装

今まで実装されていた「テキスト (FreeType 2)」より高度に設定が可能。

プロパティ解説

フォント

フォントを選択できます。
「Arial」が初期フォントになっています。

下記今まで書いてたこと。(編集中の為一旦そのまま。)

ファイルからの読み取り

テキストファイルから読み込みをします。
UTF-8」で保存されている必要があります。
もし違う場合は文字化けして表示されます。
※デスクトップを右クリックしてテキストファイルを作成した場合、そのまま読み込もうとしても文字化けする場合があります。文字化けしている場合はUTF-8に保存し直して下さい。

テキスト

表示したいテキストを入力します。

アンチエイリアスを有効にする

初期値(デフォルト) : 有効
チェックするとテキストのエッジが滑らかになります。

テキスト変換

初期値(デフォルト) : 未設定
大文字 : 入力したテキストをすべて大文字にできます。
小文字 : 入力したテキストをすべて小文字にできます。
各単語の最初の一文字を大文字にする : 入力したテキストの最初の文字だけを大文字にします。

垂直方向

テキストが垂直にレンダリングされるように指定します。
テキストが縦向きに対応してない言語の場合、テキストは90度回転して表示されます。

テキストの色を指定します。

不透明度

テキスト色の不透明度を指定します。

グラデーション

テキストにグラデーションを設定します。

グラデーションカラー : グラデーションの下部の色を指定します。
グラデーションの不透明度 : グラデーションカラーの不透明度を設定します。
グラデーションの方向 : グラデーションの方向を設定します。(初期値(デフォルト) : 90)

背景色

ソースの背景色を設定します。

背景の不透明度

初期値(デフォルト) : 0%
背景色で設定した色の不透明度を設定できます。

位置揃え

初期値(デフォルト) : 左
テキストの水平方向の配置 (左、中央、右) を設定できます。

垂直位置揃え

初期値(デフォルト) : 上
テキストの垂直方向の配置 (上、中央、下) を設定できます。

輪郭

チェックすると文字の周りに輪郭が設定されます。
初期値(デフォルト) : オフ

輪郭のサイズ : サイズを設定します。 (初期値(デフォルト) : 2)
輪郭の色 : 色を設定します。初期値は白なので変化が分かりにくいです。 (初期値(デフォルト) : #ffffff9)

チャットログモード

FreeType 2でも同じ仕様
IRCクライアントのようなものからチャットログで更新されているテキストファイルがある場合に備えています。
設定した制限数に合わせて、テキストファイルの文字が表示されます。

チャットログ行の制限 : チャットログ行数で指定した行を表示します。
初期値(デフォルト) : 6

テキスト領域の範囲を指定する

初期値(デフォルト) : オフ

ソースのカスタムサイズを指定できます。

幅 : テキストの幅をピクセル単位で設定できます。 (初期値(デフォルト) : 100)
高さ : テキストの高さをピクセル単位で設定できます。(初期値(デフォルト) : 100)
繰り返す : 幅を維持して折り返して表示されます。 (初期値(デフォルト) : 有効)

ブラウザ

旧名称 : BrowserSource
※ソース名が翻訳されて「ブラウザ」になりました。

プロパティ解説 (別ページ)

詳しいことは下記ページに書いています。
style1925.hateblo.jp

メディアソース

単体のファイルを再生することができます。(ループ再生は可能)
複数のファイルを連続して再生したい場合は「VLCビデオソース」を利用してください。
ffmpegのconcat機能を使ってtxtを指定することで連続再生も一応可能ですが、ここでは取り扱いません

プロパティ解説

現在編集中

バージョン 30未満では一部の設定(ループとか)を変更してプロパティを「OK」を押して閉じると再生が最初からになります。

書くまではOBS公式のガイドをみてください!
Media Sources | OBS

映像キャプチャデバイス (macOS)

対応しているデバイスの場合は音声ミキサーに音量ゲージが出現します。
音量ゲージが出現しない場合は対応していません。
iOSバイスを「映像キャプチャデバイス」から直接キャプチャすることが可能です。(バージョン 28.0からは音声もキャプチャされます。)

プロパティ解説

現在編集中

Mac版の「映像キャプチャデバイス」はWindowsより選択肢が少ないです。
インターネット上で解説されている「映像キャプチャデバイス」のプロパティはWindows版になるので注意。

比較 (かなり古いバージョンですが)
hikaku

バイス

使用するデバイスを指定します。

プリセットを使用

プリセット

解像度を選択できます。

バッファリングを使用する

こんな時は

キャプチャボードがデバイスに表示されない

バイス一覧に出ない/出て来ない場合
特定のビデオ入力デバイスは外部プログラム(今回はOBS)をサポートするドライバーを作成していないので「映像キャプチャデバイス」のプロパティ「デバイス」には表示されません。
特に表示されないデバイス例 : Elgato Game Capture HD(Elgato HD / Elgato HD 60 / Elgato HD60 s)

Elgatoの映像をOBSに取り込む方法

いくつか方法があります。

・付属ソフトの場合
「Game Capture for Mac」を「ウィンドウキャプチャ」または「macOS スクリーンキャプチャ」を使う。
音声関連はLadioCast + BlackHole (古い環境だと Soundflower) を使用してください。

・HD60 Sの場合
OBS Link - Setup (英語ページ)

★OBS Link 注意点
Intel ベースの Mac が必要
macOS Mojave 10.14 以降
Apple シリコンには未対応
OBS Studio 28 以降と互換性はない

・HD60 S +の場合
Game Capture HD60 S+ - Set Up in OBS Studio on macOS (英語ページ)

映像キャプチャデバイス (Windows)

別のソフトで映像を使用していると、映像が映りません。
必ず"終了"をしてからソースの追加作業をして下さい。

注 : Windows環境での動作挙動を書いています。(macOSのことは書いていません)

OBS Classicでのソース名称に関して

OBS Classicでは「ビデオデバイス」と翻訳されていた機能。(英語 : Video Capture Device)
#検索ワード : ビデオデバイスない / ビデオデバイスどこ / ビデオデバイス表示されない

プロパティ解説

現在編集中

こんな時は

バージョン 29.1 に更新したらデバイスが出ない

もしOBSを29.1へ更新して映像キャプチャデバイスにデバイスが表示されなくなった場合

・仮想カメラが表示されなくなった場合
修正が取り込まれたUnityCaptureを使用するようにソフトの配布元へ問い合わせしてください。
GitHub - schellingb/UnityCapture: Streams Unity rendered output to other Windows applications as virtual capture device

・キャプチャボードなどが表示されなくなった場合
バージョン 29.1で実装されたDLLブロックにより表示されない可能性があります。
バージョン 29.0.2 へ戻してみてください。

プロパティを開くとOBS Studioがフリーズする場合1

映像キャプチャデバイスのプロパティを開くとフリーズする場合 (その1)

接続してる機器(キャプチャボード、Webカメラ)を一度パソコンから全て取り外してみてください。
取り外した状態でフリーズが発生するかお試しください。
※OBSを管理者権限で起動もお試しください。

また取り外した後は、USBのポートを変更してみてください。

プロパティを開くとOBS Studioがフリーズする場合2

映像キャプチャデバイスのプロパティを開くとフリーズする場合 (その2)

OBS Studioを管理者権限で起動したら解消する人もいるようです。
一応情報として書いておきます。
管理者権限で起動しても駄目な場合は下記の方法を確認してください。

プロパティを開くとOBS Studioがフリーズする場合3

映像キャプチャデバイスのプロパティを開くとフリーズする場合 (その3)

