すたいるのOBS情報メモブログ

OBS Studioに関する情報を主に投稿

OBS Studio 30.0.2 リリースノート【翻訳】

以下の内容は OBS Studio 30.0.0 / 30.0.1 / 30.0.2 リリースノートを日本語に訳したものです。 アップデートで変更された内容が気になる場合はご覧ください。 誤字脱字、誤訳などありましたら コメント までお知らせください。

はじめに

リリースノート翻訳の前に。
プラグインを導入していると問題 / 不具合に遭遇しやすいです。
バージョン 30.0にプラグインが対応しているか確認してください。

もし問題が発生した場合は一度OBSをアンインストールしてから再インストールすることをおすすめします。
※Windowsでアンインストールときは、デフォルトでチェックが入ってないチェックボックスにチェックを入れると設定(シーン、ソース)が消えるので気をつけてください。
※プラグインを導入している場合は、先にプラグインのアンインストールをしてからOBSのアンインストールをおすすめします。

OBS Studioの不具合の場合は GitHub で報告してください。

OBS Studio 30.0.2

2023年12月12日リリース
Release OBS Studio 30.0.2 · obsproject/obs-studio · GitHub

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30.0.2 ホットフィックスの変更点

  • アプリケーションバンドルの命名によるmacOSでのCEF関連のクラッシュを修正 [PatTheMav]

OBS Studio 30.0.1

2023年12月10日リリース
Release OBS Studio 30.0.1 · obsproject/obs-studio · GitHub

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・Mac環境 (リリースノートにはない情報)
OBSがクラッシュする可能性があります。
バージョン 30.0.1へアップデートしてクラッシュ問題が発生した人はバージョン 30.0にするかバージョン 30.0.2へ更新してください。
Open Broadcaster Software | OBS

30.0.1 ホットフィックスの変更点

  • PipeWire スクリーンキャプチャのクラッシュを修正 [kkartaltepe]
  • シーンアイテムを削除する際のクラッシュを修正 [tt2468]
  • obs-websocketのシャットダウン時のクラッシュを修正 [tt2468]
  • macOS Sonomaでキャプチャインジケータが画面上に残るのを修正 [jcm93]
  • OBSアップデート後の初回実行時のメモリリークを修正 [norihiro]
  • 複数のOBSインスタンスを使用するときにセーフモードがアクティブになる問題を修正 [derrod]
  • macOS上で統計ドックが誤ったディスク空き容量を報告する問題を修正 [PatTheMav]
  • macOSでメニューバーのアプリケーションタイトルの問題を修正 [PatTheMav]
  • WindowsでOBSを実行できなくなるシェーダーキャッシュ機能の問題を修正 [notr1ch/derrod]
  • ブラウザドックがOBSを閉じてしまう問題を修正 [WizardCM]
  • ブラウザソースにおけるフロントエンドJSイベントの処理を修正 [RytoEX]
  • Windowsでタイムスタンプエラーが発生したときにオーディオデバイスがリセットされる問題を修正 [prgmitchell]

30.0.1 ホットフィックスの変更点の補足

リリースノート翻訳を見ても個人的に分かりにくいと思った点に関して補足しています。
※自分が分かる範囲での記載

・OBSアップデート後の初回実行時のメモリリークを修正 [norihiro]
古いシーンファイル( libobs.hide_scene_item. が含まれる)からアップデートした際にメモリリークが発生したようです。

再現手順
1、古いシーンファイルを用意( libobs.hide_scene_item. が含まれる)
2、OBSを起動
3、OBSを終了
4、ログファイルにメモリリークが記録される

該当コミット
libobs: Fix memory leak when migrating from legacy scene item data · obsproject/obs-studio@9391ab3 · GitHub

・複数のOBSインスタンスを使用するときにセーフモードがアクティブになる問題を修正 [derrod]
起動パラメータに --multi を使用してOBSを起動した場合にセーフモードダイアログが表示されていたようです。

該当コミット
UI: Disable safe mode when --multi is used · obsproject/obs-studio@ba25bc6 · GitHub

・WindowsでOBSを実行できなくなるシェーダーキャッシュ機能の問題を修正 [notr1ch/derrod]
バージョン 30.0で実装されたシェーダーキャッシュに問題が発生した際にOBSが起動できなくなっていたようです。
この変更以降のシェーダーキャッシュはファイル名の最後が .v2 に変更されています。

該当コミット
libobs-d3d11: Add checksum to shader cache · obsproject/obs-studio@1641812 · GitHub
updater: Clear shader cache after updating · obsproject/obs-studio@cfd8d4c · GitHub

・ブラウザドックがOBSを閉じてしまう問題を修正 [WizardCM]
特定のサードパーティ製ブラウザドックが window.close を呼び出すとOBSが終了してしまう問題がありました。

該当コミット
Don't allow browser docks to arbitrarily close OBS · obsproject/obs-browser@36508a9 · GitHub

・Windowsでタイムスタンプエラーが発生したときにオーディオデバイスがリセットされる問題を修正 [prgmitchell]
#9672 で実装されたタイムスタンプエラー処理でオーディオデバイスが頻繁に切断/再接続される問題があったようです。

該当コミット
win-wasapi: Ignore timestamp errors · obsproject/obs-studio@0f49813 · GitHub

30.0.1 リリースノートに書かれてない変更点

リリースノートには書かれてない変更点を書いています。
私が気になるやつのみ書いています。

・セーフモードダイアログ関連
OBSを実行中にパソコンを再起動した際に、次回起動時にセーフモード起動のダイアログが表示されるのを発生しなくなるように…?

