OBS Studio システム要求 について
はじめに
この記事に関して
OBS Studioのシステム要求を記載しています。
どのようなスペックのパソコンを使用していいか分からない方は参考にしてみてください。
★私が使用しているパソコンのスペック
OS : Windows 11 Pro 64bit (23H2)
CPU : Core i7 11700k
RAM : 32GB (16GB×2)
GPU : GeForce GTX 1660 Ti
雑談と軽いゲームであれば上記スペックで快適に配信(または録画)が出来ますが、重たいゲームだったりVTuberをしたい場合はこれより良いCPU、GPUが必要になります。
※ほぼ同内容の記事を共同編集のOBS Japanブログに投稿しましたが、編集権限が現在付与されてなく情報が更新出来ないので自分のブログに書きました。
システム要件に関しての情報元
主に下記ページで情報を収集しています。
・OBS公式サイト
Download | OBS
※大まかなOS要求などが掲載。
・OBS公式サイト ナレッジベース
System Requirements | OBS
Hardware Encoding | OBS
※OS/GPU要求などが掲載。
・Steam : OBS Studio (ストア)
OBS Studio on Steam
※OS/CPU/RAM/GPU/ストレージ/ネットワーク要求などが掲載。
※ページの一部にSteamにある「システム要件」部分をスクリーンショットしたものを使用しています。
基本要件
OBS Studioが機能するためには、以下のハードウェアとOSが必要です。
互換性のあるシステムを持っていても、OBS Studioを使った配信や録画が可能であることを保証するものではありません。
CPUの要件は、選択したエンコーダ、解像度、FPS、シーンの複雑さによって大きく異なります。
「メニューバー」→「ツール」→「自動構成ウィザード」を使って、お使いのハードウェアと設定に適した設定を探してみてください。
Windows
バージョン 28.0以降
- DirectX 11 対応GPU
- Windows 11、Windows 10 20H2 以降 (64bit版)
★バージョン 28.0以降のシステム要件
内容は OBS StudioのSteamページ から引用
最低 | 推奨 | |
---|---|---|
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要 | 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要 | |
OS | Windows 10 20H2 (64 bit) | Windows 11 (64 bit) |
プロセッサー | Intel i5 2500K , AMD Ryzen 1300X | Intel i7 8700K , AMD Ryzen 1600X |
メモリー | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィック | GeForce GTX 900 Series, Radeon RX 400 Series, Intel HD Graphics 500 | GeForce 10 Series, Radeon 5000 Series, Intel Xe |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
ネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 | |
ストレージ | 600 MB の空き容量 | 600 MB の空き容量 |
注意事項 | ハードウェアエンコーダを推奨 |
バージョン 27.2.4まで
- DirectX 10.1 対応GPU
- Windows 11、Windows 10、Windows 8.1
★バージョン 27.2.4までのシステム要件
画像は OBS StudioのSteamページ をバージョン 27.2.4配布時にスクリーンショット
※バージョン 28.0以降は下記要件から変更されています。
macOS
バージョン 29.1以降
- Intel または Apple Silicon CPU (M1/M2)
- OpenGL 3.3 互換 GPU
- macOS Big Sur (11.0) 以上
★バージョン 29.1以降のシステム要件
内容は OBS StudioのSteamページ から引用
最低 | 推奨 | |
---|---|---|
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要 | 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要 | |
OS | 11.0 以上 | 12.5 以上 |
プロセッサー | Intelクアッドコアを推奨 | Intel quad-core or Apple Silicon (M1/M2) |
メモリー | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィック | Intel or AMD | Intel, AMD, or Apple |
ネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 | |
ストレージ | 800 MB の空き容量 | 800 MB の空き容量 |
バージョン 28.0以降
- Intel または Apple Silicon CPU (M1/M2)
- OpenGL 3.3 互換 GPU
- macOS Catalina (10.15) 以上
★バージョン 28.0以降のシステム要件
内容は OBS StudioのSteamページ から引用
最低 | 推奨 | |
---|---|---|