特定のNVIDIAドライバーのバージョンを使用している場合、プロパティを開くとフリーズ(OBSが応答なし)が発生します。

影響ドライバーバージョン

GeForce Game Ready ドライバーの場合
バージョン 526.47 以降

NVIDIA Studio ドライバーの場合
バージョン 526.98 以降 (おそらく)

この問題に関しての追跡用にIssuesがありました。
Video Capture window freezes constantly · Issue #7812 · obsproject/obs-studio · GitHub

原因

UnityCapture Pluginにデッドロックバグがあるようです。

情報元

https://obsproject.com/forum/threads/video-capture-device-bug-obs-not-responding-and-no-capture-card-image.155055/post-605431

開発者向け

Added a DLL blocking feature for Windows. This allows OBS to block problematic DLLs from attaching to OBS and causing freezing or crashes, for example 3rd party overlay hooks and outdated video capture devices. [notr1ch]

DLLファイル名ブロックがバージョン 29.1 で実装されました。
ブロックされているdllは下記ページをご覧ください。
obs-studio/UI/win-dll-blocklist.c at master · obsproject/obs-studio · GitHub

UnityCapture を使用している場合は、DLLブロック及びフリーズ問題を修正したバージョンを使用してください。

DLLがブロックされた際はOBSを終了した際に、ログへ記録(一番下らへん)されるようになっています。

Blocked loading of '\ブロックされたDLLファイル名.dll' x times.

このような感じのログが記録されていない場合はブロックされていません。

解決方法

現時点(2023年5月現在)では3つ方法があります。
お使いの環境に合わせてお試しください。

1つ目

★DLL ブロックが実装されたバージョン 29.1を試す
2023年5月3日にリリースされたOBS Studio 29.1ではDLLブロックが実装されフリーズ問題が大幅に改善しています。
フリーズして困ってる場合はお試しください。
ただしブロックされているdllは限られるので、フリーズが発生する可能性があります。
もしフリーズが発生した人は情報を教えてください!

対応されたソフト
・NICE CAMERA
対応版が2023年6月14日にリリースされたようです。
映像キャプチャデバイスに表示されなくてお困りの人はアップデートしましょう。
DLL名 : unitycapturefilter64bit.dll → UnityCaptureFilter64.dll に変更

・3tene (3tene Screen Capture)
2023年6月1日にあったアップデート 3.0.8 で対応
DLL名 : unitycapturefilter64bit.dll → 3teneScreenCapture64.dll に変更

・Screen (CastCraft)
2023年5月16日に対応

・Vtube Studio (VtubeStudioCam)
2023年4月25日にあったアップデート v1.25.0で対応
DLL名 : UnityCaptureFilter64bit.dll → VTSVirtualWebcam64.dll に変更

ブロックされるDLL と ソフト名 (29.1 Beta2以降)
・vmc_camerafilter64bit.dll
VirtualMotionCaptureの古いバージョン(v0.51f2)がブロックされます。

・holisticmotioncapturefilter64bit.dll
HolisticMotionCaptureのv1.1.0(2023/03/29 08:02:29)以前がブロックされます。

ブロックされるDLL と ソフト名 (29.1 Beta1以降)
・unitycapturefilter64bit.dll
多くのソフト がブロックされます。

・vseefacecamera64bit.dll
VSeeFace の古いバージョンがブロックされます。

VTuber Maker
VTuber Maker の古いバージョンがブロックされます。

2つ目

★OBSを29.1にアップデート、ドライバーをロールバックせず解消したい場合

・VTube Studioを導入している場合
最新版にアップデートしてください。
更新していないとフリーズします。
※もしバージョン 29.1に更新した際にVtube Studio (VtubeStudioCam)の仮想カメラが消えた場合は、一度Steam側でVTube Studioの整合性を確認してください。(ライブラリ → VTube Studio → プロパティ → ローカルファイル)

・仮想カメラを使用するアプリを導入してる場合
アンインストール または 更新をしてください。
下記に掲載してるソフト(仮想カメラ)は問題が発生します。
掲載してる仮想カメラ以外でも発生することがあるので、まず仮想カメラがあるアプリケーションをアンインストールしてください。
試してもだめな場合はドライバーをロールバックするのが一番手っ取り早いです。(ロールバック方法は3つ目に書いています。)

・「Unity Virtual Camera (Unity Video Capture / Unity Capture)」
多くのアプリケーションで利用されています。

・「NICE CAMERA」
対応版が2023年6月14日にリリースされたようです。
映像キャプチャデバイスに表示されなくてお困りの人はアップデートしましょう。

・「3teneFREE / 3tene Screen Capture」
対応版(3.0.8)が2023年6月1日にリリースされました。
映像キャプチャデバイスに仮想ウェブカメラ(3tene Screen Capture)が表示されなくてお困りの人はアップデートしましょう。
Steam版の人は手動で仮想カメラの登録が必要になります。 ※unitycapturefilter64bit.dll から 3teneScreenCapture64.dll に変更


※3tene Screen Captureを透過表示(解像度 : カスタム / 映像フォーマット : ARGB)してみたSS

・「VTuber Maker (Live3D)」
最新版(2023年3月14日)で解消したようです。
フリーズする人は更新情報に書かれてる対処法をお試しください。
VTuber Maker-バーチャルカメラの不具合修正-Steamニュース

C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\VTuber Maker\VTuber Maker_Data\StreamingAssets\Live3DVirtualCam に仮想カメラのファイルあり。

・「VSeeFace / VSeeFaceCamera」
最新バージョンに更新する大丈夫です。

もし問題が発生している場合は下記ページを参照
VSeeFace

・「Virtual Motion Capture / VMC_Camera」
バーチャルモーションキャプチャー v0.52以降に更新すると大丈夫になります。
更新していない場合は、フリーズします。

・「HolisticMotionCapture」
C:\Program Files (x86)\HolisticMotionCapture\VirtualCamera
2023年3月24日時点で確認したらフリーズしました。
アンインストールするしか対処法はないかもです。

3つ目

★試しても駄目だったり、手っ取り早く解決したい場合
NVIDIAドライバーをダウングレード
※複数の脆弱性があるバージョンにロールバックすることになるので、ご注意ください。
※ドライバーをダウングレードして発生した問題に関しては一切責任を負いません。あらかじめご了承ください。

脆弱性に関して
536.23 より前のすべてのドライバー バージョン
Security Bulletin: NVIDIA GPU Display Driver - June 2023 | NVIDIA

GeForce Game Ready ドライバーの場合
バージョン 522.25 をお試しください。
※526.47以降のドライバーを使用してないのにOBSがフリーズする場合は他の問題です。

NVIDIA Studio ドライバーの場合
バージョン 522.30 をお試しください。

ダウングレード手順
1、OBSを終了する
2、NVIDIAのドライバーダウンロードページにアクセスする
公式の高度なドライバー検索 | NVIDIA
3、製品のタイプ / 製品シリーズ / 製品ファミリーなどを選ぶ
※お使いの製品を選択してください。
4、「探す」をクリック
5、ドライバーのダウンロードページが表示される
※「ダウンロード」をクリック
6、ダウンロードが完了
※ダウンロードしたファイルを実行してインストールをしてください。 7、インストール完了後
※更新後は必ずパソコンを再起動してください。
8、OBSを起動する。

映像キャプチャデバイスを追加するとクラッシュ(強制終了)する

一部環境では、映像キャプチャデバイス追加後にクラッシュ(強制終了)することがあります。

・クラッシュログのウィンドウが表示される場合
クラッシュログを確認 (obs-studio\crashes)

・クラッシュログが表示されない場合
映像キャプチャデバイスに表示されているデバイスをアンインストール
落ちるのは相性が原因なので、デバイスをアンインストールをすると大半治ります。
※「YouCam」などでクラッシュする環境があった為記載

