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【OBS Studio/対処法】 出力サイズ変更 (ソースサイズ) を間違えてした場合

この記事ではOBS Studioの「出力サイズ変更 (ソースサイズ)」を間違えてしてしまった場合に戻す方法を記載しています。
記事投稿日 2022年01月29日、最終投稿更新日 2023年11月15日

バージョン 28.0以降

一度 バージョン 28.0.0 で削除されましたが、バージョン 28.0.1 で復活しました。
復活した際に日本語翻訳は取り込まれなかったので、バージョン 28.1以降で再度日本語化しています。

翻訳されてなかった時に表示されている英語メッセージ

Resize output (source size)

The base and output resolutions will be resized to the size of the current source.
Do you want to continue?

そもそもこの設定は何?


この設定は「基本 (キャンバス) 解像度」と「出力 (スケーリング) 解像度」をソースのサイズに変更する機能です。
これはソースを追加しキャンバスがこのソースとまったく同じサイズである必要がある場合に使用します。

元に戻す方法

1、OBSの「コントロール」から「設定」をクリック
※またはメニューバーの「ファイル」から「設定」

2、設定画面が開いたら「映像」を押す

3、「基本 (キャンバス) 解像度」と「出力 (スケーリング) 解像度」を以前の値に戻す。
※初期設定の場合は多くの環境で「基本 (キャンバス) 解像度」は「1920x1080」で「出力 (スケーリング) 解像度」はおそらく同じか「1280x720」 です。

以前の値を覚えてない場合

OBSのログファイルを見て以前の値を知ることが可能です。

手順
1、解像度がおかしくなったOBSを起動する。

2、「メニューバー → ヘルプ → ログファイル → ログファイルを表示」
ログファイルフォルダが開かれます。

3、設定を誤って変更する前のログファイルを開く
※ログは最大10件保存されるので、何度も起動し直してない限りはあります。

4、次のようなエントリを探します。

 video settings reset:
    base resolution:   1920x1080
    output resolution: 1280x720

5、値を覚える

6、OBSの「コントロール」から「設定」をクリック
※またはメニューバーの「ファイル」から「設定」

7、設定画面が開いたら「映像」を押す

8、「基本 (キャンバス) 解像度」と「出力 (スケーリング) 解像度」を以前の値に戻す。
base resolution → 基本 (キャンバス) 解像度
output resolution → 出力 (スケーリング) 解像度