該当コミット
UI: cancel session end request on commitDataRequest() signal · obsproject/obs-studio@c523f11 · GitHub

・アプリケーション音声キャプチャ (Windows)
翻訳の更新タイミングにより「アプリケーション音声キャプチャ」になっていましたが「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」に戻りました。

該当コミット
Update translations from Crowdin · obsproject/obs-studio@0820baa · GitHub

OBS Studio 30.0

2023年11月12日リリース
Release OBS Studio 30.0 · obsproject/obs-studio · GitHub

注意事項 : 以前発表したようにこのリリースではUbuntu 20.04、Qt 5、4.4より前のFFmpegバージョンのサポートを削除しました。

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新機能

  • WHIP/WebRTC出力を追加 [Sean-Der / kc5nra / DDRBoxman / tt2468]
    • WHIPの導入に伴い、FTLは2024年5月以降のリリースで削除される予定です
  • ステータスバーを再設計 [cg2121 / GeorgesStavracas / Warchamp7]
    • 再設計されたステータスバーでは、より代表的で認識しやすいアイコンを使用して同じ情報がより組織的かつ適切に構造化された方法で提供されるようになりました。
  • 「ドック」メニューにフルハイト ドックのオプションを追加 [ujifgc]
    • 有効にすると、チャットなどのドックがOBSウィンドウの高さ全体を占めることができます
  • LinuxでのIntel QSV H264、HEVC、AV1のサポートを追加 [kkartaltepe]
  • WindowsでのOBS起動時間を改善するためにシェーダーキャッシュを追加 [notr1ch]
  • macOSにアプリケーション音声キャプチャを追加 [jcm93]
  • サードパーティプラグイン、スクリプト、WebSocketなしでOBSを実行する「セーフモード」を追加 [derrod]
    • OBSが正しくシャットダウンされていないことを検知すると、トラブルシューティングのためにセーフモードで起動するオプションをユーザーに提供します。また「ヘルプ」メニューから手動で有効にすることもできます。
  • macOS上の仮想カメラをすべてのアプリケーション (macOS 13 以降) で動作するようにリワーク(作り直し) [gxalpha/PatTheMav]
  • YouTubeへの配信時にYouTube Live Control Room Panelを追加 [yuriy-chunak]
  • Decklinkデバイスの 10-bit キャプチャサポートを追加 [jpark37]
  • Decklink出力にHDR再生サポートを追加 [jpark37]
  • macOS スクリーン キャプチャの「画面キャプチャ」からOBSウィンドウを非表示にするオプションを追加 [PatTheMav]

変更点

  • 音声/映像エンコーダのドロップダウンを名前順に並べ替えるように変更 [gxalpha]
  • macOS スクリーンキャプチャ ソースのアプリケーションリストを名前順に並び替えるように変更 [Colerar]
  • NVIDIA オーディオ/ビデオ エフェクトSDKバージョンを更新 [pkviet]
  • ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリングのステータスとサポートのより正確なロギングを追加 [derrod]
  • ドラッグ&ドロップでフィルタを配置する機能を追加 [cg2121]
  • YouTube 5.1 音声サポートのサラウンド音声警告を明確にしました [pkv]
  • Lenovo Vantageがインストールされている場合の警告を追加 [notr1ch]
  • スタジオモードでシーン変更のロギングを追加 [Penwy]
  • Windows上の映像キャプチャデバイスソースを変更し利用可能/選択されている音声デバイスがない場合に音声ミキサーに表示しないようにしました [Exeldro]
  • V4L / DirectShow ソースにグレースケールMJPEGサポートを追加 [Staacks]
  • 「テキスト (FreeType 2)」ソースの設定インターフェイスを改善 [gxalpha]
  • macOS スクリーンキャプチャで停止したキャプチャを再アクティブ化するボタンを追加 [gxalpha]
  • 必要に応じて簡単に再インポートできるバックアップファイル (.bak) を保持するようにシーンコレクションの削除を変更 [derrod]
  • デュアルスタックストリーミングサービスのためのIPv4フォールバック(「happy eyeballs」)付きRTMP配信出力のためのIPv6サポートを追加。優先プロトコルは詳細設定で選択できます。 [jgh-twitch]
  • 追加の出力チャンネルを (Downstream Keyer プラグインなど) 使用した場合の仮想カメラ出力を修正 [tytan652]
  • VAAPIのFFmpegオプションを設定する機能を追加 [nowrep]
  • リリースノートを表示するための項目をヘルプメニューに追加 [WizardCM]
  • 「配信サービスの推奨設定値を無視する」のロギングを追加 [derrod]
  • macOS上の映像キャプチャデバイスにポートレートおよびスタジオ照明エフェクトのロギングを追加 [gxalpha]
  • Windowsの映像キャプチャデバイス名のロギングを追加 [norihiro]
  • QSVのロギングを追加 [RytoEX]
  • Windows上のWASAPIソース名のロギングを追加 [prgmitchell]
  • 特定のエンコーダ障害シナリオを防ぐために最小出力解像度を32x32に増加 [RytoEX]
  • AMFエンコーダの動的ビットレートを再度有効化 [derrod]
  • シーンまたはミキサーからコピーした後の「フィルタの貼り付け」を有効にしました [gxalpha]
  • QSVエンコーダプラグインからD3D9コードを削除 [RytoEX]
  • 翻訳可能な文字列を使用するようにBeta 1のQSVプラグイン設定を変更 [RytoEX]
  • シェーダー作成エラーを公開 [exeldro]
  • v4l2 ソースを常に線形アルファ ブレンディングを使用するように変更 [SludgePhD]