スマートフォン (iPhone/Android) の映像/音声取り込み

Windowsではキャプチャーボード、ミラーリングソフトなどを使用してください。
Mac版のOBS StudioではiPhoneを「映像キャプチャデバイス」からキャプチャ(映像/音声どちらも)する事が可能です。

音声ミキサーの音量ゲージが動かない

「音声出力モード」を「デスクトップ音声出力 (DirectSound)」または「デスクトップ音声出力 (WaveOut)」に設定している場合「デスクトップ」に直接出力されるので、音量ゲージは動きません。
「音声出力モード」を「音声のみをキャプチャ」にしてください。

シーンを切り替えたのに映像キャプチャデバイスの音が聞こえる

または目マークをオフにしたのに音が聞こえる場合
「音声出力モード」を「デスクトップ音声出力 (DirectSound)」または「デスクトップ音声出力 (WaveOut)」に設定していると音声が聞こえます。

音を聞こえなくする方法が2つあります。
どちらでも大丈夫です。

・1つ目
プロパティにある「表示されていないときは無効にする」にチェックする。

・2つ目
プロパティにある「音声のみをキャプチャ」にして「音声モニタリング」を利用する。

映像キャプチャデバイスの音を聞きたい場合

「音声モニタリング」で聞くことが可能です。 (編集 → オーディオの詳細プロパティ)
※「音声出力モード」設定がプロパティにありますが、おすすめしません!(音声モニタリングで問題がある場合のみ使用をおすすめ)

他のソフトでは映像が映るのに、OBS Studioだと映らない

・他のソフトで使用中の場合
そのソフトを終了してからOBS側に映像が映るか確かめてください。

・セキュリティソフトが原因の場合
カメラの使用を制限している可能性があります。
一時的に無効にするか、アンインストールをして動作を確認してみてください。

同じ映像キャプチャデバイスを別のシーンに追加したい場合

追加時に「既存を追加」を選択して追加してください。(もしくはソースコピー!)
普通に追加をすると、片方は映らない状態になります。

映像が表示されない(出ない)場合

「解像度/FPS タイプ」で「カスタム」を選び「解像度」変更をお試しください。

映像の解像度を変更したい場合

「解像度/FPS タイプ」で「カスタム」を選び「解像度」を変更してください。

ウェブカメラ (Webカメラ / WebCamera)に関しての注意点

すべてのウェブカメラが使えるわけではないようです。(一部未対応デバイスがある)
もし映像が出ない時は「映像キャプチャデバイス」の「プロパティ」にある「解像度/FPS タイプ」を変更してみて下さい。(知り合いのパソコンで映らない人はそれで解決しました)

検索ワード : ウェブカメラ / Webカメラ / webcamera / 映らない / 表示されない

キャプチャーボード(キャプボ) を使う際の注意点

※キャプチャボードを所持していないので、今まで調べて来た結果などを掲載

■映像キャプチャデバイスでデバイスが認識しない
・セキュリティソフトをインストールしてる場合
無効またはアンインストールをお試しください。

・実行中のOBS Studioが 64bit か 32bit か確認する
一部デバイス(アマレコ、Stream Engineなど)は、32bit版じゃないと表示されない物があります。
★バージョン 28.0以降
32bit版は提供されなくなりました。

★バージョン 17.0(0.17.0)からの仕様変更
インストーラーの仕様変更により64bit環境の方は初期でデスクトップに生成されるOBS Studioが64bit版に変更されました (以前までは32bit版が生成されていた)

Windows 10 1803以降
プライバシー設定でカメラをオフにしていると、選択肢にデバイスが出ません。
検索ワード : キャプチャボード / キャプボ / 表示されない / 認識されない / 出ない / 映らない

■キャプチャボード利用時の注意点
HDCPは必ず切る(解除)すること

■OBS Studio で MonsterX U3.0R を選択しても映らない場合 (表示されないなど)
下記手順をお試し下さい。(古いドライバーだとダメみたいです。上書きもダメ。)
1、既存のMonsterX U3.0Rのドライバーを削除する
2、MonsterX U3.0RをUSBから取り外してパソコンを再起動する
3、最新ドライバーをインストールして再度パソコンを再起動
4、MosterXを繋げてOBS Studioで映像キャプチャデバイスを追加する
☆注意点 : 付属のキャプチャソフト及びキャプチャボードの映像を出力するソフトは必ず終了してください。
5、必要に応じて「解像度/FPS タイプ」を変更する。(映らない場合は特に)

■OBS Studio で AVerMedia のキャプチャボードを使う場合の注意点 (AVT-C875など)
映像キャプチャデバイスにて「AVT-C875」を直接指定(選択)した場合、キャプチャボードからの映像は出ますが音声がブツブツ(プツプツ/ぶちぶち/音飛び/音途切れ)するようです。
それを回避するには、Stream Engineをインストールしてそちらで取り込む必要があります。 AVerMedia公式サイトよりStream Engineをダウンロードしてください。
※古いStream Engineの場合、OBS Studioは32bit版を利用しないと表示されないので64bit版で利用したい場合は、新しいバージョンのダウンロードをしてください。
#検索ワード : LGP Stream Engine / AVT-C875 / 出ない / 表示されない / 選択肢 / 音飛び / 途切れる / 出てこない
VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki - AVT-C875
インストールなど、細やかな部分は上記wiki様が大変参考になります。
※あるコミットで直接指定しても大丈夫だと思ってましたが、ダメだったみたいです… キャプチャボードが手元に欲しい今日此の頃。

■OBS Studio で アマレコ を映像キャプチャデバイスで使う場合の注意点
☆64bit版OBS Studioで使う場合はライブ機能の64bit版のインストールが必要です。
アマレコTV4 Live Ver4.11 が対応しているかもです。
(64bit版をインストールしていない場合は、32bit版のOBS Studioでしか使えません)

☆「映像キャプチャデバイス」の「デバイス」欄に表示するには、アマレコのライブ機能を別途インストールする必要があります。(アマレコ側のライブ機能ONも必要です。)
※起動中のOBS Studioのbit数を見分けて切り替え方法はページ上らへんに記載しました。
#検索ワード : アマレコ / 出ない / 表示されない / 選択肢 / 出てこない

画像

0.16.0より変更がすぐに反映されるように。

23.0以降は「psdファイル」を読み込むことが可能に。
ドラッグアンドドロップには非対応

プロパティ解説

画像ファイル

画像ファイルを指定します。

表示されていないときに画像を読み込まない

初期値(デフォルト) : 無効

バージョン28.0以降の翻訳
「表示されていないときに画像を読み込まない」
バージョン27.2.4までの翻訳
「表示中でない画像は読み込まない」

有効にすると非アクティブになったときに該当の画像がVRAM(ビデオメモリ)からアンロードされます。

★このオプションが有効の場合
画像がどこにも表示されていないときに画像がアンロードされ再度表示されたときに再読み込みされVRAM(ビデオメモリ)で使用されるメモリ画像の量が削減されます。
ただし「表示/非表示」にする際にFPS(フレームレート)が少し低下するので注意。

★このオプションが無効の場合
表示されているかどうかに関係なく常にVRAM(ビデオメモリ)にロードされます。

アルファ値を線形空間に適用する

初期値(デフォルト) : 無効

下記のような効果があります。
追加した画像(例えば半透明)の背景がグレー(灰色)になって困ってる方はお使いください。
分かりやすいポスト(ツイート)があったので引用

詳しくはコミット時のメッセージ参照
image-source: Allow linear space alpha · obsproject/obs-studio@da187ba · GitHub

