OBS StudioでTwitch連携を利用していて「チャンネルの読み込みに失敗」エラーなどが出て困っている人向けの情報。
この記事ではそのエラーの対処法を紹介しています。
記事投稿日 2022年02月08日、最終投稿更新日 2023年04月20日 01時20分頃
- はじめに
- Twitch側に問題が発生していないか確認
- セキュリティソフトが原因の場合
- お使いの回線が原因の場合
- ブラウザソースのファイルがおかしい場合
- 何らかの影響で連携が解除された場合
- 古いバージョンのOBSを利用している場合
- 対処法
- 何故発生するのか
- 完全シャットダウンが実施された日に関して
- アップデート後に出力エラーが出る
- シャットダウンに関する詳細
- その他
はじめに
連携が出来てるかはドックを見るとすぐにわかります。
もし下記画像にある一部ドック「チャット」「配信情報」「Twitch統計」「Twitch アクティビティフィード」がない場合は連携をし直し(設定 → 配信 で切断して再度接続)をおすすめします。
Twitch側に問題が発生していないか確認
Twitch側に障害が発生していると「配信開始」「アカウント接続」が出来なくなります。
★情報の集め方
・Yahooリアルタイム検索 (Twitter検索)を利用する。
・TwitchのサポートX(Twitter)を見る。
障害情報はポスト(ツイート)されるまで少し時間がかかります。
twitter.com
その場合のエラー例
アカウント接続を利用してない場合
接続失敗
指定したチャンネルまたはストリームキーにアクセスできませんでした。ストリームキーを再確認してください。 それが正しい場合は、サーバーへの接続に問題がある可能性があります。
アカウント接続を利用してる場合
※この場合は500エラーなので、Not Foundエラーの場合は過去バージョンで発生するエラーなのでOBSの更新が必要です。
チャンネルの読み込みに失敗
Twitchのチャネル情報の読み込みに失敗しました
Failed to get text from remote: The requested URL returned error: 500 Internal Server Error
セキュリティソフトが原因の場合
セキュリティソフトが原因でアカウント接続ができないことがあります。
アンインストールをして治るかお試しください。
お使いの回線が原因の場合
お使いの回線とTwitch側の接続が問題で出来ないことがあるようです。
その場合は、ストリームキーで対処してください。
下記のようなエラーが出ることがあるようです。
Failed to get text from remote: Connection timed out after 5000 milliseconds
システムに不良または信頼性の低いDNSサーバーが設定されていると発生する場合もあるようです。
Failed to load channel information for Twitch · Issue #7044 · obsproject/obs-studio · GitHub
ブラウザソースのファイルがおかしい場合
※一度リセットして治るかお試しください。
・ブラウザのCookieファイル削除 → ここをクリック
・ブラウザのキャッシュファイル削除 → ここをクリック
何らかの影響で連携が解除された場合
解除された場合は、再度アカウント接続をやり直すのをお試しください。
・OBSのアップデート後
アカウント接続に問題が発生することがあるようです。(自分は発生した事無い)
・プロファイルの名前を変更
プロファイルの名前を変更すると連携が解除されるようです。
気をつけてください。
アカウント再接続方法
手順
1、「設定 → 配信」を開く
※この画面で「アカウント接続 (推奨)」が消えたりしてる場合はOBSを再インストールしてみてください。
2、「アカウント切断」をする。
3、「アカウント接続 (推奨)」で再度ログインする。
※ログイン時に画面が真っ白な場合は右クリで「再読み込み」またはウィンドウを閉じて再度開き直してください。
古いバージョンのOBSを利用している場合
2022年03月以降、古いOBSを使用しているとエラーが発生します。
表示されるエラーは使用しているOBSバージョンによって異なります。
掲載しているエラーメッセージ以外の場合は、Twitch側の不具合またはメンテナンスの可能性があります。
不具合があるかポスト(ツイート)されてないか確認してみましょう!
twitter.com
バージョン 27.1.3
チャンネルの読み込みに失敗
Twitchのチャンネル情報読み込みに失敗しました
Failed to get text from remote: The requested URL returned error: 404 Not Found
もしくはこんな感じ(その1)
Twitchのチャネル情報の読み込みに失敗しました Failed to get text from remote: The requested URL returned error: 410 Gone
もしくはこんな感じ(その2)
Twitchの認証に失敗しました: Error: Your Twitch login token is no longer valid. Please try reconnecting your account.
バージョン 26.1
チャンネルの読み込みに失敗
Twitchのチャネル情報の読み込みに失敗しました
Not Found:
対処法
2つ方法がありますが、Twitch連携を利用している場合はOBS Studio 27.2以降をお使いください。
新しいAPIに対応したOBSを利用する
OBS Studio 27.2.x 以降は新しいAPIに対応しています。
内蔵の更新機能(ヘルプ -> 更新を確認)でアップデートしてください。
※27.2.0は一部環境でフリーズする問題などがあるので、27.2.4以降をおすすめ。
もしアップデートが出来ない場合は、公式サイトより最新版をダウンロードしてインストールしてください。
※Windows 8.1環境の人は28.0以降はサポート外になり使えないので 27.2.4 をお使いください。
ストリームキー直接入力で対処する
諸事情でアップデートしたくない場合や、うまくいかない場合はストリームキーを入力する事で対応することが可能です。
※チャット欄などの表示は「カスタムブラウザドック」で対処可
style1925.hateblo.jp
ストリームキー表示方法
★直接ストリームキーページに行く場合
ここをクリック
★ブラウザでTwitchを開きストリームキーページに行く場合
1、Twitch を開き画面右上のアイコンをクリック。
2、「クリエイターダッシュボード」を選択。
3、「設定」→「配信」の順にクリックする。
※表示されてない場合は左上の3つの横線をクリック
4、「プライマリストリームキー」をコピー
5、OBS上で「設定 → 配信」に貼り付ける。
何故発生するのか
Twitchが「Legacy Twitch API v5」を廃止する為にシャットダウンを実施した為。
APIとは?