バグ修正

  • Touch Portalを使用してOBSを制御するときのクラッシュを修正 [notr1ch]
  • PipeWireキャプチャでウィンドウが既に選択されている場合に選択するとクラッシュする問題を修正 [GeorgesStavracas]
  • macOS上でOBSをシャットダウンするときのクラッシュを修正 [norihiro]
  • 自動構成ウィザードのクラッシュを修正 [norihiro]
  • PipeWire経由で画面キャプチャしようとしたときのクラッシュを修正 [columbarius]
  • シーンを急速に変更するときのクラッシュを修正 [PatTheMav]
  • NVIDIAオーディオフィルタをすばやく切り替えるときのクラッシュを修正 [pkviet]
  • 複数のDeckLink出力を開始および停止する際のクラッシュを修正 [jpark37]
  • プラグインがプロパティを削除することによって引き起こされるクラッシュを修正 [ujifgc]
  • 対応GPUでハードウェアエンコーダがオプションとして表示されない問題を修正 [notr1ch]
  • macOSでRTMPSを使用して配信しようとするとセキュリティ証明書の検証が失敗する可能性があった問題を修正 [PatTheMav]
  • ユーザー名に特殊文字が含まれている場合にWindowsでアップデートが機能しない問題を修正 [derrod]
    • 影響を受けたユーザーは手動でOBS 30.0にアップデートする必要があります
  • 従来のAMDエンコーダプラグインを削除 [derrod]
    • 古いOBSバージョンからアップグレードするユーザーは引き続き古いプラグインを使用できます
  • NVENC VBRモードで最大ビットレートが機能しない問題を修正 [flaeri]
  • バッファリングが有効になっているときに、非同期ソース (映像キャプチャデバイスなど) が不必要にフレームをドロップすることがある問題を修正 [derrod]
  • IPバインド/ファミリー設定の順序を修正 [tytan652]
  • グループと重複したシーンアイテムを含むホットキーに関するいくつかの問題を修正 [derrod]
  • 基本出力モードのUIで警告が途切れる問題を修正 [gxalpha]
  • 自動アップデータを使用するとWindows設定に表示されるインストールされたバージョン番号が更新されない問題を修正 [derrod]
  • Windowsで閉じたウィンドウの最後のフレームを表示するウィンドウキャプチャを修正 [Walker-WSH]
  • セーフエリアの下にレンダリングされるピクセル配置ガイドを修正 [cg2121]
  • 特定の元に戻す/やり直しアクションが予期しない動作をする可能性があるいくつかのエッジケースを修正 [derrod]
  • 不要な場合にメディアソースが再生を再開する問題を修正 [CodeYan01]
  • Pythonスクリプトのfrontend_save_callbackを修正 [Penwy]
  • 「境界まで引き伸ばす」で「反転」が機能しない問題を修正 [Penwy]
  • 最小化された状態で起動するとOBSがフォーカスを盗む問題を修正 [BenJuan26]
  • Fragmented MP4/MOVが選択されている場合に無損失録画が機能しないのを修正 [gxalpha]
  • SRTのランデブーモードを修正 [pkv]
  • ブラウザソースのイベントがすべてのフレームに送信されないのを修正 [Exeldro]
  • FFmpeg VAAPI AMDエンコーダのビデオ品質の向上 [nowrep]
  • 場合によっては仮想カメラが正しく非アクティブ化されない問題を修正 [Lain-B]
  • 特にmacOSでのVLCメディアソースの遅延を修正 [usakhelo]
  • サービス設定の「すべて表示」がリストの最初のサービスを選択するように修正 [gxalpha]
  • シーンのみのマルチビュープロジェクターでラベルが正しく配置されていなかった問題を修正 [norihiro]
  • カスタム出力 (FFmpeg)でエンコードされた動画の検出フレームレートを修正 [jack-karamanian]
  • macOS スクリーンキャプチャの「全画面表示と非表示のウィンドウ / アプリケーションを表示」オプションがすぐに適用されないバグを修正 [niw]
  • 自動構成ウィザードがYouTubeストリームキーを保存しないバグを修正 [Lain-B]
  • ソースの追加ダイアログで「既存を追加」が選択されているにもかかわらず、既存のソースが選択されていない場合にOKボタンが有効になってしまうバグを修正 [gxalpha]
  • VoiceOver を使用してアクセシビリティ設定の「異なる色を使用する」グループボックスを切り替えると、適用ボタンがアクティブにならないバグを修正 [gxalpha]
  • FPSが100以上の場合、自動構成ウィザードで現在のフレームレートが科学表記法で表示されるバグを修正 [gxalpha]
  • Streamlabs Desktop シーンコレクションをインポートするとOBSが一見ランダムなシーン変更とシーンアイテムの可視性変更を実行する問題を修正 [prgmitchell]
  • 以前の選択が無効になっている場合に配信音声エンコーダを選択できない問題を修正 [derrod]
  • 複数のシーンアイテムが選択されている場合のコンテキスト内のソース変換ショートカット (反転、回転など) を修正 [gxalpha]
  • OBS UI にファイルをドロップする際のソースタイプのバージョンを修正 [norihiro]
  • 垂直音声ミキサーコントロールの配置を修正 [cg2121]
  • HDRビデオがトーンマッピング時に黒ピクセルを誤って生成する可能性があるバグを修正 [jpark37]
  • 特定の非標準入力フレームレートでv4l2ソースが正しく動作しない問題を修正 [kkartaltepe]
  • 同じソースの異なるシーンアイテムのホットキーが正しく保存されない問題を修正 [derrod]
  • ソースをグループ内またはグループ外に移動するときにホットキーが失われる問題を修正 [derrod]
  • Linux上の高フレームレートの映像キャプチャデバイスのログ記録で発生する可能性のある問題を修正 [kkartaltepe]
  • 基本出力モードでAMF AV1の品質が低くなるバグを修正 [Penwy]
  • Vulkanグラフィックスフックの競合状態を修正 [sawillms]
  • Sparkle deltaアップデートに関する問題を修正 [PatTheMav]
  • グループ内のソースを変換するときの予期しない動作を修正 [Zulleyy3]
  • UIにストリームキーラベルが表示されない問題を修正 [TianQiBuTian]
  • 適切な場合に「ストリームキーを使用する」ボタンがUIから非表示にならない問題を修正 [TianQiBuTian]