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要 | 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要 | |
OS | 10.15以上 | 12.5 以上 |
プロセッサー | Intelクアッドコアを推奨 | Intel quad-core or Apple Silicon (M1/M2) |
メモリー | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィック | Intel or AMD | Intel, AMD, or Apple |
ネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 | |
ストレージ | 800 MB の空き容量 | 800 MB の空き容量 |
バージョン 27.2.4まで
- Intel または Apple Silicon CPU
- OpenGL 3.3対応GPU
- macOS High Sierra (10.13) またはそれ以降
★バージョン 27.2.4までのシステム要件
画像は OBS StudioのSteamページ をバージョン 27.2.4配布時にスクリーンショット
※バージョン 28.0以降は下記要件から変更されています。
Linux/Unix
バージョン 28.0以降
- OpenGL 3.3対応GPU
- XウィンドウシステムまたはWayland
- Ubuntu 20.04
- Ubuntu 22.04
バージョン 27.2.4まで
- OpenGL 3.3対応GPU
- XウィンドウシステムまたはWayland
ハードウェアエンコーダ
ハードウェアエンコーダは、CPUの負荷を軽減し、より効率的にビデオエンコーディングを実行できるGPUの専門コンポーネントに作業を委ねるため、一般的に最高のパフォーマンスを得るために推奨されています。
最新のハードウェアエンコーダは、パフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら、非常に質の高いビデオを提供します。
しかし、以前の世代のハードウェアエンコーダは、低品質の画像を提供します。
デフォルトのプリセットであるveryfastを使用したソフトウェアエンコードと同じビットレートでは、品質が低下する代わりに、パフォーマンスへの影響は最小限に抑えられます。
そのため、パフォーマンスの制約などでソフトウェアエンコードができない場合の最後の手段として利用することができます。
コンシューマーレベルのハードウェアエンコーダーは、以下のGPUに内蔵されています。
NVIDIA NVENC
NVIDIAのNVENCエンコーダーは、WindowsとLinuxでサポートされています。
- GeForce 750 Ti、900 シリーズ (Maxwell)、またはそれ以上が必要です。
- NVENCをサポートしているNVIDIA GPUのリストは下記ページを確認してください。
・NVENC support in OBS
・NVIDIA公式ページ
- NVENCをサポートしているNVIDIA GPUのリストは下記ページを確認してください。
- 最良の結果を得るには、第6世代NVENC (Turing) 搭載のGPUを使用してください。
- GTX 1650 rev 2 以上がこれに該当します。
- 注:GTX 1650 rev 1 は第 5 世代 NVENC を含んでいます。
お使いのGPUが最新ドライバーであることを確認してください。
Intel Quick Sync Video (QSV)
IntelのQuick Sync Videoエンコーダーは、WindowsとLinuxでサポートされています。
Intel Core-i-CPU 2xxx (Sandy Bridge) 以降では、Intel HD Graphics GPU が必要です。
- 初期のQSVは品質が低かったため、Intel Core-i-CPU 4xxx (Haswell)以降を推奨します。
バージョン 30.0以降はIntel 第5世代 (Broadwell) 以降のみをサポート
(※情報元1 : OBS公式Discord / Discordに参加したらチャンネルが閲覧可)
(※情報元2 : GitHubのissues / こちらは誰でも閲覧可)
最新のドライバーがインストールされていることを確認してください。これらは通常メーカーから提供されますが、インテル・ダウンロード・センターで見つけることができる場合もあります。
AMD Advanced Media Framework (AMF)
バージョン 28.0以降AMDエンコーダがリニューアルされました。
★バージョン 28.0以降の場合
Wiki - AMF HW Encoder Options And Information | OBS
Wiki - AMF Options | OBS
★バージョン 27.2.4までの場合
対応 GPU の AMF プラグインに関するドキュメント、および問題点に関する トラブルシューティングガイド をお読みください。
最新のドライバーがインストールされていることを確認してください。
Apple VideoToolbox (VT)
macOSでは、Apple社のVideoToolboxがサポートされています。
- VideoToolboxはブランドに関係なく、システムのGPUを使用します。
- 複数のGPUを持つMacの場合、GPUの選択はVideoToolboxによって決定され、上書きすることはできません。
- VideoToolboxは、一定ビットレート(CBR)ストリームを必要とするサービスへのストリーミングには適していません。
※バージョン 28.0以降はApple Silicon(macOS 13以降)の場合は固定ビットレート(CBR)が使用出来るようになったようです。
※ただVideoToolboxのCBRは完璧ではないようです。(情報元)
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