注意事項

ネットワークドライブから読み込む場合
設計上の欠陥によりネットワークドライブから読み込むと問題があるようです。
Using an Image Source with a file from a network drive results in missing frames · Issue #7756 · obsproject/obs-studio · GitHub

クラッシュ情報

ピクセル数が高い画像を追加した場合

Windows環境でテスト。

一定ピクセル数以上の画像を追加した場合、OBSが応答なし または クラッシュすることがあります。(制限がある)

例えば
14000 x 9586 (大丈夫)
14000 x 9587 (クラッシュ)

その症状が発生した場合に、シーンにその変更が運悪く反映された場合は次回OBS起動時に「OBS has crashed!」と表示されて全く起動しなくなります。
※もし発生した場合は元画像のファイル場所を変更したら恐らく大丈夫だと思います。(まだ試してない)
画像を追加する際は、ピクセル数に気をつけてください。

Loading large PNG images temporarily consumes large amounts of RAM and causes OBS to be non-responsive · Issue #3427 · obsproject/obs-studio · GitHub

Dell製パソコンの場合

※バージョン 29.1 で該当DLLがブロックされたので、発生しなくなってる可能性があります。
Dell製パソコンの場合、Dellのバックアップソフトがあるとクラッシュが発生することがあるようです。
ソフトをアンインストールかアップデートをしてください。
またはOBS公式フォーラムで配布されている無効化用のコマンドをお試しください (これ)

画像スライドショー

バージョン 0.15.0より追加された機能。
複数の画像をスライドショーできます。

仕様

表示出来る画像数制限に関して

画像スライドショーで読み込める画像枚数に制限があります。
この容量制限は、画像のファイルサイズではないので注意してください。
大量の画像を画像スライドショーして表示したい場合は、別のスライドショーを使いウィンドウキャプチャをするしか方法はないです。

★制限に関して
最新バージョン(バージョン 25.0.0~) : 400MB
過去バージョン(バージョン 23.1.0~ 24.0.6まで) : 250MB
※情報元 : ソースコード (MAX_MRM_USAGE)

制限を取っ払う変更を議論する RFC があります。
※2023年現在、2021年01月31日の会話で止まっています。

この問題に関して
Image Slide Show does not show all pictures before looping · Issue #3366 · obsproject/obs-studio · GitHub

プロパティ解説

表示動作

あとで書く

スライドモード

・自動
スライドの再生を自動でします。

・手動 (ホットキーを使用してスライドショーを制御する)
「設定 → ホットキー」で設定できます。

初期値(デフォルト) : 自動

トランジション

画像から画像へのトランジション効果を指定します。

初期値(デフォルト) : フェード

スライド時間間隔

画像から画像へ切り替わる際の速度を設定します。

最小値 : 50ms
最大値 : 3600000ms (60分)

初期値(デフォルト) : 8000

画面切替速度

画像から画像へ切り替わる際のトランジション速度を設定します。

最小値 : 0ms
最大値 : 3600000ms (60分)

初期値(デフォルト) : 700

ループ (繰り返し)

追加した画像が全て再生し終わった際にループするかの設定

スライドショーが終わったら非表示にする

追加した画像が全て再生し終わった際に非表示にするかの設定

ランダム再生

追加した画像をランダムで再生するか、ファイルリスト順序のままにするか

バウンディングサイズ/アスペクト比

表示される画像の縦横比またはサイズを設定できます。
自動からキャンバスサイズにすると便利かもしれません。
※「設定 → 映像」にある「基本 (キャンバス) 解像度」と同じ値

画像ファイル

スライドショーする画像/ディレクトリのリスト。
先頭のファイルは再生の最初のファイルです。
+ アイコンを押して追加します。

不具合メモ

バージョン 0.15.4までは画像部分にバグで追加した分見えない何かが表示されていた。(バージョン 0.16.0で修正)
バージョン23.0未満のバージョンの場合、画像枚数が多いとグラボのメモリが結構使用される。
グラボ側のメモリが少ない場合、落ちる場合もあるのでほどほどに。注意!
※バージョン 23.0の画像スライドショー若干不具合があるようなので、バージョン 23.1で修正予定?
スライドショーに画像を大量に追加した場合、OBS Studioの起動が遅くなります。(起動遅い)

画面キャプチャ (macOS)

プロパティ解説

画面

キャプチャするディスプレイを選択します。

カーソルを表示する

マウスポインタをキャプチャするか選択できます。
キャプチャしたくない場合はチェックを外してください。

初期値(デフォルト) : 有効

クロップ

Windows版には実装されていません。
トリミング(クロップ)するディスプレイの領域を設定します。
このオプションは、ウィンドウの境界まで自動的にトリミングできます。

初期値(デフォルト) : 無効

画面キャプチャ (Windows8以降)

プロパティ解説

キャプチャ方法

・自動
自動選択アルゴリズム
デフォルトはDXGI デスクトップ複製

・DXGI デスクトップ複製
同じGPU上に接続されたモニターのみをキャプチャ可

Windows 10 (1903以降)
Microsoft の新しい API - Windows Graphics Capture を使用
Windows 10 (1903以降) でのみ使用できます。 異なるビデオ カードに接続されたモニターをキャプチャ可。
この方法を使用している場合、画面の端に黄色い枠が表示されることがあります。

【OBS Studio/Tips】 黄色い枠 (境界線) について - すたいるのOBS情報メモブログ

画面

キャプチャするディスプレイを選択します。

カーソルをキャプチャする

初期値(デフォルト) : 有効

マウスポインタをキャプチャするか設定できます。

特定範囲をキャプチャしたい

特定範囲をキャプチャをしたい場合は、プレビュー画面でAltキーを押しながらクロップ。

こんな時は

複数追加した際に映らない

バージョン 21.0未満の場合、複数画面キャプチャを追加しても1つしか使えません。
最新版では、複数追加しても大丈夫に改善されたのでお困りの方はアップデート!

画面の切り替えができない

一部環境でバージョン 29.0以降に画面切り替え(メインモニター/プライマリディスプレイからサブモニター/セカンドディスプレイに変更)が出来ないようです。
テレビなどを接続していて無効な場合に発生することがあるようです。(線を抜けば大丈夫になったとの情報もあり)

★もし画面切り替えが出来ない症状が発生した場合
2つ方法をお試しください。

・回避策を試してみる
こちらのページに書いてある回避策

・過去バージョンにする
※回避策がダメな場合
バージョン 28.1.2

情報元 : Unable to select primary monitor, despite OBS claiming it is available · Issue #8181 · obsproject/obs-studio · GitHub

画面キャプチャが暗い

WindowsHDR を有効にしてると暗く表示されることがあるようです。
SDR を強制がバージョン 29.1で追加されるっぽいのでそれで修正が出来るかも?
Display Capture appears dim with HDR enabled · Issue #7970 · obsproject/obs-studio · GitHub

画面キャプチャが映らない (ノートパソコンの場合)

GPU搭載ノートパソコンで画面キャプチャが映らない場合は下記wikiページを参考に統合型グラフィックスに変更して下さい。
Wiki - Laptop Troubleshooting | OBS (英語ページ)

仕様変更メモ

バージョン 29.0以降

プロパティの「画面」にモニター名が出るように仕様変更されました。
仕様変更の影響で画面キャプチャが事故防止で無効になるように変更されています。
プロパティを開いて再度「適用」または「OK」で閉じると修正できます。

複数追加

バージョン 21.0以降
通常追加でも複数追加できるように修正されました。

バージョン 20.0頃まで
通常追加で追加すると複数追加ができず「既存を追加」をする必要がありました。

色ソース

バージョン 18.0.0で追加
画像を作成しなくても単色をシーンにすばやく追加することができます。

プロパティ解説

ソースが表示する色を設定することができます。
任意のアルファチャンネルも設定できます。(0は完全に透明、255は不透明)