30.0 変更点の補足

2023年11月13日 14時頃に加筆しました。
リリースノート翻訳を見ても個人的に分かりにくいと思った点に関して補足しています。
※自分が分かる範囲での記載

新機能

・WHIP/WebRTC出力を追加 [Sean-Der / kc5nra / DDRBoxman / tt2468]
WHIP/WebRTCに対応しているサイトであれば超低遅延配信が可能に
X(Twitter)でデモ動画を投稿している方が居たので貼り付け。

・ステータスバーを再設計 [cg2121 / GeorgesStavracas / Warchamp7]
OBSメインUIの一番下に表示されている部分が再設計されました。

該当コミット
UI: Redesign status bar · obsproject/obs-studio@1c84071 · GitHub

★バージョン 29.1.3まで
「ドロップしたフレーム、LIVE時間、REC時間、CPU使用率、設定したFPS値、接続ステータスの四角形、ビットレート数値」

★バージョン 30.0 以降
「ドロップしたフレーム、接続ステータス、ビットレート数値、LIVE時間、REC時間、CPU使用率、現在のFPS値、設定したFPS値」

接続ステータス(アンテナ)の変化に関して

情報元 : design/mockups/notifications/notifications.svg at main · obsproject/design · GitHub

・「ドック」メニューにフルハイト ドックのオプションを追加 [ujifgc]
チャットなどのドックがOBSウィンドウの高さ全体を占めることが可能に。

・WindowsでのOBS起動時間を改善するためにシェーダーキャッシュを追加 [notr1ch]
C:\ProgramData\obs-studio\shader-cache に保存されます。

該当コミット
libobs-d3d11: Implement shader cache · obsproject/obs-studio@e7a3ffd · GitHub

・サードパーティプラグイン、スクリプト、WebSocketなしでOBSを実行する「セーフモード」を追加 [derrod]
セーフモードはデバッグやトラブルシューティングの目的でサードパーティプラグインをアンインストールすることなくサードパーティプラグインなしでOBSを実行できるモードです。
OBSがクラッシュするか、正しくシャットダウンされなかった場合(サードパーティ製プラグインを導入してると特に発生しやすい)に次回の起動時にセーフモードで起動するかどうかのウィンドウがでます。(下記画像)
※OBSを起動したままパソコンのシャットダウンをした場合は、正常終了にならないのでこのウィンドウがでます。

前回のセッション中にOBSが正しくシャットダウンされませんでした。
セーフモード (サードパーティプラグイン、スクリプト、WebSocketが無効) で起動しますか?