簡単に言うとOBSとTwitchとの連携を橋渡ししてくれる物と思って頂ければ。
※APIの説明すると長くなるので、「API とは」と検索すると分かりやすく解説してるページがあると思うのでそれを読んでみてください。
完全シャットダウンが実施された日に関して
2022年03月01日 v5 完全シャットダウン
上記日時に完全シャットダウンしたようですが、2022年3月11日から接続が出来なくなったようです。(遅かったみたい?)
アップデート後に出力エラーが出る
下記出力エラーが出た場合は、NVIDIAのドライバーを更新してください。
「NVENC コーデックを開けませんでした : Function not implemented」
「お使いのビデオドライバーが最新のものであるか確認してください。」
詳しくは 【OBS Studio】 NVENC について - すたいるの情報メモブログ の記事にまとめています。
シャットダウンに関する詳細
その他
ストリームキーが無いと表示される
Twitch側で設定を確認してみてください。
だめな場合は問い合わせをしてください。
🎓 #GlitchTipsJP ストリームキーが表示されずお困りの場合、以下の手順をお試し下さい:
— Twitch Support JP (@TwitchSupportJP) 2023年9月1日
☎️ "連絡先"に電話番号を登録します(2段階認証の設定とは異なりますのでご注意下さい) https://t.co/qpcfvBWHm2
🔑 クリエイターダッシュボードから再度ストリームキーを確認しますhttps://t.co/vkG7dyBejH
⚠️ 電話番号をご登録いただいてもストリームキーが表示されない場合、こちらからサポートチームまでご連絡下さい:
— Twitch Support JP (@TwitchSupportJP) 2023年9月1日
✉️ https://t.co/RRvuszVxHD
チャット欄にログインが必要と出る場合
Twitch連携(設定 → 配信)で利用可能なチャット欄(ドック → チャット)以外でチャット欄を表示してる場合、別途ログインが必要な場合があります。
少し前にTwitch側でテストがありログインしていない一部ユーザーにサインアップ フォームが表示されることがありました。(現在はテストが終了しているので大丈夫です。)
・ブラウザソースの場合
該当のブラウザソースを選択して「対話 (操作)」からログインをしてください。
・カスタムブラウザドックの場合
表示した画面が操作可能なのでそこでログインしてください。
ページに奇妙な線が入る場合
下記みたいな感じ
Fix ? @OBSProject #twitch #TwitchDE
— TΞXO 🔜 MAGC Erfurt (@Texowaste) 2020年2月24日
i changed some stuff in nvidia control center, but i dont what it could cause. pic.twitter.com/G2owGAlg0L
NVIDIAの設定が問題だそうです。
Reset your nvidia settings to default, this is caused by one of the sharpening options.
— Richard Stanway (@R1CH_TL) 2020年2月24日
「3D 設定の管理」にある「画像のシャープ化」を「オフ」にしてください。
もし解決しない場合は右上にある「初期設定に戻す」または「復元」で3D 設定を初期値に戻してください。
※変更後はパソコン再起動をおすすめします。
※最近のドライバーではこの設定自体が無いようです。
情報元
Weird Chat browser dock glitching : obs
配信情報、チャット、Twitch統計、Twitch アクティビティフィードの文字がぼやける場合
チャット欄と配信情報などの文字がボヤける(滲んでる)場合
NVIDIAグラフィックボードをお使いの場合
※最近知恵袋で同様の回答をしたので、ほぼそのままで加筆。
「NVIDIA コントロール パネル」で「3D 設定の管理」を変更したことが原因の可能性があります。
下記設定を確認してみて修正されるかお試しください。
手順
1、OBSを終了する。
2、デスクトップの何もない所で右クリックして「NVIDIA コントロール パネル」をクリック。
※Windows 11の場合はデスクトップの何もない所で右クリックして「その他のオプションを表示」を押して「NVIDIA コントロール パネル」をクリック。
3、「NVIDIA コントロール パネル」が開かれる。
4、「3D 設定」にある「3D 設定の管理」を押す。
5、「アンチエイリアシング - FXAA」を「オフ」にする。
※既に「オフ」の場合は、右上にある「初期設定に戻す」または「復元」で3D 設定を初期値に戻してください。
6、右下の「適用」を押して「NVIDIA コントロール パネル」を閉じる。
7、OBSを起動して文字のにじみを確認する。
★上の方法が駄目な場合
手順
1、OBSを起動する。
2、「設定」を開き「詳細設定」を押す。
3、スクロールして「ソース」にある「ブラウザソースのハードウェアアクセラレーションを有効にする」のチェックを外す。
(※チェックを外すとGPUの支援が出来なくなるので表示したページによってはブラウザソースのプロセス「obs-browser-page」のCPU使用率がかなり高くなるので注意してください。)
4、「OK」を押すとOBSの再起動が求められるので「はい」を押す。
5、OBSが起動するので文字のにじみを確認する。
情報元 (英語ページ)
Text in Chat/Stream Information Dock is Blurry | OBS Forums
why is the chat on my obs look so blurry and how do I fix it? : obs
検索文字列 : 滲む / にじむ / ぼやける / ボヤける / 文字が変