初期値(デフォルト) : #d1d1d1 (※バージョン 25.0.8 までは #ffffff、26.0.0 から変更)

color-source: Change default color to d1d1d1 · obsproject/obs-studio@57a1bab · GitHub

初期値(デフォルト) : 1920 (※バージョン 24.0.6 までは 400、25.0.0 から変更)
最大値 : 4096

高さ

初期値(デフォルト) : 1080 (※バージョン 24.0.6 までは 400、25.0.0 から変更)
最大値 : 4096

音声入力キャプチャ

特定のシーンで特定の音声デバイスのみをアクティブにしたい場合に便利です。
「設定 > 音声」にある「マイク音声」に該当する音声デバイスです。

プロパティ解説

バイス

キャプチャするオーディオ デバイスを指定します。

初期値(デフォルト) : 既定

バイスのタイムスタンプを使用する

Windowsのみ

初期値(デフォルト) : オフ

非同期を防ぐためにオーディオ デバイスからの情報を使用しようとします。

音声出力キャプチャ

特定のシーンで特定の音声デバイスのみをアクティブにしたい場合に便利です。
「設定 > 音声」にある「デスクトップ音声」に該当する音声デバイスです。

プロパティ解説

バイス

初期値(デフォルト) : 既定

キャプチャするオーディオ デバイスを指定します。

バイスのタイムスタンプを使用する

Windowsのみ

初期値(デフォルト) : 有効

非同期を防ぐためにオーディオ デバイスからの情報を使用しようとします。

非推奨

テキスト (FreeType 2)
バージョン 0.16.3よりWindows版では非推奨になった。


設定

一般

全部かけてません。
時間あるときにまとめます。

一般にある設定はプロファイルを分けても共有される。
※global.iniで保存される。

一般

言語

OBSの言語を指定することができます。
間違えて変更してしまった場合は下記記事をご覧ください。
【OBS Studio/対処法】言語を間違えて変更した場合 - すたいるのOBS情報メモブログ

テーマ

OBSの外観(見た目/UI)を指定することができます。
バージョン 29.0 時点で選択出来るテーマ一覧
「Acri、Dark、Grey、Light、Rachni、System、Yami」の7テーマを選択することが可能です。
※バージョン 28.0 以下では変更時に時間がかかります。

★テーマ追加バージョンメモ
・バージョン 28.0
Yami , Grey , Light が追加 (Warchamp7さんによって作成されました。)
・バージョン 21.0
Acri が追加 (Warchamp7さんによって作成されました。)
・バージョン 20.0
Rachni が追加 (Fenrirさんによって作成されました。)

★他のテーマ
同梱されているテーマ以外にも、公式サイトでテーマが配布されています。
見た目を変更したい方はお試しください。
ただし同梱テーマと違ってバージョンアップで表示がバグることがあるので、テーマ側のアップデート確認を忘れないように。

Themes | OBS Forums

起動時に統計ダイアログを開く

初期値(デフォルト) : 無効

OBS起動時に統計ダイアログを表示します。
この設定から表示される統計ダイアログはメニューバー「表示 → 統計」になります。

スクリーンキャプチャからOBSウィンドウを非表示にする

初期値(デフォルト) : 無効

Windows環境にしか表示されません。
この機能を使用すると、Windowsで「画面キャプチャ」を使用するときにOBSのメインウィンドウをキャプチャから除外することができます。
Windows 10 バージョン 2004以降で使用可能です。

重要な注意事項
・ShadowPlayをOBSと組み合わせて使用​​する場合、この機能がアクティブな間はShadowPlayは機能しません。
・ShadowPlayと組み合わせてOBSを使用する前に、この機能をオフにしてください。
・メニューとツールチップは、キャプチャ時に引き続きポップアップ表示されます。
・この機能はOBSだけでなくキャプチャする他のプログラムからOBSを隠します。
・トレイに最小化した場合、OBSが表示されている所が黒く塗りつぶされる不具合があります。

更新

更新チャンネル

更新チャンネルを選択できます。

「安定 – 最新の安定版リリース (既定値)」
※通常はこちらが選択されています。

「ベータ / リリース候補 – 潜在的に不安定なプレリリースバージョン」
※ベータ / リリース候補版を実行した場合にのみこちらに自動的に選択が変更されます。

バージョン 29.0 よりWindowsのみ実装されました。
バージョン 29.1 よりMacにも実装されました。

起動時に自動的に更新を確認する

初期値(デフォルト) : 有効
※バージョン 29.0以降Windowsでは位置が変更されました。

OBS起動時に更新を自動的に確認します。
チェックされている場合、プログラムはサーバーに更新をチェックします。

出力

配信を開始する時に確認ダイアログを表示する

初期値(デフォルト) : 無効

配信開始時に確認ダイアログを表示できます。
※「配信開始」ホットキーを設定した場合、確認ダイアログを有効にしても表示されず配信開始されます。

時間あるときに他もまとめる。


配信

バージョン 23.0で「サービス統合」が実装
バージョン 27.1で「YouTube統合」が実装

サービス

YouTube、Twitch、ニコニコなどのサービスを選択できます。
サービスは下記ファイルで管理されています。
obs-studio/plugins/rtmp-services/data/services.json at master · obsproject/obs-studio · GitHub

※開発者向け
サービス一覧に含めたい場合はガイドラインを読んでPRを送信してください。
Wiki - Service Submission Guidelines | OBS

配信サービスの推奨設定値を無視する

「サービス」を利用している場合「services.json」に書かれている推奨値(間違えた設定をしても配信に問題が出ないようにしてくれる機能)が利用されます。
それを無視したい場合のみチェックをしてください。(非推奨)
obs-studio/plugins/rtmp-services/data/services.json at master · obsproject/obs-studio · GitHub

※昔のバージョンで「出力」にあった「ApplyServiceSettings」を変更した場合の挙動を後でメモする。


出力

(OBS Classic名称 : エンコード)

出力モード「基本」

配信
映像ビットレート

映像のビットレートを指定できます。
最小値 : 200 kbps
最大値 : 1000000 kbps

音声ビットレート

音声のビットレートを指定できます。
※音声エンコーダによって最小値 と 最大値が異なります。

映像エンコーダ

「AV1」を表示させるには「設定 → 配信」で「YouTube - RTMPS」を選択する必要があります。

★どのパソコンでも表示される
※CPUでエンコードします。
・ソフトウェア (x264)

Apple
Apple Siliconが必要
・ハードウェア (Apple, H.264)
・ハードウェア (Apple, HEVC)

AMD
・ハードウェア (AMD, H.264)
・ハードウェア (AMD, HEVC)
・ハードウェア (AMD, AV1) ※RX7000以上

Intel
・ハードウェア (QSV, H.264)
・ハードウェア (QSV, AV1) ※Intel Arcが必要

NVIDIA
・ハードウェア (NVENC, H.264)
・ハードウェア (NVENC, HEVC)
・ハードウェア (NVENC, AV1) ※RTX40シリーズ以上

エンコーダプリセット

指定したエンコーダのプリセットを変更できます。
特に何かない限りは初期値をおすすめします。

カスタムエンコーダの設定を有効にする (高度)

更にエンコーダの設定をしたい場合に使用します。

音声エンコーダ

AAC (既定値)
iTunesをインストールしてる場合はCoreAudioになります。
・Opus
※Glimeshなどのサービスを選択した場合にOpusになります。