★セーフモードの仕様に関して
設定フォルダにセーフモードを発動させるか判別する為に「safe_mode」と名前がついたファイルがOBS起動時に毎回作成されます。
OBSが問題なく正常に終了すると削除されます。

もし上記ウィンドウ及び正しくシャットダウンされていないことの検出を無効にしたい場合は --disable-shutdown-check を起動パラメータに設定してください。
起動パラメータに関しては下記記事で解説しています。
【2024年版】OBS Studio 起動パラメータについて - すたいるのOBS情報メモブログ

★もしOBSが起動できない場合(開かない)
セーフモードでもOBSが起動できない場合はシーンデータ(シーンコレクション)に問題がある可能性があります。

該当コミット
Merge pull request #8455 from derrod/safe-mode · obsproject/obs-studio@2f9df13 · GitHub

・YouTubeへの配信時にYouTube Live Control Room Panelを追加 [yuriy-chunak]
「設定 → 配信」で「サービス」が「YouTube - RTMP」と「YouTube - HLS」のときのみ「YouTube Live Control Room Panel」が表示されます。
※アカウント接続、ストリームキーどちらでも表示されます。

パネル内部のページでは、ストリームの状態、同時視聴者数、チャット率、視聴回数などが表示されます。
※パネル内部のページ左上の「YouTubeのロゴ + Studio」部分を押すとチャンネルのダッシュボードが開けます。

★もし「YouTube Live Control Room Panel」パネルを利用したくない場合
※3つほど思いついたので、ご自身に合うやつで対応してください。
・パネル右上の閉じるボタンを押す (1番簡単)
・「設定 → 配信」で「カスタム...」を利用する (ドックに表示されたくない場合)
・バージョン 30.0を諦めて、バージョン 29.1.3へ戻す (最終手段)

・注意点
1つのアカウントに複数のチャンネルがある際は「YouTube Live Control Room Panel」に表示されているページ右上の三点リーダーから「アカウントを切り替える」でチャンネル選択をお忘れなく。
パネル内部が別ページになってしまってる場合は、OBSを再起動すると治ります。

該当コミット
UI: Add "YouTube Control Panel" dock panel · obsproject/obs-studio@81b5881 · GitHub

変更点

・ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリングのステータスとサポートのより正確なロギングを追加 [derrod]
ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング(HAGS)に関する詳細がログに書き込まれるようになりました。

HAGSが有効でドライバーのステータスがサポートの場合
HAGS Status: Enabled (Default: No, Driver status: Supported)

HAGSが無効でドライバーのステータスが未サポートな場合
HAGS Status: Disabled (Default: No, Driver status: Unsupported)

HAGSが無効でドライバーのステータスが実験的な場合
HAGS Status: Disabled (Default: No, Driver status: Experimental)

該当コミット
libobs-d3d11: Log HAGS driver support and status · obsproject/obs-studio@6efe7ab · GitHub  

・ドラッグ&ドロップでフィルタを配置する機能を追加 [cg2121]
バージョン 29.1.3まではドラッグ&ドロップをしても順番を変更することができませんでした。

該当コミット
UI: Add ability to reorder filters by drag & drop · obsproject/obs-studio@f2f4582 · GitHub

・YouTube 5.1 音声サポートのサラウンド音声警告を明確にしました [pkv]
切り替えた際の警告メッセージが変更されました。

★バージョン 30.0以降

★バージョン 29.1.3まで

該当コミット
UI: Change surround sound warning to signal YouTube support · obsproject/obs-studio@457c88b · GitHub

・Lenovo Vantageがインストールされている場合の警告を追加 [notr1ch]

このソフトウェアは多くのLenovoシステムにプレインストールされているようで、バックグランドアプリのデータ使用量を制限する「ネットワークブースト」機能がOBSで配信するときに問題が発生する可能性がある為にログに記録されるように。

該当コミット
libobs: Detect and log presence of Lenovo Vantage on Windows · obsproject/obs-studio@896cd4a · GitHub

・「テキスト (FreeType 2)」ソースの設定インターフェイスを改善 [gxalpha]
テキスト入力モードの選択肢が追加されました。

★バージョン 30.0以降

★バージョン 29.1.3まで

該当コミット
text-freetype2: Improve text/file properties UX · obsproject/obs-studio@575c085 · GitHub

・必要に応じて簡単に再インポートできるバックアップファイル (.bak) を保持するようにシーンコレクションの削除を変更 [derrod]
今まではシーンコレクションを削除すると完全に消えていましたが .bak ファイルを残すように変更
もし間違えてシーンコレクションを削除してしまった場合はシーンコレクションフォルダにある .bak ファイルを名前変更することで復旧できるようになりました。
例 : test.json.bak の場合は test.json にする

該当コミット
UI: Soft-delete scene collections · obsproject/obs-studio@ad5f04e · GitHub

・デュアルスタックストリーミングサービスのためのIPv4フォールバック(「happy eyeballs」)付きRTMP配信出力のためのIPv6サポートを追加。優先プロトコルは詳細設定で選択できます。 [jgh-twitch]
※以下の内容は OBS Studio に関するメモ - すたいるのOBS情報メモブログ にも記載しています。

「IPv6」と「IPv4」の相互が利用可能なデュアルスタック環境で「IPv6」と「IPv4」をどちらかを使用するか自動決定してくれる機能です。
※Happy Eyeballs RFC 6555が使用されています。
最初は「IPv6」で試行されて200ms待った後に、他のファミリー(IPv4)のアドレスを試行します。
もしお使いの回線が「IPv6」を利用できる場合は「IPv6」が使用されます。
どちらが使用されているかはログファイルを確認することでわかります。(配信開始後にサーバーのIPアドレス部分に記録されます。)

基本的に変更することはないですが、間違えて変更した場合に配信開始時に下記のようなエラーが発生することがあります。
「ホストへの到達エラー。 バインドしたインターフェイスがインターネットにアクセスできること、および配信サービスが選択したアドレスファミリーをサポートしているか確認してください。 (設定 → 詳細設定 を参照)」

★配信サービス側の対応状況 (私が試せるサービスのみ)
・IPv6 と IPv4 両方に対応
YouTube
※お使いの回線がIPv6に対応しているとIPv6で送信されます。

・IPv4 のみ
Twitch、Twitcasting(ツイキャス)、ニコニコ

該当コミット
Merge pull request #9120 from jgh-twitch/happy-eyeballs-rfc-6555 · obsproject/obs-studio@4b1ba4e · GitHub

バグ修正

・Windowsで閉じたウィンドウの最後のフレームを表示するウィンドウキャプチャを修正 [Walker-WSH]
キャプチャしてるウィンドウを最小化した際にキャプチャされたままになるのを修正
※プロパティウィンドウで「ウィンドウ」というテキストが赤色で表示されている状態のとき

該当コミット
win-capture: Render nothing if window is iconic · obsproject/obs-studio@e6431af · GitHub

・不要な場合にメディアソースが再生を再開する問題を修正 [CodeYan01]
プロパティの一部設定を変更して「OK」を押して閉じると再生が最初からになるのが修正。

★一部設定に関して
・ループ (繰り返し)
・ソースがアクティブになったときに再生を再開する
・再生終了時に何も表示しない

該当コミット
obs-ffmpeg: Prevent media source restart · obsproject/obs-studio@d1a7070 · GitHub

・Fragmented MP4/MOVが選択されている場合に無損失録画が機能しないのを修正 [gxalpha]
以下の設定をすると発生していました。

・バージョン 29.1.3で再現する手順
1、新しいプロファイルを作成しこのプロファイルに切り替え
2、「設定 → 出力」を開き「出力モード」は「基本」を使用
3、録画フォーマットを「Fragmented MP4 (.mp4)」にして「適用」する
4、「録画品質」を「無損失品質、ファイルサイズ特大」にして「適用」する
5、「録画開始」をする
6、OBSのログファイルを開くと下記メッセージが表示される

Invalid muxer settings:
movflags=frag_keyframe+empty_moov+delay_moov

該当コミット
UI: Don't set fragmentation movflags in lossless mode · obsproject/obs-studio@84f1e96 · GitHub

・シーンのみのマルチビュープロジェクターでラベルが正しく配置されていなかった問題を修正 [norihiro]
シーン名のラベルが地味にズレていた。

該当コミット
UI: Fix scenes only multiview label position · obsproject/obs-studio@65e35be · GitHub

どんな感じにズレていたかはPRに添付されてる画像で確認可能です。
UI: Fix scenes only multiview label position by norihiro · Pull Request #9095 · obsproject/obs-studio · GitHub

・自動構成ウィザードがYouTubeストリームキーを保存しないバグを修正 [Lain-B]
YouTube統合が実装されたバージョン 27.1から発生していました。
自動構成ウィザードでストリームキーを使用してYouTubeにした際に「設定の適用」をしてもストリームキーが保存されていませんでした。

該当コミット
UI: Fix YouTube not saving stream key in auto config · obsproject/obs-studio@b79e6d2 · GitHub

・FPSが100 以上の場合、自動構成ウィザードで現在のフレームレートが科学表記法で表示されるバグを修正 [gxalpha]
例えば120FPSは「1.2e+02」と表示されていました。

該当コミット
UI: Don't cap auto-config wizard FPS whole number precision at 2 · obsproject/obs-studio@d2ef4d2 · GitHub

どんな感じに表示されていたかは不具合報告に添付されてる画像で確認可能です。
Auto-configuration wizard shows your current frame rate in scientific notation if FPS is >= 100 · Issue #9216 · obsproject/obs-studio · GitHub

・Streamlabs Desktop シーンコレクションをインポートするとOBSが一見ランダムなシーン変更とシーンアイテムの可視性変更を実行する問題を修正 [prgmitchell]
Streamlabs Desktopからインポートしたシーンコレクションに、OBS内のさまざまなアクションに対する不要なホットキーがあったようです。

該当コミット
UI/importers: Ignore empty Streamlabs hotkeys · obsproject/obs-studio@2a9b9c9 · GitHub

・以前の選択が無効になっている場合に配信音声エンコーダを選択できない問題を修正 [derrod]
例えばiTunesをアンインストールした際にCoreAudioが利用できなくなり、その場合に出力開始エラーが出ていました。
iTunesを再インストールするか新しいプロファイルを作成しないと修正できませんでしたが、音声エンコーダを変更することができるようになりました。

該当コミット
UI: Set advanced audio encoder to invalid if missing · obsproject/obs-studio@3e29844 · GitHub