録画
録画ファイルのパス

録画の保存先を表示しています。
変更したい場合は「参照」から変更してください。

スペースなしのファイル名を生成する

録画ファイルにスペースをなくします。
例 : 2023-06-26 15-47-01.mkv だった場合は 2023-06-26_15-47-17.mkv になります。

録画品質

予め用意された録画設定を利用できます。

・配信と同じ
配信と同じビットレートで保存されます。

※以下3つの仕様(パラメーター)に関しては今度まとめます。
・高品質、ファイルサイズ中
・超高品質、ファイルサイズ大
・無損失品質、ファイルサイズ特大

録画フォーマット

録画ファイルに使用するフォーマットを選択できます。

Flash VIdeo (.flv)
Matroska Video (.mkv) ※初期値
MPEG-4 (.mp4)
QuickTime (.mov)
・Fragmented MP4 (.mp4)
・Fragmented MOV (.mov) ・MPEG-TS (.ts)

映像エンコーダ

※録画品質を変更した場合に表示されます。

音声エンコーダ

※録画品質を変更した場合に表示されます。
AAC (既定値)
iTunesをインストールしてる場合はCoreAudioになります。
・Opus

音声トラック

バージョン 29.1より実装

カスタムマルチプレクサーの設定

あとで書く

リプレイバッファを有効にする

通常の録画では「録画開始」をしてから「録画停止」するまでの保存ですが、リプレイバッファは設定した時間だけをメモリ上に記録していて、リプレイ保存(またはホットキー)されたタイミングでその記録を記録先へ動画として保存してくれる機能です。

出力モード「詳細」

配信タブ
音声トラック

あとで書く

Twitch VOD トラック

「設定 → 配信」で「サービス」を「Twitch」にしてる場合のみに表示されます。
配信に流す音声とアーカイブに記録される音声を分けることができます。

音声エンコーダ

CoreAudio AAC (iTunesのインストールが必要)
FFmpeg AAC (OBS標準)
libfdk AAC (自分でビルドするか、Flatpakのみ)

映像エンコーダ

記載されてないエンコーダがあれば教えてください
※配信タブ、録画タブで表示されるエンコーダに差がありますが、それの違いに関しては今度まとめます。
※配信タブに「AV1」を表示させるには「設定 → 配信」で「YouTube - RTMPS」を選択する必要があります。

★どのパソコンでも表示される
※CPUでエンコードします。
・x264
・AOM AV1
・SVT-AV1
※「AOM AV1」と「SVT-AV1」はバージョン 27.2で録画タブに実験的に実装され29.1以降に配信タブにも表示されるようになりました。
※かなり高性能なCPUが必要なので「AV1」を配信で使用したい場合は「Intel Arc」か「AMD RX7000以上」か「NVIDIA RTX40シリーズ以上」の使用をおすすめします。

AMD
AMD GPUを持ってないので間違えてたら教えてください
AMD HW H.264 (AVC)
AMD HW H.265 (HEVC)
AMD HW AV1 ※RX7000以上

Apple
※一部はApple Siliconが必要
Apple VT H264 ソフトウェアエンコーダ
Apple VT H264 ハードウェアエンコーダ
Apple VT HEVC ソフトウェアエンコーダ
Apple VT HEVC ハードウェアエンコーダ
Apple VT HEVC T2 ハードウェアエンコーダ
Apple VT ProRes ソフトウェアエンコーダ
Apple VT ProRes ハードウェアエンコーダ

Intel
・QuickSync H.264
・QuickSync HEVC (※バージョン 29.1.3まではIntel GPU上でOBSを動かしてないと表示されません)
・QuickSync AV1 ※Intel Arcが必要
※ドライバーバージョンにより問題もあるようです。

Linux
Linux使ってないので間違えてたら教えてください
FFmpeg VAAPI H.264
FFmpeg VAAPI HEVC

NVIDIA
NVIDIA NVENC H.264
NVIDIA NVENC HEVC
NVIDIA NVENC AV1 ※RTX40シリーズ以上

出力をリスケールする

設定 → 映像 より映像が荒くなる (CPU処理でギザギザ。良くない)
同時配信などする場合以外は、チェックをつけない方が良い。

カスタム出力 (FFmpeg)
アルファ出力

How to Export with Alpha Channel in OBS Studio - Shotcut Forum   OBSで透過(アルファ)付き動画を出力する #ffmpeg - Qiita
※現在は「RGB」ではなく「BGRA」でできます。

バージョン 28.1.0~29.0.0 まではカラーフォーマット「BGRA」を使用してアルファ出力すると、アルファが正しく出力されない不具合があります。
※この不具合は バージョン 29.0.1 で修正されました。

Failed to open audio codec: Invalid argument

・問題
「FFmpeg の出力の種類」を「URLに出力」で同時配信してる場合
バージョン 29.0.1以降に録画開始をした際に「Failed to open audio codec: Invalid argument」ってエラーが出る場合。

★何故こうなったのか
指定したコーデックが利用されない不具合があった
影響バージョン 27.2~29.0 まで
FFMPEG "Output to URL" does not use the selected codec · Issue #8043 · obsproject/obs-studio · GitHub

★変更履歴メモ
obs-ffmpeg: Remove forced x264 and aac for RTMP · obsproject/obs-studio@1166e50 · GitHub

★解決方法
「コンテナフォーマット」を「既定のフォーマット」から「flv」または「mp4」などに変更してください。
「既定のフォーマット」だと「Failed to open audio codec: Invalid argument」エラーが出ます。

録画タブ
音声エンコーダ

CoreAudio AAC (iTunesのインストールが必要)
FFmpeg AAC (OBS標準)
FFmpeg Opus
FFmpeg PCM (16-bit)
FFmpeg PCM (24-bit)
FFmpeg PCM (32-bit float)
FFmpeg ALAC (24-bit)
FFmpeg FLAC (16-bit)
libfdk AAC (自分でビルドするか、Flatpakのみ)

出力をリスケールする

設定 → 映像 より映像が荒くなる (CPU処理でギザギザ。良くない)
同時配信などする場合以外は、チェックをつけない方が良い。

これより↓はまだ綺麗にかけてないので今度書く!

レート制御 CBR (固定ビットレート) / ABR (平均ビットレート) / VBR (可変ビットレート)
x264 CRF (ビットレートが可変式 録画向き 配信には利用しないでください)
NVENC CQP (ビットレートが可変式 録画向き 配信には利用しないでください)

バージョン 0.14.0よりNVENCとQSVが追加
※バージョン 0.12.0からのWindows 10限定のNVENCは非推奨に。

音声タブ

バージョン 29.0まではビットレート選択の際に数値の所でカーソル合わせたままにすることで使用されている音声エンコーダがわかりました。
バージョン 29.1からは音声エンコーダを選択(例 : CoreAudio AAC / FFmpeg AAC)することができるようになりました。(利用可能な場合のみ)

リプレイバッファ

通常の録画では「録画開始」をしてから「録画停止」するまでの保存ですが、リプレイバッファは設定した時間だけをメモリ上に記録していて、リプレイ保存(またはホットキー)されたタイミングでその記録を記録先へ動画として保存してくれる機能です。


音声

(OBS Classic名称 : サウンド)
OBS Classicと違い、マイク/デスクトップ音声デバイスが複数指定できる。 ※同じのを複数指定すると音が二重になるので注意!