・垂直音声ミキサーコントロールの配置を修正 [cg2121]
地味に配置がズレていたのが修正された

該当コミット
UI: Center vertical volume control buttons · obsproject/obs-studio@6109902 · GitHub

どんな感じにズレていたかはPRに添付されてる画像で確認可能です。
UI: Center vertical volume control buttons by cg2121 · Pull Request #9489 · obsproject/obs-studio · GitHub

・グループ内のソースを変換するときの予期しない動作を修正 [Zulleyy3]
グループに追加しているソースの変換(サイズ調整)をすると予期せぬ位置に移動してしまう動作がありました。

該当コミット
UI: Fix transform of sources in groups · obsproject/obs-studio@c76760b · GitHub

どんな感じになってたかは問題報告に添付されてる映像で確認可能です。
Transformation of sources within a group results in unexpected movement (e.g. flying of the screen) · Issue #9754 · obsproject/obs-studio · GitHub

・UIにストリームキーラベルが表示されない問題を修正 [TianQiBuTian]
「設定 → 配信」と「自動構成ウィザード」で「YouTube」にしている場合に発生していた。

どんな感じになっていたかはPRに添付されてる画像で確認可能です。
UI: Fix UseStreamKeyAdv not display stream key and not hide button by TianQiBuTian · Pull Request #9716 · obsproject/obs-studio · GitHub

・適切な場合に「ストリームキーを使用する」ボタンがUIから非表示にならない問題を修正 [TianQiBuTian]
「設定 → 配信」で「YouTube」にしている場合に発生していた。

どんな感じになっていたかはPRに添付されてる画像で確認可能です。
UI: Fix UseStreamKeyAdv not display stream key and not hide button by TianQiBuTian · Pull Request #9716 · obsproject/obs-studio · GitHub

30.0 リリースノートに書かれてない変更点

リリースノートには書かれてない変更点を書いています。
私が気になるやつのみ書いています。

・いくつかのCVE(脆弱性)対応
CVE-2023-4863
Patch chromium/libwebp dependency due to CVE · obsproject/cef@75a30b2 · GitHub

CVE-2023-5217
Patch chromium/libvpx due to CVE · obsproject/cef@17f8588 · GitHub
deps.ffmpeg: Update libvpx to v1.31.1 by RytoEX · Pull Request #219 · obsproject/obs-deps · GitHub

CVE-2023-38545
deps.windows: Update curl to 8.4.0 by RytoEX · Pull Request #220 · obsproject/obs-deps · GitHub

CVE-2023-43114
deps.qt: Add Qt patches by RytoEX · Pull Request #222 · obsproject/obs-deps · GitHub

・依存関係の更新
※バージョン 29.1.3との比較
Qt(macOS/Windows) : 6.4.3 → 6.5.3
Curl(Windows) : 7.88.1 → 8.4.0
他にもあるけど、省きます。
※気になる人は obs-deps を見て下さい。

obs-deps 依存関係のリストが知りたい場合
List Of Dependencies · obsproject/obs-deps Wiki · GitHub

obs-deps Qtの変更/パッチに関して知りたい場合
Qt Additional Information · obsproject/obs-deps Wiki · GitHub

obs-deps FFmpegの変更/パッチに関して知りたい場合
FFmpeg Additional Information · obsproject/obs-deps Wiki · GitHub

・タイトルバーの「Portable Mode」表記が翻訳可能に
ポータブルモードで起動した際にタイトルバーに表示される文字列が翻訳可能になった。

★ポータブルモードに関して
OBS Studioをメインの設定とは別設定で起動することができます。
多重起動(複数起動)して別設定、別バージョンでOBSを使いたい場合に便利です。
※ポータブルモードに関しての解説はこちら

該当コミット
UI: Make "Portable Mode" translateable · obsproject/obs-studio@e1a202b · GitHub

・表示メニューにグリッドモード切り替え
今まではシーンドックからしか変更できなかったのが、表示メニューからも変更可能に。

該当コミット
UI: Add scene grid mode to view menu · obsproject/obs-studio@3a53882 · GitHub

・フォントピッカーのウィンドウタイトルを翻訳
以前まではウィンドウタイトルが「Pick a Font」でしたが「フォントを選択」と翻訳されました。

該当コミット
UI: Localize font picker window title · obsproject/obs-studio@f7d5d80 · GitHub

・プロパティのサイズポリシー
プロパティを小さくしすぎるとボタンが押しつぶされてましたが、それを防ぐようになりました。

該当コミット
UI: Adjust size policy for properties view · obsproject/obs-studio@04629af · GitHub

どのようになっていたかはPRに添付されてる画像で確認可能です。
UI: Adjust properties view size policy by cg2121 · Pull Request #8948 · obsproject/obs-studio · GitHub

・スタジオモード有効/無効のホットキー関連
今までは有効、無効が1つのホットキーでしたが分けられました。
「設定 → ホットキー」で設定が可能です。

★バージョン 29.1.3まで
スタジオモード

★バージョン 30.0以降
スタジオモードを有効化
スタジオモードを無効化

該当コミット
UI: Split toggle preview program hotkey into hotkey pair · obsproject/obs-studio@91f00ea · GitHub