一般

サンプルレート

初期値(デフォルト) : 48 kHz

パソコン側の「再生デバイス」「録音デバイス」の「サンプルレート」と同じにする事をおすすめします。
基本的に変更する事は無いです。
変更した場合、OBSの再起動が必要です。(パソコンの再起動は必要ないです。)

バージョン 26.0.0 で初期値が 44.1 kHz から 48 kHz に変更されました。
UI: Change default sample rate to 48 kHz · obsproject/obs-studio@81f424d · GitHub
※RNNoiseがネイティブで 48 kHz しか処理出来ない問題により

RNNoise実装時の会話
44100Hz のオーディオを供給すると悪い結果になるとの事。
obs-filters: Add RNNoise to noise suppression filter by remjey · Pull Request #3263 · obsproject/obs-studio · GitHub

チャンネル

初期値(デフォルト) : ステレオ

モノラルにも出来ますが、全体的な変更なので特定のデバイスをモノラルにしたい場合は本体画面の「音声ミキサー」から「オーディオの詳細プロパティ」で変更してください。

グローバル音声デバイス

デスクトップ音声デバイス

Windows : 再生(出力)デバイス
macOS : システム環境設定 → サウンド → 出力

WindowsではDeviceIDが変更されると「デバイスが接続されていないかまたは利用不可」と表示されます。
※再設定すれば大丈夫です。

マイク音声デバイス

Windows : 録音(入力)デバイス
macOS : システム環境設定 → サウンド → 入力

WindowsではDeviceIDが変更されると「デバイスが接続されていないかまたは利用不可」と表示されます。
※再設定すれば大丈夫です。

メーター

減衰率

初期値(デフォルト) : 速い

OBS本体画面「音声ミキサー」の減衰率を調整できます。

バージョン 21.0.0で実装

ピークメーターの種類

バージョン 22.0.0で実装

「サンプル ピーク」の場合
音声ミキサーの音量バンド部分
緑色 : -60dB ~ -20dB
黄色 : -20dB ~ -9dB
赤色 : -9dB ~ 0dB

「トゥルーピーク (CPU使用率高い)」の場合
※バージョン 29.0までは「真のピーク (CPU使用率高い)」という翻訳でした。
音声ミキサーの音量バンド部分
緑色 : -60dB ~ -13dB
黄色 : -13dB ~ -2dB
赤色 : -2dB ~ 0dB

詳細設定

モニタリングデバイス

オーディオの詳細プロパティで「音声モニタリング」を「モニターのみ (出力はミュート)」または「モニターと出力」を選んだ際に音声を出力するデバイスを選択できます。

バージョン 23.2.0 から 詳細設定 から移動されました。
Merge pull request #1641 from WizardCM/move-settings · obsproject/obs-studio@d14fa71 · GitHub

Windowsの音量を自動で下げる機能を無効にする

バージョン 19.0.0で実装

通信デバイスを使用している場合に、音量が下がるのを無効にする (だったと思う。)

低遅延音声バッファリングモード (Decklink/NDI 出力用)

初期値(デフォルト) : 無効

機能説明はPRよりコピー (あとで綺麗にします。)
この機能は、最大オーディオバッファリングを減らし、動的バッファリングモードをオフにするためのものです。
これにより、オーディオバッファリングの一貫したレイテンシを可能な限り最小限に抑えることができます。
これは、同期のためにオーディオタイムスタンプに依存できない (とにかく低遅延を好む可能性がある) Decklink および NDI 出力に役立ちます。

通常、オーディオバッファリングは動的であり、最大で約 1000 ミリ秒になることがあります。

この機能を有効にすると、オーディオセグメント (部分的または完全) が切り取られるという悪影響が生じる可能性があります。
そのため、個々の音声ソースのニーズに応じてこれを有効にすると、音声の不具合や音声の損失が発生する可能性があります。
映像キャプチャデバイスからの音声には影響する可能性がありますが、デスクトップ音声に影響する可能性は低く、マイクキャプチャに影響する可能性は低くなります。

UI: Add low latency audio buffering mode to UI · obsproject/obs-studio@0a218e0 · GitHub

ホットキー

ホットキーセクションでは、コントロール、ソース管理などの一般的なアクションに対してキーを設定することができます。

プッシュツーミュート と プッシュツートークの有効/無効を選択できます。
ここのチェックをしたら「ホットキー」でキーを設定してください。
※フルスクリーンゲーム中にホットキーを使いたい場合は管理者権限でOBS Studioを起動する必要があります。 (Classicも同様の仕様)

ソースの数が増えるとホットキーが原因で設定を開くのが遅くなります。
※バージョン 29.1でホットキー画面を開いた際に読み込むように変更されました。


映像

(OBS Classic名称 : ビデオ)

基本 (キャンバス) 解像度

お使いのディスプレイ解像度が設定されるようになっています。
OBSのプレビュー画面はこれを元に表示されます。

出力 (スケーリング) 解像度

出力される映像の解像度を決定できます。

縮小フィルタ (編集中)

FPS

FPS 共通値

設定出来る値
10、20、24 NTSC、25 PAL、29.97、30、48、50 PAL、59.94、60

FPS 整数値

設定出来る値
1~120まで可能

FPS 分数値

設定出来る値
分子 : 初期値(デフォルト) 30 (最大 1000000)
分母 : 初期値(デフォルト) 1 (最大1000000)

FPS 分子 分母
60 60 1
59.94 60000 1001
50 50 1
48 48 1
30 30 1
29.97 30000 1001
25 25 1
24 24 1
23.976 24000 1001

Aeroを無効にする

Windows 7のみ表示
処理落ち(重いと感じる)がある場合は、必ずONにしてください。少しは軽くなります。
またONにすることによって、ウィンドウキャプチャなどは裏画面が映ります。(仕様)
Windows 8.1以降の場合はそのようなことがないので、大変便利です。


ホットキー

OBSの一部操作を設定したキーボードのボタンで出来ます。

OBS Classicとの違い

OBS Classicより高度に設定が可能。
バージョン 20.0以降「無変換 キー」がホットキーとして使用可能になりました。

ホットキーの画面が表示するのにすごい時間かかる

シーン(ソース)が多いとかなり遅くなります。
バージョン 29.1以降この問題は解決しました。

プッシュ-ミュート / プッシュ-トークを使う際の注意点

ホットキーだけを設定しても動作しません。
「設定 → 音声」の「ホットキー」で「有効」チェックする必要があります。

プッシュ-ミュート / プッシュ-トークが反応しない場合

フルスクリーンゲーム中に「プッシュ-トーク」「プッシュ-ミュート」を使いたい場合は、管理者権限でOBS Studioを起動する必要があります。 (Classicも同様の仕様)


アクセシビリティ

バージョン 28.0より追加された機能

ソースの枠線、ミキサーなどの色を変更出来る。

異なる色を使用する

初期値(デフォルト) : 無効

既定

初期設定です。

色覚異常の代替案

※バージョン 29.1.3までは「色覚異常の代替」って翻訳です。

⾊盲のユーザー向けのカラープリセット

カスタム

自由に変更することができます。


詳細設定

このタブの変更は慎重にしてください。
多くのオプションはOBSの再起動が必要です。
設定が不適切な場合は、キャプチャ、配信などのパフォーマンスが低下する可能性があります。
オプションを理解できない場合は変更するのをおすすめしません。

一般

プロセスの優先度

Windows限定
バージョン 0.15.0で実装

初期値(デフォルト) : 通常

OBS Studioの処理優先を変更できます。
変更しても「配信開始、録画開始、リプレイバッファ開始、仮想カメラ開始」などの出力開始をしない限りはOBS Studioの優先度は「通常」のままです。
出力を開始をすれば変更されるので、変更されてないと勘違いしないように!