・シーン追加関連
今までは選択したシーンの下に作成されず一番下に作成されていましたが、選択したシーンの下に作成されるように変更
どのように違うかは比較gifをご覧ください。
シーン1、シーン2、シーン3、シーン4、シーン5、シーン6を作成

★バージョン 30.0以降
※シーン3を選択して新たにシーン7を作成した場合、シーン3の下(シーン4の上)に作成される。

★バージョン 29.1.3まで
※シーン3を選択して新たにシーン7を作成した場合、一番下(シーン6の下)に作成される。

該当コミット
UI: Add new scene at current row · obsproject/obs-studio@5e198db · GitHub

・QSV(QuickSync)関連
※2023年11月16日に加筆

Intel MSDK からIntel VPL APIに変更されました。
Intel 第5世代 (Broadwell) 以降のみをサポートするようです。
(※情報元1 : OBS公式Discord / Discordに参加したらチャンネルが閲覧可)
(※情報元2 : GitHubのissues / こちらは誰でも閲覧可)
古いパソコンの方は、出力開始エラーが出る可能性があります。

出力開始に失敗しました。詳細はログを確認してください。
注: NVENC または AMDエンコーダ を使用している場合は、ビデオドライバーが最新のものであるかを確認してください。

出力モード「基本」の場合にログファイルに記録される失敗メッセージ例

[qsv encoder: 'simple_video_stream'] debug info:
[qsv encoder: 'msdk_impl'] Specified object/item/sync point not found. (MFX_ERR_NOT_FOUND)
[qsv encoder: 'simple_video_stream'] qsv failed to load

出力モード「詳細」の場合にログファイルに記録される失敗メッセージ例

[qsv encoder: 'advanced_video_recording'] debug info:
[qsv encoder: 'msdk_impl'] Specified object/item/sync point not found. (MFX_ERR_NOT_FOUND)
[qsv encoder: 'advanced_video_recording'] qsv failed to load

★対処法
・対応してる環境で出力開始エラーが出る場合
ドライバーを更新する
インテルのドライバーおよびソフトウェアのダウンロード

・対応していない環境の場合
パソコンを買い替えるか バージョン 29.1.3 を使用する
※上書きインストールしてください。

・対応していない環境でどうしてもバージョン 30.0を使用したい場合
「映像エンコーダ」を「x264」に変更
※QuickSync/QSVより負荷が高くなります。

該当PR
obs-qsv11: Update MSDK to VPL API by thyintel · Pull Request #9142 · obsproject/obs-studio · GitHub
obs-qsv11: Tune and clean up features by thyintel · Pull Request #9258 · obsproject/obs-studio · GitHub

・ログファイル (Windows)
VRAMをGiB単位で記録されるように

該当コミット
libobs-d3d11: Log VRAM in GiB · obsproject/obs-studio@433912f · GitHub

・ログファイル
仮想カメラの「出力の種類」がログに記録されるように。

該当コミット
UI: Log Virtual Camera output type · obsproject/obs-studio@a49b35c · GitHub

・アプリケーション音声キャプチャ (Windows)
バージョン 30.0で「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」から「アプリケーション音声キャプチャ」に変更されましたが、バージョン 30.0.1で翻訳が更新されたので「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」に戻りました。
名前が変わったりしましたが、現時点でもノイズ問題は継続中です。
ノイズの原因はMicrosoftにあるとのこと。
情報元 : [Application Audio Capture (beta)] Sound becomes noisy after a long time · Issue #8064 · obsproject/obs-studio · GitHub

ソース名にベータ版表記が無い件に関して
なんでこうなったか。(日本時間表記)
・2023年12月10日
翻訳が更新されて「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」に戻ったバージョン 30.0.1がリリースされる。

・2023年11月12日
翻訳が更新されず「アプリケーション音声キャプチャ」のままバージョン 30.0 がリリースされる。

・2023年10月29日
crowdinに翻訳が来たので「アプリケーション音声キャプチャ (ベータ版)」として保存

・2023年10月29日
ソース名から (BETA) を取り除く変更が戻される
※修正が機能する人としない人が居たため。
Revert "win-wasapi: Remove 'BETA' from Application Audio Capture name" · obsproject/obs-studio@ed2ade2 · GitHub

・2023年10月10日
最新の翻訳が取り込まれる
Update translations from Crowdin · obsproject/obs-studio@0d450a3 · GitHub

・2023年10月09日
crowdinに翻訳が来たので「アプリケーション音声キャプチャ」として保存

・2023年10月09日
ソース名から (BETA) を取り除く変更が取り込まれる
win-wasapi: Remove 'BETA' from Application Audio Capture name · obsproject/obs-studio@36ea03d · GitHub

・2023年10月08日
ソース名から (BETA) を取り除く変更が提出される
win-wasapi: Remove 'BETA' from Application Audio Capture name by derrod · Pull Request #9676 · obsproject/obs-studio · GitHub

・2023年10月08日
アプリケーション音声キャプチャの修正が入る
win-wasapi: Use provided timestamp for application audio capture · obsproject/obs-studio@82f51f2 · GitHub