★注意点 (他の解説してる方の間違いメモ)
・OBS Studioを再起動しないと反映されない → 全く必要ないです。
・タスクマネージャーで変更しないといけない → 全く必要ないです。
どちらも全く必要がなくて無駄手間なのでお気をつけください…

※バージョン 0.14.2までは、batかタスクマネージャーでのみ変更が可能
※設定フォルダの「global.ini」に設定が保存されています。

終了時にアクティブな出力の警告を表示する

バージョン 27.2で実装

初期値(デフォルト) : 有効

出力をしている際にOBSを終了しようとすると警告が表示されるのを表示しなくすることができます。

映像

レンダラー

Windows
Direct3D 11

macOSLinux
OpenGL

Windows環境での注意点
必ず「Direct3D 11」にしてください。
(現時点のバージョンでは起動パラメータを指定しないと変更出来ませんが、過去バージョンでは変更できました。)
OpenGL」にした場合、ゲームキャプチャなどに問題が出ます。 (PUBGが真っ赤になるとか)

カラーフォーマット

※基本的に変更しません。
※変に変更するとNVENC(obs-nvenc/jim-nvenc)でのメリット(パフォーマンス向上/品質向上)を受けれなくなります。

初期値(デフォルト) : NV12 (8-bit, 4:2:0, 2 planes)
HDRの場合 : P010 (10-bit, 4:2:0, 2 planes)

色空間

※基本的に変更しません。

初期値(デフォルト) : Rec. 709
HDRの場合 : Rec. 2100 (PQ)

色範囲

※基本的に変更しません。

リミテッド(一部)とフルレンジ(全部)があるが、動画サイトであればリミテッドで十分。
※「709」と「フルレンジ(全部)」だとVLCでは映像が変に明るくなる。(最近のバージョンだと)

SDR ホワイトレベル

詳しく理解したら書く

初期値(デフォルト) : 300 nits

最小値 : 80 nits
最大値 : 480 nits

HDR 公称ピークレベル

詳しく理解したら書く

初期値(デフォルト) : 1000 nits

最小値 : 400 nits
最大値 : 10000 nits

録画

現在編集中

ファイル名書式設定

初期値(デフォルト) : %CCYY-%MM-%DD %hh-%mm-%ss

録画ファイルの書式設定ができます。

例えばファイル名はこのような感じに「 2023-03-02 16-35-00 」なります。
ディレクトリの作成を指定するには記号 「 \ 」 (バックスラッシュ) を使用します。
例えば「 test\%CCYY-%MM-%DD %hh-%mm-%ss 」は最初のディレクトリに「 test 」を作成します。

ファイルが存在する場合は上書きする

チェックをすると、同じ名前のファイルが上書きされます。

自動的に mp4 に最多重化する

初期設定では録画フォーマットは mkv で録画されるので、録画終了後に自動的に mp4 に最多重化(変換)する機能

自動的に mp4 に最多重化する (mkvとして録画)

録画フォーマットを「mp4、mov」に指定した場合に表示されます。
MP4/MOV に保存された録画はファイルをファイナライズ出来ない場合 (例えば、ブルースクリーン、電源断など。) 回復不能になります。

リプレイバッファのファイル名の接頭辞

「ファイル名書式設定」で設定した録画ファイル名の前に追加される文字列

接尾辞

「ファイル名書式設定」で設定した録画ファイル名の最後に追加される文字列

遅延配信

初期値(デフォルト) : 無効

配信に遅延(ディレイ)をつける機能。
遅延をつけたい以外ではONにする必要はありません。

ニコ生プラグインv2.1.0以下ではバグるので注意が必要。(利用してない人には関係ない)

期間

初期値(デフォルト) : 20s

配信の遅延期間を秒単位で定義します。

最小値 : 1s (1秒)
最大値 : 1800s (30分)

再接続時にカットオフポイントを保持する (増加遅延)

初期値(デフォルト) : 有効

配信が切断され「自動的に再接続」オプションが有効になってる場合、その期間中に発生した配信データを保持することができます。
※有効になってない場合、切断時の配信データは保持されません。
チェックをすると再接続後に保持分の遅延が増えます。

自動的に再接続

配信が切断された際に自動的に再接続をしてくれる機能です。
回数が増える毎に、再試行までの時間が伸びます。
再接続出来ない場合は、切断と再接続を繰り返します。
過去バージョンでは、再接続時に「配信停止」が出来なくてフリーズする不具合がありました。

有効にする

初期値(デフォルト) : 有効

有効にすると配信が切断された場合に自動再接続機能が発動します。

再試行の遅延

再接続処理までの遅延時間です。

バージョン 28.0以降 : 2 s
バージョン 27.2.4まで : 10 s

最小値 : 1s (1秒)
最大値 : 30s (30秒)

最大再試行回数

配信サーバーへの接続を確立するために試行する回数です。

バージョン 28.0以降 : 25
バージョン 27.2.4まで : 20

最小値 : 1
最大値 : 10000

ネットワーク

IP ファミリー

※バージョン 30.0で実装
初期値(デフォルト) : IPv4 および IPv6 (既定値)

Happy Eyeballs(RFC 6555)です。
IPv6IPv4の相互が利用可能なデュアルスタック環境においてIPv6IPv4をどちらかを使用するか自動決定してくれます。
最初はIPv6で試行されて200ミリ秒待った後に、他のファミリー(IPv4)のアドレスを試行します。
IPv6IPv4のどちらで接続されているかはログファイルを見るとわかります。(配信開始後にサーバーのIPアドレス部分に記録されます。)

基本的に変更することはないですが、間違えて変更した場合に配信開始時に下記のようなエラーが発生することがあります。
「ホストへの到達エラー。 バインドしたインターフェイスがインターネットにアクセスできること、および配信サービスが選択したアドレスファミリーをサポートしているか確認してください。 (設定 → 詳細設定 を参照)」

★配信サービス側の対応状況 (私が試せるサービスのみ)
IPv6IPv4 両方に対応
YouTube
※お使いの回線がIPv6に対応しているとIPv6で送信されます。

IPv4 のみ
Twitch、Twitcasting(ツイキャス)、ニコニコ

IPにバインド

バージョン 29.1.3までの翻訳「IP選択」

初期値(デフォルト) : 既定

複数のLANカード (NIC/LANアダプタ)がある場合に任意のインターフェイスを選択できます。
基本は変更をすることはないですが、間違えて変更した場合に配信開始時に下記のようなエラーが発生することがあります。
「アドレスを利用できません。 無効なIPアドレスにバインドしようとした可能性があります。 (設定 → 詳細設定 を参照)」

輻輳を管理するためにビットレートを動的に変更する(ベータ版)

初期値(デフォルト) : 無効

動的にビットレートを変更します。
回線が悪い場合に配信したい際に有効にしてみるのをおすすめします。

ネットワークの最適化を有効にする

初期値(デフォルト) : 無効

有効にすると送信する際の内部的な挙動(イベントベースのAPIになる)が変わります。 RTMP接続のみ機能します。

TCPページングを有効にする

初期値(デフォルト) : 無効

同じパソコンで実行されている他のプログラムへのネットワークの影響が少なくなります。

ソース

ブラウザソースのハードウェアアクセラレーションを有効にする

基本的にチェックは外しません。 映らない場合のみにチェックを外すようにしてください。
チェックを外すとGPUの支援が出来なくなるので表示したページによってはブラウザソースのプロセス「obs-browser-page」のCPU使用率がかなり高くなります。

ホットキー

ホットキーフォーカスの動作

初期値(デフォルト) : ホットキーを無効にしない

ホットキーを無効にしない

基本的に初期値(デフォルト)から変更しないのをおすすめします。

メインウィンドウにフォーカスがあるときはホットキーを無効にする

OBSのメインウィンドウを操作出来る状態の際にホットキーを無効にします。

メインウィンドウにフォーカスがないときはホットキーを無効にする

OBSのメインウィンドウを操作出来ない状態の際にホットキーを無効にします。